赤岩渡船
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赤岩渡船(あかいわとせん)とは埼玉県熊谷市葛和田と群馬県邑楽郡千代田町赤岩の利根川の対岸同士を結ぶ渡船である。
埼玉県道・群馬県道83号熊谷館林線の代替渡船であり、運賃は無料である。渡し舟は千代田側に居ることが基本となっており、葛和田側から乗る場合にはポールに黄色の旗を揚げて合図する。
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[編集] 使用船舶・運行時間
- 4月1日~9月30日:午前8時30分~午後5時
- 10月1日~3月31日:午前8時30分~午後4時30分
- 千代田丸(定員25名)、新千代田丸(定員14名)
[編集] 沿革
- 現在地での利根川の渡し舟については古くは上杉謙信に関する文献にも登場する。(出典:千代田町公式ホームページより)
- 江戸時代には利根川を往復する水運が発達し、江戸や房総(野田や銚子方面)方面との交通が行われ、赤岩は水深があることから江戸からの大型船の終点ととして、坂東十六渡津に数えられた。
- 明治時代の中頃から後は鉄道等の交通機関が発達したため、、渡船場として機能だけ残った。
- 大正15年に群馬県営となり、昭和24年に群馬県から千代田町へ運営が委託された。
[編集] 関連項目
- 島村渡船
- 小堀渡船
- 富田渡船