鵡川町
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鵡川町(むかわちょう)は北海道南部、胆振支庁管内勇払郡に設置されていた町。 キャッチフレーズは、「ししゃもとタンポポの町」であった。
目次 |
[編集] 地理
町の範囲は、東経141度52分50秒~142度08分31秒、北緯42度31分31秒~42度39分08秒であった、
- 山 :
- 河川 : 鵡川、入鹿別川、湯の沢川、イクベツ沢川、モイベツ川、珍川
- 湖沼 :
[編集] 隣接していた自治体
[編集] 歴史
- 市町村名の由来
- アイヌ語の「ムカッ・ペッ」=「川尻のたえず動く」という名からとった説と「ムツクアツ」=「つるにんじんの多いところ」という言葉がなまったとする説とされている。
[編集] 沿革
- 1895年 鵡川村戸長役場が苫小牧村戸長役場から分離
- 1915年 二級町村制施行、鵡川村
- 1953年 町制施行、鵡川町
- 1980年 穂別町と境界変更
- 1995年 開基100年
- 1995年7月8日 富山県庄川町(現・砺波市) と姉妹友好都市締結。
- 2003年8月10日 日高自動車道鵡川IC開通
- 2004年5月6日 鵡川町・穂別町法定合併協議会が設置される。
- 2005年3月23日 合併協定書に調印。
- 2005年3月30日 北海道知事に廃置分合申請書を提出。
- 2005年3月31日 合併協議完了に伴ない,協議会を解散
- 2005年7月1日 北海道議会において鵡川町と穂別町の廃置分合(合体)議案可決。
- 2005年8月19日 穂別町との廃置分合について総務大臣告示。
[編集] 行政
[編集] 町長
- 山口憲造 1999/5~2006/3/27
[編集] 経済
[編集] 産業
- 農業は米・野菜・花卉・乳牛・肉牛・軽種馬と多様。
- 鵡川下流域ではシシャモが漁獲され、鵡川町は「シシャモの町」として知られる。
[編集] 鵡川町に本社を置く企業
- ワーカム北海道(自動車関連)
- もともとはいすゞ自動車のテストコースだったが、いすゞから独立した。現在はいすゞの新型車の開発やイベント等に使用されている。
- ちなみに社名の由来は町の名前である「むかわ」を逆さ読みにしたもの。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 教育
- 高等学校
- 中学校
- 鵡川
- 小学校
- 鵡川中央、宮戸、生田
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] バス
[編集] 道路
- 高規格幹線道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道10号千歳鵡川線
- 北海道道59号平取厚真線
- 北海道道74号穂別鵡川線
- 北海道道575号鵡川停車場線
- 北海道道983号米原田浦線
- 北海道道1046号鵡川厚真線
- 道の駅
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 催事
- 5月下旬 たんぽぽフェスティバル
- 8月上旬 農協まつり
- 8月20日前後 商工まつり
- 8月23・24日 鵡川地蔵まつり
- 11月上旬 ししゃも・あれとぴあin鵡川
[編集] 鵡川町民憲章
(昭和60年9月12日制定)
- わたくしたちは、雄大な太平洋と清流の鵡川、緑豊かな自然につつまれた鵡川町の町民です。
- 先人の偉業に感謝し、たがいのしあわせと、住み良い豊かなまちをつくるためこの憲章を定めます。
- (本文)
- 1 仕事に誇りをもち、心とからだをきたえて
- むつまじく、元気に働き
- 感謝と思いやりをもち
- 若い夢と力を育てる
- 楽しい家庭を作りましょう。
- 1 いたわりと活力の輪をひろげ
- 向かいも隣も助け合い
- 考える力を磨きあげ
- わたしも君もきまりを守る
- 明るい社会を作りましょう。
- 1 自然を愛し、文化を育て
- 無理やむだなく施設をいかし
- 川や緑を友として
- 和して良き伝統が生きる
- 豊かな郷土を作りましょう。