鳥羽水族館
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鳥羽水族館(とばすいぞくかん、TOBA AQUARIUM)は、三重県鳥羽市に本拠地を置く、世界屈指の規模を誇る水族館である。自然の環境を再現したゾーンが8つあり、それらには、850種類20000点もの海や川の生き物が飼育・展示されている。
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[編集] 歴史
1955年に日本で26番目の水族館としてオープン。
当初は現在地より西寄りにあったが、手狭になったため、神鋼電機旧鳥羽工場用地だった現在地を譲り受け1990年に移転した。
オープン以後、多くの家族連れらが訪れ、通算5000万人という、全国最多入館者数を誇っている。
社会教育施設として文部科学省の博物館の指定を受け学術研究にも努めている。
絶滅の危機にある希少海洋生物の保護・育成にも力を入れており、スナメリの赤ちゃん誕生、日本初のラッコ2世の誕生、ジュゴンの世界唯一飼育記録も更新中である。
[編集] 館内
- パフォーマンススタジアム - 人気のアシカ達のショーを見せてくれる。
- 海獣の王国 - オットセイやアザラシといった海獣を飼育・展示している。
- 人魚の海 - ジュゴンを展示。
- 古代の海 - カブトガニ、オウムガイ、ハイギョなどいわゆる生きている化石を展示。シーラカンスの映像展示もある。
- コーラルリーフダイビング - 熱帯魚や、ウミガメ、サンゴを公開。
- 伊勢志摩の海・日本の海 - スナメリやカニ・ウツボなど、日本近海や伊勢湾に生息する生き物を公開。
- 日本の川 - ヤマメなど日本の河川に生息する魚を展示。
- ジャングルワールド - マナティやピラニアなど、アマゾン川や流域のジャングルに住む生き物を紹介。
- 極地の海 - ラッコやバイカルアザラシなどを展示。
- 他