J-SH53
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J-SH53は、シャープが製造し、J-フォン(Vodafone、ソフトバンクモバイル)が販売していたPDC通信方式の携帯電話端末である。なお非接触ICカード搭載のJ-SH53Xも存在する。ただし、展示の為試作されたデモ機のため販売はされていない。 03年6月リリース。
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[編集] スペック
- サイズ:約50×約98×約24mm(幅×高さ×厚さ)
- 質量:約115g(電池パック装着時)
- 連続通話時間:約120分
- 連続待受時間:約430時間(クローズポジション時)
- 充電時間:約110分(急速充電器使用時)
- モバイルカメラ:100万画素CCD
- 液晶:2.4インチQVGA
- 外部メモリ:SDメモリカード
- ミュージックプレイヤー
- 赤外線機能
[編集] 特徴
携帯電話としては世界初の100万画素(厳密には約98万画素)CCDカメラを搭載し、ケータイカメラの高画素化の先駆けとなった。他にも2.4インチQVGA液晶、ミュージックプレイヤーなど、当時の最先端の機能を多く取り入れた。そのため人気が高く、発売当初から入手困難な状況が続いた。また、J-フォンからボーダフォン(現・ソフトバンクモバイル)への移行が既に決定していたため、端末には「Vodafone」ロゴが記されている。
[編集] カラーバリエーション
- スリックシルバー
- ダークブラック
- シャインベージュ
[編集] 付属品
- 電池パック
- 急速充電器
- 卓上ホルダー
- SDメモリカード8MB
- ステレオヘッドホン
- アナログ変換ケーブル
- 光デジタル変換プラグ