藤田信之
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藤田 信之(ふじた のぶゆき、1940年10月4日-)は、京都府生まれのシスメックス女子陸上競技部監督。京都府立洛北高等学校卒業。
1968年から指導者として活躍。日本レイヨン(現ユニチカ)、ワコール、グローバリーで各陸上競技部の監督を歴任。その間に指導する選手が400mから30kmロードまですべての中距離、長距離種目で日本記録を更新するなど、女子中、長距離のレベルアップに貢献している。
1992年のバルセロナオリンピックには女子10000m、1996年のアトランタオリンピックには女子マラソンで、共に真木和(現姓・山岡)を二大会連続で五輪に出場させている。さらに、2004年のアテネオリンピックでは、女子マラソンにおいて各国の強豪をおさえ、野口みずきが金メダルを獲得した。この快挙は、長年に亘る指導実績が結実したものであり、その指導力は高く評価されている。
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