Toco

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停留所の看板は、路線ごとに色分けされている。（こちらは西循環が停車する停留所：戸田駅にて）

『toco』（とこ）とは、埼玉県戸田市内を循環して運行されるコミュニティバス路線の愛称名。正式名称は「戸田市コミュニティバス」である。なお、愛称は市民からの一般公募によって選ばれ、『toda community bus』から取ったもの。地元住民では「トコバス」の呼称で親しまれている。

運行は、国際興業バス戸田営業所および埼京タクシーに委託している。

[編集] 概要

[編集] 現行路線

全路線とも運賃100円均一となっている（小学生以下は無料）。その他、「コミュニティバス『toco』専用一日乗車券」（200円）、「コミュニティバス『toco』専用回数券」（11枚綴り1,000円）が発行されている（車内にて乗務員から購入できる）。国際興業バスの自社回数乗車券・バス共通カードは利用できず、また、PASMOについても、国際興業バス戸田営業所への導入開始以降もこの路線では利用できない。

また、「コミュニティバス『toco』」同士による乗り継ぎが無料で利用できる（乗り継ぎの際、乗務員から乗り継ぎ券を受け取ることとなる。ただし、乗り継ぎ指定停留所は東、南西、西循環同士では「戸田公園駅西口」、南西、西、美笹循環では「下笹目」となっている）。さらに、一般路線バスから「コミュニティバス『toco』」への乗り継ぎが無料で利用できる（乗り継ぎの際、降車時に乗務員から乗り継ぎ券を受け取ることとなる。「路線バス→コミュニティバス『toco』」への乗り継ぎ指定停留所は「戸田公園駅西口」・「下笹目」・「北戸田駅」となっている）。なお、以下では太字の停留所で『toco』同士の乗換えが可能である事を示す。

運賃支払いは全て前払い方式だが、ワゴン車が使われる美笹循環を除き、中型車両が使われる東・西・南西の3路線では前乗り後降りである。

[編集] 東循環

戸田公園駅西口→戸田中央総合病院→戸田市役所→中島病院→喜沢記念会館→福祉青少年会館→戸田公園駅西口
- 2001年 10月8日　東循環の運行を開始する。

戸田公園駅から戸田市役所、上戸田、喜沢方面を循環する路線である。戸田公園駅西口で7:30から18:20までの間の20分または25分おきに運行されている。路線及び車体カラーはオレンジとなっている。運行は、国際興業バス戸田営業所に委託している。

[編集] 西循環

下笹目→氷川町→戸田公園駅西口→戸田駅→スポーツセンター→下笹目
- 2003年 11月1日　西循環の運行を開始する（美笹循環と同時）。

下笹目からスポーツセンター、戸田駅、氷川町地区を循環する路線である。下笹目始発7:30から18:30までの間の1時間おきに運行されている。路線および車体カラーはライトブルーとなっている。

[編集] 美笹循環

下笹目→医療保健センター→惣右衛門公園→北戸田駅→美女木二丁目→美笹支所→下笹目
- 2003年 11月1日　美笹循環の運行を開始する（西循環と同時）。

下笹目からさいたま市南区に隣接する美女木地域、北戸田駅を循環する路線である。下笹目始発7:30から18:30までの間の1時間おきに運行している。運行は埼京タクシーに委託している。路線カラーはピンクだが、車体カラーに関してはホワイトである。

なお、当系統は、通常運行されている専用車両は9人乗りのため、万一の満席が生じた場合には乗務員が無線で通常のタクシー車両を呼び出して対応する。タクシー車両到着後、乗務員にて同ルート内の指定停留所名を告げること（なお、その場合の運賃は100円のままである）。ただし、専用車両が空席時にてタクシー車両の呼び出しをする場合や、タクシー車両による運行時にて同ルート内の指定停留所以外での降車の場合は通常のタクシー料金となるので注意が必要である。

[編集] 南西循環

下笹目→早瀬会館→新曽南三丁目→戸田公園駅西口→県営戸田公園→戸田公園駅南→新曽南三丁目→聖橋→下笹目
- 2006年 10月1日　南西循環の運転を開始する。

下笹目から早瀬地区、新曽南地区、戸田公園駅を循環する路線である。循環とはなっているものの、下笹目から戸田公園駅方面と戸田公園駅方面から下笹目方面において一部区間で経路が異なるのみである。下笹目始発8:00から18:00までの間の1時間おきに運行されている（ただし、下笹目16時台始発は運行されない）。路線・車体カラーはライトグリーンとなっている。運行は国際興業バス戸田営業所に委託している。

[編集] 車両

東循環線は当初現在では、クセニッツ社製の小型ノンステップバスが使われたが、現在では美笹循環をのぞき、三菱ふそうトラック・バス社製エアロミディMEノンステップ車（CNGエンジン車両）が用いられている。なお、美笹循環線は日産自動車社製キャラバンによる運用が行われている。各路線の車両には、かわいい女の子のキャラクターに各運行路線の沿線に合ったテーマ毎のイラストを中心に描かれている。

東循環専用車両（国際興業戸田営業所所属・社番：737・三菱ふそうPA-ME17DF改）	東循環専用車両（国際興業戸田営業所所属・社番：738・三菱ふそうPA-ME17DF改）	西循環専用車両（国際興業戸田営業所所属・社番：734・三菱ふそうKK-ME17DF改）	美笹循環専用車両（埼京タクシー所属・日産キャラバン）：この画像の他、もう1種類のイラストデザインが存在する。
南西循環専用車両（国際興業戸田営業所所属・社番：739・三菱ふそうPA-ME17DF改）