Can't Stop!! -LOVING-

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Can't Stop!! -LOVING-
SMAP のシングル
リリース	1991年 9月9日
ジャンル	J-POP
レーベル	ビクターエンタテインメント
チャート順位
2位 (オリコン)
売上枚数
累計売上15万枚 (オリコン)
SMAP 年表
	Can't Stop!! -LOVING- (1991年)	正義の味方はあてにならない（1991年）

Can't Stop!! -LOVING-（キャントストップラビング）は、1991年 9月9日にビクターエンタテインメントよりリリースされたSMAPのデビューシングル。

[編集] 概要

1988年当時、男性アイドルの頂点にいた光GENJIのバックを主要活動としてスケートボーイズが12人編成で結成され、同年4月、そのうちの6人でSMAPが結成される。それから3年5ヶ月後の9月9日、今シングルでCDデビューをはたす。世間ではこの日を「SMAP誕生の日」としていて、各メディアはライブの映像とともにして毎年ニュースにしている。
SMAPのデビューは彼らの後輩に当たるTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐、NEWS、KAT-TUNなどのデビューとは比較的に華やかでなかったと言える。事実、前述した6グループのデビューシングルは自身最高の売り上げを記録していて、広く認知されているものに限るが、それが現在でもアイドルデビューの通例である（モーニング娘。や関ジャニ∞などの例外はある）。しかしSMAPのデビューシングルである今作は累積売上枚数15万枚(SMAPのシングル40作品でワースト5位)と苦慮していたのが事実である。彼らは1991年の1月からコンサート活動を開始しているがメンバーの草彅剛は会場の空席が目立ったデビュー当初はきつかったと発言している。
『Can't Stop!! -LOVING-』は1988年4月から現在も放送している文化放送のラジオ番組「STOP THE SMAP」のオープニング、およびエンディングのBGMとして使われている。但し使われいるのはカラオケ・ヴァージョン。
作詞は2007年現在、SMAPの楽曲の作詞に最も関わっている人物である森浩美が担当。作曲のJimmy Johnsonも今作はこの名義で、後に馬飼野康二名義と使い分けて多くのSMAPの作品に参加する。
曲風は明るく活気があるもので詞や曲、編曲の面から1980年代の楽曲を引きずっていて一昔前の昭和のアイドルを思わせる。明らかに現在の楽曲ではない。また、この曲の中で童謡として多くの人に認知されている『きらきら星』をモチーフとした部分を聞ける。
メンバーが変声期を迎える前の楽曲であるため現在のSMAPの声とは全く異なっている。そのため個々にソロパートは与えられておらず、1曲を通して6人全員で歌っている。これは少年である彼らの声量や声質を考えた結果であると思われる。
後に脱退する森且行の件などが絡んできてこの曲を歌う6人の姿をテレビ番組で見れることは少なくなっている。また、さほどヒットしなかったことも相俟って国民的アイドルの地位を築いているSMAPのデビューソングとしては一般の認知はかなり低いと言える。しかし、2005年のライブのファイナルではスペシャルアンコールの際にこの曲を歌うなどしていて（ライブDVDに収録）メンバーには特別な思い入れがあるようである。
この曲でNHK紅白歌合戦の初出場を決めて、現在でも事務所の限られた出場枠の中でその座を維持している。
『SMAP MEDLEY』の内容は『SMAP』、『つれないよ』、『踊り明かせば』、『SMAP No.5』、『BANG-BANG-BANG』の5曲。
『Can't Stop!! -LOVING-』においては1992年 1月1日発売のアルバム『SMAP 001』、2001年 3月23日発売のベストアルバム『Smap Vest』にも収録されている。