高橋岩和
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高橋 岩和(たかはし いわかず、1946年 - )は経済法の法学者。明治大学法科大学院教授。法学博士(早稲田大学)。
日本経済法学会理事。神奈川県消費者被害救済委員会会長。公正取引委員会独占禁止法研究会委員、企業取引研究会委員等を歴任。
専門は日本独占禁止法及びドイツ競争法であり、経済法分野の権威の一人である。 GATT・WTO法、消費者法、知的財産法等も幅広く研究し、経済法という学問領域を確立するのに貢献した。
早稲田大学大学院時代は宮坂富之助に師事した。 ドイツにて在外研究を行い、後掲『ドイツ競争制限禁止法の成立と構造』を完成させている。 ドイツ競争法の研究においては、右に出る者はいないと評される。 現在、明治大学、早稲田大学、神奈川大学で教鞭をとっており、ゼミナールを重視して教育に力を注いでいることでも知られる。
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[編集] 学歴
- 1972年 早稲田大学法学部卒
- 1979年 早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学
- ドイツにて長期在外研究。
[編集] 略歴
[編集] 業績
- 共著『アジアの競争法と取引法制』法律文化社(2005)
- 共著『現代経済と法構造の変革』三省堂(1997)
- 単著『ドイツ競争制限禁止法の成立と構造』三省堂(1997)
- 共著『現代経済法―日本経済の法構造』三省堂(1995)
- 共著『協同組合と法』三省堂(1993)
- 共編『経済法資料集ⅠⅡ』成文堂(1981)
- その他、論文・論稿等が多数発表されている。