RESISTANCE~人類没落の日~
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ジャンル | FPS |
対応機種 | プレイステーション3 |
開発元 | インソムニアックゲームズ |
発売元 | SCE |
人数 | 1人~複数人(オンライン対戦) |
メディア | Blu-ray Disc |
発売日 | 2006年11月11日 |
価格 | 5,980円(税込) |
『RESISTANCE~人類没落の日~』(レジスタンス じんるいぼつらくのひ)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) が発売したゲーム機PS3(プレイステーション3)用ゲームソフトである。発売日はPS3と同日の2006年11月11日。開発は『ラチェット&クランク』シリーズなどで知られるインソムニアックゲームズ (Insomniac Games) が担当している。
[編集] ゲーム概要
1951年の“もう1つのイギリス”を舞台に、地球侵略をもくろむ謎の生物“キメラ”とアメリカ陸軍との激しい戦いを描いたFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)。物語に沿ってゲームを進めるシングルプレイに加えて、2人協力プレイ、インターネットを介したオンライン対戦が可能なマルチプレイを楽しめる。
シングルプレイモードでプレイヤーが操るのは、アメリカ合衆国陸軍に所属する勇敢な兵士、ネイサン・ヘイル。キメラの侵攻によってわずか数週間でヨーロッパ全土が陥落するという状況の下、ネイサンは人類の存亡を懸けた戦いへと身を投じることになる。
敵となるキメラは高度なAI(人工知能)を搭載しており、プレイヤーの取った行動に合わせ、ありとあらゆる手段を駆使して攻撃してくるのが特徴である。人型のキメラであれば銃や手榴弾を状況に応じて使い分け、昆虫型のキメラであれば集団攻撃によって致命的なダメージを与えようと試みる。
2人協力プレイでは、画面を2分割して2人でミッションを攻略することになる。同じルートを協力しながら進めていくだけでなく、ルートが分岐している場合には二手に分かれて進めるなど、バラエティーに富んだ攻略方法が可能だ。どちらか1人が倒された場合は、パートナーが近づいてボタンを連打することで復活させられる。同じステージでもシングルプレイとは敵の配置やゲームの難易度が異なるため、新鮮な気持ちで楽しめる。
マルチプレイでは、インターネットを介した最大40人までのオンライン対戦が可能(オフライン時は1台のPLAYSTATION 3で最大4人まで)。オンライン対戦専用のステージでは、プレイヤーが2チームに分かれて“ノッド”と呼ばれる拠点を奪い合う“メルトダウン”や、敵チームの反応炉を先に破壊した方が勝者となる“ブリーチ”、制限時間内のポイント獲得数を競う“デスマッチ”などの多彩なルールで対戦できる。また、ボイスチャットを利用したほかのプレイヤーとのコミュニケーションやフレンドリストの作成、同じランクのプレイヤー同士でのパーティー結成なども可能。このほか、オンライン対戦時に使用するキャラクターの外見をオプション機能でデザインする機能や、シングルプレイで獲得したスキルポイントで入手できる戦利品なども用意されている。
[編集] ストーリー
1930年代、ある生科学実験レポートがロシアから漏れ始めた。そこには村々が一夜で全滅し、更には町ごと失われたという報告が記載されていた。人々はロシアの兵器開発と考え恐れたが、真実は謎の生物“キメラ”によるものだった…。そして1949年、“キメラ”は全世界に攻撃をし始める。数々の大国が侵略されていく中、アメリカ合衆国陸軍に属する勇敢な兵士“ネイサン・ヘイル”はキメラに立ち向かう!