赤坂郡
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赤坂郡(あかさかぐん・あかさかのこおり)は備前国・岡山県にかつて存在した郡である。
[編集] 沿革
- 明治11年7月22日 郡区町村編制法施行:郡役所は町刈田村
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行に伴い、以下の町村が発足。(15村)
- 1900年(明治33年)4月1日 - 磐梨郡と合併して赤磐郡となった。
[編集] 古代~江戸時代
- 古くは和気郡の一部や磐梨郡も赤坂郡だった。養老5(721)年頃に赤坂郡・邑久郡両郡から割譲した地域を藤原郡とし、藤原郡が東野郡、藤野郡、和気郡と名称を変え、延暦7(788)年に吉井川以西を磐梨郡として分割した(続日本紀)。
- 郡域に備前国の国分寺と国分尼寺があった(赤磐市西部)。
- 備前国の国府は時代によって変遷しているが、赤坂郡内の赤磐市中心部・西部~岡山市瀬戸町北西部付近にもあった時があるという説もある。また、赤坂郡の郡衙は見つかっていないが同地区にあった可能性もある。