Aリーグ
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Aリーグは2004年の11月に発足されたオーストラリアのサッカーリーグである。前身はオーストラリアン・ナショナルサッカーリーグ。2006年現在は現代自動車がリーグスポンサーにつき、ヒュンダイ・Aリーグと呼称している。
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[編集] Aリーグへの参加チーム
チーム名 (アルファベット順) ー ホームタウン
- アデレード・ユナイテッドFC ;アデレード
- セントラルコースト・マリナーズFC ;ゴスフォード
- メルボルン・ビクトリーFC ;メルボルン
- ニュージーランド・ナイツFC ;オークランド, ニュージーランド
- ニューカッスル・ジェッツFC ;ニューカッスル
- パース・グローリーFC ;パース
- クイーンズランド・ロアーFC ;ブリスベン
- シドニーFC ;シドニー
[編集] レギュレーション(2006-07シーズン)
[編集] チーム編成について
- 各クラブは20人まで選手を保有できる。その際、20歳以下の選手を2人以上保有しなければならない(05-06シーズン時から1人分減らされた)。
- 年俸に関してサラリーキャップ制度を導入しており、チーム全員の年俸合計が160万$A以下(日本円にして約1億4000万円)と定められている。ただし集客力の向上のため、サラリーキャップ制の制限を受けずに年俸を設定できるマーキープレーヤー(marquee player)を各クラブ1人獲得可能である。
- なお、Aリーグでは外国人枠は設けられていない。
[編集] レギュラーシーズン
- 加盟全8チームによる3回戦総当り(全21節、84試合)の1シーズン制。勝ち点の多さにより順位を決定。
- 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方1点、負け0点。同点の場合、得失点差→総得点→直接対決成績→直接対決時の総得点→累積退場回数の少なさ→累積警告数の少なさ→コイントスの順で順位を決定する。
- 上位4チームがレギュラーシーズン終了後に行われるファイナルシリーズに進出する。
[編集] ファイナルシリーズ
- リーグ戦上位4チームがページシステムトーナメントによりシーズン総合優勝チームを決定する。トーナメントでは全試合アウェーゴールを採用したホーム・アンド・アウェイ方式で行われる。
- まず、準決勝でリーグ1位と2位が(この試合をAとする)、3位と4位が(Bとする)それぞれ対戦。Aの勝者はグランドファイナルへ、Bの勝者とAの敗者はプレリミナリーファイナルへ進む。Bの敗者はその時点でシーズン4位決定。
- プレリミナリーファイナルでの勝者はグランドファイナルへ進出、敗者はその時点で3位決定。
- グランドファイナルでの勝者がシーズン総合優勝チームとなる。
[編集] ACL出場の条件
2006年にAFFがOFCからAFCへ転籍したことで、Aリーグに所属するクラブが2007年度からACLへ参加することが可能になった。出場条件を以下に示す。
- レギュラーシーズンの優勝クラブ
- ファイナルシリーズ・グランドファイナルの勝者
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- 該当クラブが重複した場合は、ファイナルシリーズ2位クラブがACLに出場する。