MJ-12
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MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ、Majestic 12)とは宇宙人に関する調査あるいは宇宙人との接触や交渉を行ってきた、12人からなる米国政府の秘密委員会の名称である。重要なのは、1980年代に流布された、この委員会が取り扱ってきたとされる宇宙人に関する一連の情報である。
この委員会の存在の真偽及びこの委員会に関連する宇宙人情報の真偽については、本質的に立証不可能である。ただ、一時期において、ある程度の規模で、このような情報が流布されたという位置づけでの説明・情報提供となる。
[編集] MJ-12関連の宇宙人情報
推測も含め、一連の情報は、時系列順におよそ以下のような内容である。
[編集] ロズウェル事件(1947年)
- ロズウェルでUFOの墜落があり、身長1.2m程度の3~4体の宇宙人の死体が回収された。1体は生存しており、数年間生きたとか、1980年の宇宙人との会見時まで生き、その際に宇宙人側に引き渡されたともいわれる。その宇宙人は地球人とはまったく異なるものであり、映画「E.T.」に登場した宇宙人をやや恐ろしくしたような外観だった。通称グレイと呼ばれる。
[編集] MJ-12設置(1947年)
- この問題に対処するためトルーマン大統領は MJ-12委員会を設置した。
[編集] ニューメキシコ州(1947年)
[編集] MJ-12と宇宙人のコンタクト(1954年頃)
- MJ-12は、宇宙人の高度な科学技術を入手しようと、宇宙人と交渉を開始した。
- 人間型の宇宙人は高度な技術の提供と引換えに核廃絶を要求してきた。MJ-12はこれを拒絶した。
- グレイは、高度な技術と引換えに、遺伝子実験のための牛や人の誘拐を黙認することを要求してきた。MJ-12 はこれを受諾した。
- グレイの使者はクリルといい、クリルは、地球人を創造したのは自分たちであると主張し、キリストも彼らがつくったものであると主張した。
- グレイは、放射能等の影響でDNAが変質しはじめており、DNAの変質を食い止めるため、人間の体成分・体組織が必要と主張した。そのために、牛や人を誘拐し実験することが必要との主張である。
[編集] ケネディ、アポロ計画発表(1961年)
- 月にあるといわれたグレイの基地へ使者を派遣するための計画だったともいわれる。
[編集] ケネディ暗殺(1963年)
- ケネディがグレイの存在を公表しようとしたためともいわれる。
- 実行犯は、車の前席にいた運転手との説がある。
[編集] キャトル・ミューティレーションの公式報告(1967年)
- キャトル・ミューティレーション現象がコロラド州で報告される。
[編集] アポロ13号燃料タンク爆発事故(1970年)
- アポロ13号が燃料タンク爆発事故で、計画変更・帰還を余儀なくされた。核爆弾で月のグレイの基地を破壊するのが目的だったが、グレイの妨害によって事故となり、これ以降月の基地への攻撃は断念されたといわれる。
[編集] アニマルミューティレーション増加(1973年)
[編集] 映画「未知との遭遇」公開(1977年)
- 宇宙人の存在について、人類にショックを与えないように、予備情報を与える目的で作成された映画で、基本的には実話ともいわれる。グレイとの、最初のコンタクトについて描いたもの。
[編集] ブルーブックリポートNo13(1977年)
- ブルーブックリポートNo13が、アメリカ空軍の一介の情報部員に渡された。そこでは、米国政府と宇宙人の接触について述べられており、グレイのやや大型サイズであるラージノーズグレイや、やや小型サイズであるリトルグレイ、その他、MJ-12が接触したものとして、背が高くブレンドの人間そっくりの宇宙人(ノルディック)や人間そっくりでオレンジ色の髪の宇宙人その他いろいろな宇宙人がいたと記されていた。
- また、宇宙人の解剖写真、生きている宇宙人の写真、UFO内部の写真などもあったという。
[編集] 米国で情報公開法訴訟(1978年)
- 情報公開法に基づく訴訟の結果、CIAのUFO情報の一部が公開され、1947年頃にUFOの墜落事件があったらしいことや、米国政府がUFOの調査・研究を行う傍らで、国民の関心を削ぐための、情報操作・世論操作を行ってきたことが明らかになった。
[編集] グレイと米国の密約交渉(1980年)
- グレイと米国の間で、いわゆる密約がなされ、グレイは巨大な遺伝子実験場を要求。
[編集] 映画「E.T.」公開(1982年)
- 人類がパニックを起こさないよう、「宇宙人は平和的である」との教育・イメージづくりのために作成されたといわれる。
[編集] テレビ映画「V ビジター・宇宙からの訪問者」(1983年)
[編集] ダルシー地下実験場の内部情報(1985年頃)
- ダルシー地下実験場からの内部情報として、地下に宇宙人の遺伝子工学実験場があり、人の解剖・人のマインドコントロール・奇怪な動物の作成等が行われているとの情報があった。
[編集] スペースシャトル・チャレンジャー燃料漏れ爆発事故(1986年)
[編集] MJ-12文書公表(1987年)
- 米国のUFO研究家のもとに、MJ-12に関する資料が届けられた。資料は、1952年に作成されたものの写しであり、当時における次期大統領アイゼンハワーに対して MJ-12作戦を説明するために作成された文書という内容であった。その概要は、1947年にロズウェルでUFOの墜落があり、4体の宇宙人の死体が回収された。その宇宙人は地球人とはまったく異なるものであった。そしてこの問題に対処するためトルーマン大統領はMJ-12委員会を設置した。
- 1950年にはメキシコ国境近くでもUFO墜落事件があった。これらの内容は極秘にされなければならない、という内容であった。
[編集] エクスカリバー開発・レプタリアンとの交渉(1989年)
- 米国が、地下基地破壊用の弾頭を開発。
- また、グレイの駆逐について、凶暴な宇宙人とされる爬虫類型の宇宙人レプタリアン(へびの紋章を持つ)(ドラコニアンとも呼ばれる)と交渉したが、拒絶される。
- むしろ、太古の地球に存在したといわれるレプタリアンの一団は地球を支配するため、地球に接近中ともいわれる。
[編集] MJ-12問題の本質
[編集] ヨハネの黙示録との関係
一連の話は、(単なる人間のいたずらか宇宙人かは別として、また真実か嘘かは別として、また単一の意志か相互に連絡のない複数の意志かは別として)何者かが関与して創られた話ないし事件といえるが、聖書とりわけヨハネの黙示録との関連を指摘できる。
レプタリアンないしドラコニアンと呼ばれるへびの紋章を持つ爬虫類型の宇宙人という話は、ヨハネの黙示録の「年を経たへび(龍)」を連想させる。ヨハネの黙示録では、創世記での「へび」が変化(進化)したものが龍になって現れるとされている。
また、ヨハネの黙示録には「人の子のようなもの」が登場し、身長1.2mの宇宙人という話はこれを連想させる。
そして、ヨハネの黙示録には「カエルのような悪霊」が登場し、グレイはこれを連想させる。
[編集] 関連項目
- 都市伝説
- 空飛ぶ円盤
- UFO
- 矢追純一
- 地球外知的生命体探査
- ロズウェル事件
- 疑似科学
- マジェスティックトゥエルブ(テレビゲーム)