高田潤
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高田 潤(たかだ じゅん、1980年11月3日 - )は日本中央競馬会(JRA)の騎手である。大阪府出身。栗東トレーニングセンターの松田博資厩舎所属。
[編集] 来歴
1999年3月6日、中京競馬第1競走でデビュー(ヤマカツロバリーに騎乗し14頭立ての7着)。
この年の6月5日、中京競馬第5競走でブイクリッパーに騎乗した際に、1レースで2度落馬しながら再騎乗して完走という珍しい記録を樹立した。
初勝利は同年6月12日の中京競馬第1競走のエアウィンスレット 。
2001年に小倉サマージャンプで障害の重賞(J・GIII)を初制覇するなど、主に障害レースでの活躍が目立っている。平地重賞は、2006年神戸新聞杯でドリームパスポートに騎乗して初勝利を挙げた。同馬には2006年皐月賞でも騎乗し、2着に好走している(この時はミルコ・デムーロの騎乗停止処分による乗り替わりであった)。
アドマイヤドンらの調教をつけるなど、「調教名人」「仕上げのプロ」と言われる。高田が調教をつけた馬は、有力騎手らからの定評がある。
また、同じ週に行われる平地と障害のGI(2006年4月15日中山グランドジャンプ・アズマビヨンド騎乗、4月16日皐月賞・ドリームパスポート騎乗)に、両方騎乗した騎手は高田が初めてである。