西武第三球場

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西武第三球場
Seibu Lions Baseball Ground 3
施設統計
所在地	埼玉県所沢市上山口
開場	1980年
閉場	2003年
所有者	西武鉄道
グラウンド	内野：クレー舗装外野：天然芝
照明	なし
設計者
使用チーム、大会
西武ライオンズが練習場として使用（開場～閉場）
収容能力

規模
グラウンド面積：m 両翼：－ m 中堅：－ m
フェンスの高さ

西武第三球場（せいぶだいさんきゅうじょう）は、かつて埼玉県所沢市にあった野球場。西武ライオンズ球場（現西武ドーム）などと同じ敷地内にあり、西武ライオンズが練習場などとして使用していたが、2003年限りで廃止された。

[編集] 歴史

1979年に西武ライオンズ球場、西武第二球場の開場から1年遅れて1980年に開場した。当初は同じ西武グループ傘下のプリンスホテル硬式野球部（社会人野球）が練習場として使用するために建設されたものの、プリンスホテルはほとんど使用せず、主に西武の選手（主にバッテリー陣）が試合前練習などで使用していた。

1997年シーズンまでの屋根が架設される前の西武球場時代、公式戦で西武の選手が本塁打を放ったり西武が勝利した際には名物の花火が上がっていたが、その打ち上げ場所がこの第三球場だった。細谷火工による花火の発射制御台もこの球場に隣接していた。三塁側からネット裏にかけての場外には西武山口線（レオライナー）が通っており、車窓からもフィールドを見る事ができた。ただ、あくまでも練習場であり、第三球場でイースタン公式戦が行われたケースはほとんどない。

西武球場は開場年の1979年から、社会人野球・全日本クラブ野球選手権大会本大会の開催球場となったが、試合の消化効率を改善するため、1987年からは第三球場でも試合が行われた（この措置は1995年まで実施）。

1997年シーズン終了後から1999年春にかけて、西武球場のドーム化工事が行われたのに伴い、第三球場は資材置場として使用された。改築工事が完了した1999年シーズンから再び練習場として使用されたが、観客サービス改善策の一環で敷地内に駐車場を増設することになり、第三球場は2003年シーズン限りで使用を取りやめ、施設を撤去。2004年3月から約600台収容の駐車場となった。現在、バッテリー陣の試合前の練習は第二球場で行われている。