黒木博
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒木 博(くろき ひろし,1907年2月10日 - 2001年12月24日)は、元宮崎県知事。宮崎県宮崎市出身。
宮崎県立高鍋農学校(現・宮崎県立高鍋農業高等学校)、宇都宮高等農林学校(現・宇都宮大学)卒。災害に強い品種の開発やSAP(農業繁栄のための学修活動)を提唱するなどして現在の農業県の地位を確立させたこと、景観・環境にいち早く目をつけ条例を制定し岩切章太郎とともに宮崎を一大観光地に育てたことが主な実績である。アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞や勲一等瑞宝章を受章した。
[編集] 経歴
- 1927年 宮崎県庁入庁
- 1948年 宮崎県民政労働部長
- 1951年 農林大臣秘書官
- 1955年 宮崎県総務部長
- 1955年 宮崎県副知事
- 1959年 宮崎県知事選挙に初当選
- 1979年 6期目当選後まもなく、受託収賄の疑いで逮捕され辞職
- 1988年 無罪確定
- 1991年 勲一等瑞宝章受章
[編集] 関連項目
宮崎県知事 | ||
第3代 二見甚郷 |
第4 ‐ 9代 1959 ‐ 1979 |
第10代 松形祐堯 |
カテゴリ: 宮崎県の政治家 | 都道府県知事・市町村長 | 1907年生 | 2001年没