MIAT モンゴル国営航空
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MIAT モンゴル国営航空 | ||
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IATA OM |
ICAO MGL |
コールサイン Mongol Air |
設立日 | 1954年 | |
ハブ空港 | チンギスハーン国際空港 | |
マイレージサービス | MIAT Mileage Program | |
保有機材数 | 機 | |
目的地 | 7都市 | |
本拠地 | ウランバートル | |
代表者 | Baltav Tsogoo (CEO) | |
ウエブ: http://www.miat.com |
MIAT モンゴル国営航空(MIAT Mongolian Airlines、モンゴル語:MИАТ-Монголын Иргэний Агаарын Тээвэр)は、首都ウランバートルを本拠地としている、モンゴル国の国営航空会社である。この航空会社は広範囲にわたる国内路線ネットワーク及び拠点としているチンギスハーン空港 (w:Chinggis Khaan International Airport、空港コード:ULN) から国際線定期便サービスを運行している。
座席クラスはブルースカイ(C)とエコノミー(Y)の2種類。 リコンファーム(予約再確認)が必要な航空会社なので、利用の際には注意が必要である。
目次 |
[編集] 歴史
MIATモンゴル航空はアエロフロートからの支援を受けて設立され1956年7月7日に運行を始めた。この航空会社は総従業員数1034人を雇用している。長らくモンゴル国内だけで就航していたが、1986年に国際線を初めて開設した。
1996年にウランバートル~大阪便(現在夏季のみ)をボーイング727を用いて開設、日本に初めて乗り入れる。2002年春にはウランバートル~東京便を開設した。
[編集] サービス
この航空会社は以下の路線を運行している (2005年12月現在):
[編集] 国際就航路線
- ウランバートル~東京(ソウル経由) 週1便(月・金曜)-成田~ソウル間のみの利用はできない。
- ウランバートル~大阪 夏季のみ就航
- ウランバートル~ソウル 週3便(月・水・金曜)
- ウランバートル~北京 週5便(月・火・水・金・土曜)
- ウランバートル~イルクーツク 週2便(月・木曜)
- ウランバートル~ベルリン(モスクワ経由) 週2便(木・日曜)
[編集] モンゴル国内就航路線
- ウランバートル~ダランザドガド 週2便(火・金曜)
- ウランバートル~アルタイ(Arvaikheer経由) 週2便(水・日曜)
- ウランバートル~ムルン 週1便(水曜)
- ウランバートル~ホブド・ブルガン(ムルン,ホブド経由) 週1便(土曜)
[編集] 保有機材
MIATモンゴル航空の機材は以下の航空機で構成される (2005年1月現在):
かつて使われていた3機のボーイング727-200は、全日空から大韓航空を経てMIATモンゴル航空に渡り、全日空から海外へ売却後も日本へ国際線の航空機として頻繁に飛来していた(ちなみに、需要の少ない冬季に大阪・伊丹空港に整備のため飛来していた)
- 2002年9月23日に放送された「スーパーテレビ情報最前線」の「実録ドラマスペシャル よど号ハイジャック事件 史上最悪の122時間」は、当時退役間近だったMIATの727で撮影された。