諏訪道彦
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諏訪 道彦(すわ みちひこ、1959年4月14日-)は讀賣テレビ放送株式会社番組本部東京製作局所属のチーフプロデューサー。愛知県豊田市出身。大阪大学工学部卒業。
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[編集] 来歴
1983年に讀賣テレビ放送に入社。同期には森武史がいる。バラエティー番組「11PM」などのディレクターを務めた後、1986年に東京制作局へ異動となり、「ロボタン」からアニメのプロデュースを始めるようになった。これまで「シティーハンター」をはじめ、「YAWARA!」、「金田一少年の事件簿」、「犬夜叉」、「ブラック・ジャック」、「名探偵コナン」、「結界師」などのテレビアニメのプロデューサーを務め、劇場用作品を企画・プロデュースする。
読売テレビでオリジナルビデオアニメ作品やアニメ映画を学生の休み期間中に短期集中で放送する枠「アニメだいすき!」が1980年代に設けられたのは、「アニメの可能性を探りたい」とする諏訪の企画による。1987年の春休みに1日に7時間のアニメを放映して開始。1988年11月には本人のインタビュー映像を含む押井守作品特集を組むなど、関西在住の若いアニメファンに大きな話題となった。
担当作品のキャラクターが描かれたトランクケースを常に持ち歩いてトレードマークとし、その中には詰め込まれる漫画雑誌を週に10冊は読んではアニメ化企画を探す日々という。ヒット企画を次々に生み出すプロデュース能力にはコンテンツに関連したあらゆる業界関係者の大きな注目を常に集めている。
[編集] 担当番組
[編集] アニメ
[編集] 現在
[編集] 過去
- ロボタン
- ボスコアドベンチャー
- シティーハンター
- YAWARA!
- コボちゃん
- 魔法騎士レイアース
- バケツでごはん
- ガンバリスト!駿
- 金田一少年の事件簿
- 犬夜叉
- ブラック・ジャック
- ブラック・ジャック21
- エンジェルハート
[編集] バラエティー番組
[編集] 諏訪道彦をモデルにしたキャラクター
諏訪道彦をモデルにしたキャラクターが、担当したアニメ及びその原作に度々登場している。「名探偵コナン」の「テレビ局殺人事件」では「日売テレビプロデューサー・諏訪道彦(声は若本規夫)」として殺害され(殺害犯は同作に出演した松尾貴史)、「ブラック・ジャック」の「一瞬の目撃者」では「敏腕プロデューサーでありながら爆弾マニアの人間・諏訪道彦」として、爆破犯として逮捕(なお、原作において犯人とされている人物も登場している)されている。他局で放送された作品には、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で原作でもアニメでは名前を変えて「プロデューサー・素輪」として登場している。