鹹水
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鹹水(かんすい)
- 塩辛い水のこと。海水。対義語である塩辛くない水のことは淡水と呼ぶ。鹹水は塩化ナトリウムの濃度が淡水に比べて著しく高い。鹹水の中でしか生きられない魚介類を鹹水魚という。
- 天然ガスを溶存する地下水のこと。地上へ揚水することで減圧させ、その圧力差で天然ガスを回収する。揚水量が多く、地盤沈下の原因とも考えられていることから、地下へ再び戻す(人工涵養)ことも行われている。また千葉県のかん水はヨードを多く含む。この千葉産ヨードは、ヨード欠乏症の国々に対する世界的産出地として知られている。
- ラーメンに用いる麺、ワンタンの皮などを作る際に用いるアルカリ水(食品添加物)のこと。以下食品添加物として説明を記述する。