Anime TV
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Anime TV(アニメティーヴィー)は、テレビ神奈川とSKY PerfecTV!のチャンネル・CS GyaO(旧名: カミングスーンTV)で放送されているアニメ情報番組。製作はアニメ関連のテレビ番組制作を手がける株式会社エイアンドジー。
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[編集] 概要
1999年4月より徳間書店のアニメ雑誌「Animage」(当時の表記。現表記は「アニメージュ」)が制作に協力するアニメ情報番組・「Animage TV」(アニメージュティーヴィー)としてスタートした。2000年10月よりスポンサー変更に伴い、番組タイトルを現名称「Anime TV」に変更、現在に至る。
2004年4月からはCS放送局・カミングスーンTV(現: CS GyaO)で放送開始(それ以前はキッズステーションで放送していた)。地上波ではtvk以外で放送されていないこともあり、南関東以外などのtvk非視聴地域の人はこの番組のためだけにCS GyaOに契約する者もいるという。
放送開始当初は某テレビスタジオのミキサー室をスタジオに使用していたが、2004年ごろから都内のバーやカラオケボックスで放送するようになり、現在は本番組のメインスポンサーの1社であるカラオケボックスチェーン・パセラの店舗にて番組を収録している。
[編集] 出演者
- 司会者
司会は、声優の山本麻里安が「Animage TV」当時から一貫して務めている。
- レポーター
2004年3月までは、声優の中原麻衣がレポーターとして出演していた。
2004年4月より二代目レポーターとして(番組でのお披露目は3月)、声優志望の2名、藤田咲子(2005年9月藤田咲に改名)と佐藤奏美を起用。藤田咲は2006年7月でレポーターを卒業した。
[編集] スタッフ
- 演出: 飯村浩之(株式会社エイアンドジー)
- 構成・ディレクター: 金田仁(株式会社エイアンドジー)
- 技術協力: マリポーサカンパニー
- 衣装協力: 原宿エルメ
- 制作補: 本橋琢磨(株式会社エイアンドジー)
- プロデューサー: 大塚勤(株式会社エイアンドジー・代表取締役社長)
- 製作著作: 株式会社エイアンドジー
[編集] エンディングテーマ
「Anime TV」になって以降の番組エンディングテーマ曲は以下の通り。並びは使用順。
メインスポンサーの1社であるパイオニアLDC→ジェネオン エンタテインメント系列所属アーティストの曲が定期的に変更されながら使われている。ただし1. 2. 4.は、当時のもう一つのメインスポンサーであった徳間書店の系列社・徳間ジャパンコミュニケーションズ所属アーティストの曲。
- review ~もしも神様がいるのなら~ (歌: Fancy Free Flamingo)
- ひまわり (歌: 飯塚雅弓)
- アフタースクール after school (歌: とりおまてぃっく)
- 恋の色 (歌: 飯塚雅弓)
- 揺らぐことない愛 (歌: 田村直美)
- proof of life (歌: 石田燿子)
- 星めぐり (歌: 折笠富美子)
- 羽 (歌: KOTOKO)
- お世話します (歌: 吉住梢・門脇舞・吉川由弥)
- 鼻歌(はみんぐ)でいず♪ (歌: 川澄綾子・清水愛)
- Re-sublimity (歌: KOTOKO)
- 螺旋のプロローグ (歌: 清水愛)
- Olive (歌: 奥井雅美)
- 情熱の女神 (歌: 石田燿子)
- 硝子の靡風(がらすのかぜ) (歌: KOTOKO)
- Flower (歌: 折笠富美子)
- metamorphose (歌: 高橋洋子)
- 蜜 -mitsu- (歌: 奥井雅美)
- seed (歌: 川田まみ)
- OUTRIDE (歌: アニサマフレンズ)
- 最高の片想い (歌: タイナカ サチ)
- Chercher ~シャルシェ~ (歌: KOTOKO)
- 会いたいよ。 (歌: タイナカ サチ)
- 天壌を翔る者たち (歌:Love Planet Five)
[編集] OVA本編の先行放送
2002年より不定期に、東芝デジタルフロンティアとパイオニアLDC(2003年10月よりそれぞれ東芝エンタテインメントとジェネオン エンタテインメントに)が製作に関わるOVAの先行放送を、この番組の枠を1週分まるまる乗っ取って実施している。
放送実績は以下の通り。日付はテレビ神奈川での放送日。
- 第96回放送(2002年8月3日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.1
- 第109回放送(2002年11月2日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.2
- 第152回放送(2003年8月30日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.3
- 第167回放送(2003年12月13日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.4
- 第180回放送(2004年3月13日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.5(前編)
- 第181回放送(2004年3月20日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.5(後編)
- KARTE.5は通常の番組の枠内で2週に分けて放映された。
- 第204回放送(2004年8月28日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ』 おぺ.1
- 第222回放送(2005年1月1日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』 KARTE.1(再放送)
- 第232回放送(2005年3月12日) 『撲殺天使ドクロちゃん』 第1話・第2話
- 第241回放送(2005年5月14日) 『撲殺天使ドクロちゃん』 第3話・第4話
- 第250回放送(2005年7月16日) 『撲殺天使ドクロちゃん』 第5話・第6話
- 第255回放送(2005年8月20日) 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ』 おぺ.2
- 第258回放送(2005年9月10日) 『撲殺天使ドクロちゃん』 第7話・第8話
- 第284回放送(2006年3月18日) 『大魔法峠』 第1話・第2話
- 第297回放送(2006年6月17日) 『大魔法峠』 第3話・第4話
- 第314回放送(2006年10月14日) 『大魔法峠』 第5話・第6話
- 第336回放送(2007年3月17日) 『大魔法峠』 第7話・第8話
この枠で放映された『小麦ちゃん』『ドクロちゃん』『大魔法峠』の3タイトルは「邪道魔法少女三部作」と総称されている。
[編集] Anime TV + PLUS
2003年7月と2004年1月の2回、『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』のPRを兼ね、「Anime TV + PLUS」という番組名の特別版が放送された。本番組とは別の放送時間枠を確保しての特別番組で、放送局はテレビ神奈川のほか、本番組は放送していない千葉テレビ放送とテレビ埼玉の計3局。CSでの放送はなかった。
司会は『小麦ちゃん』主演の桃井はるこ。この特別版には山本麻里安は一切登場しなかった。
[編集] トピックス
- 山本麻里安とはラジオや雑誌のグラビアで共演したことがあり、視聴者からも出演や特集を熱望されている堀江由衣は、意外にも一度もこの番組に登場したことがない。これはこの番組自体が、堀江が主に出演しているスターチャイルド(キングレコードのアニメ部門)絡みのアニメ作品を全く紹介していないことが一因と考えられる。
- (本番組が紹介する作品は、番組スポンサーのジェネオン関連作品が多い)
- また同じくキングレコード所属の水樹奈々もこの番組にゲスト出演したことがないが、水樹の新曲が発売される際には発売前に曲のPVが必ずこの番組で放映されている。
- 2005年12月から2006年6月までの7ヶ月間、一部の回を除きエンディングトークが放送されなかった。しかし、2006年7月より再びエンディングトークが毎週放送されるようになっている。