電磁パルス
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電磁パルス (electromagnetic pulse) は、高々度核爆発や雷などによって発生する、パルス状の電波。EMPと略す。
核爆発のばあい、強烈なガンマ線が高層大気と相互作用することによって発生する。
電磁パルスは、ケーブル・アンテナ類に過剰な電流を流し、それらに接続された電子回路を焼き切ってしまう。軍事用の電子装置には、金属箔でケーブルをシールドする、過負荷が予想される箇所に真空管を使うなど、電磁パルスに対する防護措置がされているものもある。特に、爆撃機や核ミサイルは、自らの発射した核爆弾や、同じ目標に先行する核爆弾に破壊されないよう、防護措置がされていることが多い。
原理的には、核爆発を起こさなくとも、コンデンサなどを使い電磁パルスを発生させることが可能である。そのため、非破壊・非殺傷兵器として敵の電子装備を麻痺させるEMP爆弾などが考案されている。アメリカ軍が開発を進めているといわれるが、公式には実用化はされていない。
[編集] 電磁パルスが登場するフィクション
- 小説
- 3001年終局への旅(数百年前に起きた出来事として間接的に語られるのみ)
- 東京地獄変
- ドラマ
- ダークエンジェル
- 24 -TWENTY FOUR-シーズンIV
- 映画
- アニメ
- ゲーム
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