長井駅
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長井駅(ながいえき)は、山形県長井市栄町にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。山形鉄道本社のほか、工務区も長井駅構内に置いている。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅で、駅本屋とは構内踏切で連絡している。
改札口は無く、ホームには自由に入ることができる。 両方とも赤湯方面、荒砥方面への発車が可能であるが、通常は1番線を今泉・赤湯方面、2番線を荒砥方面ののりばとして使用している。 側線には保線用モーターカーの車庫がある。モーターカーの車庫に隣接して旧貨物ホームが残る。 また、西側には縮小されながらも防雪林が残る。
社員配置駅。旅行センター、自動券売機、待合所、ギャラリーが駅舎内部におかれている。
のりば
- 1番線 今泉・宮内・赤湯方面
- 2番線 荒砥方面
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1914年(大正3年)11月15日 - 長井軽便線梨郷~長井間開通と共に開業。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月25日 - 山形鉄道へ移管。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
[編集] その他
- 「開業当時からの面影を残すかわいらしい駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
- 天井の高い木造駅舎。駅舎内は改装され、旧事務室部分は現在「ギャラリー停車場」となり、市民の憩いの場となっている。これは、フラワー長井線のCTC化の際、駅の無人駅化が計画されたためで、その後長井市の観光協会が入居し、窓口業務も観光協会に業務委託された。なお現在は観光協会が移転しギャラリーとなり、駅業務も山形鉄道直営に戻っている。
- 巨大壁画
- ホームの西側に、巨大な壁画が飾られている。これは長井青年会議所40周年記念事業として平成17年8月に完成したもので、長井の名物などいろいろなものが市内の小・中学生によって描かれている。
[編集] 山形鉄道旅行センター
営業は祝日、年末年始を除き朝9時から夕方5時30分までとなっており、フラワー長井線の乗車券・回数券・定期券等の切符のほか、関連グッズを発売している。なお、旅行センター発売のフラワー長井線乗車券・入場券は硬券である。 また、JR東日本と提携しておりJR全線の乗車券・特急券等、さらにパック旅行も取り扱っている。ただし、JR券の発券は夕方5時までとなっている。さらに日曜日はJR端末が稼動しないためフラワー長井線の乗車券・定期券等の発売のみとなっている。
- 喫茶 停車場
- 旅行センターでコーヒーを販売している。喫茶の営業は朝10時から夕方4時までとなっている。
- また平日は市内のパン屋のパンも販売している。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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