13階段
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13階段(じゅうさんかいだん)は、高野和明原作の小説、及び同名小説を原作にし、2003年2月8日に公開された日本映画。
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[編集] 小説
ミステリー小説の大きな栄誉である第47回江戸川乱歩賞を選考委員の満場一致で受賞し話題となった。
[編集] 映画
監督に「ココニイルコト」、「ソウル」の長澤雅彦をむかえ、原作に映画的要素を大幅に取り入れることで緊迫感溢れるミステリーは、「命の尊厳」や「償い」といったものを考えさせられる、より深みのある人間ドラマとなった。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
「タンポポがきれいだった。」ひとことを残して絞首台に消えた死刑囚。一方、犯行当時の記憶を失ったまま状況証拠から死刑が決まり、執行の日を待つ死刑囚がいた。その事件の真相を探り、限られた時間内で無実を証明しようとする2人の男たち。真犯人は果たして誰なのか?真犯人を探す、という主軸があり、その事件に関連して三上の過去も明らかになっていく。 人間の生と死を、加害者、被害者、死刑執行官という視点から描く。徐々に心を開いてく青年を演じる反町隆史。卓越した演技の山崎努。 真夏の雰囲気と、ストーリーのコントラストも絶妙で、引き込まれる。