せんだい泉エフエム放送
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せんだい泉エフエム放送(せんだいいずみエフエムほうそう)は、宮城県仙台市泉区にあるコミュニティ放送局である。
愛称は、「FMいずみ」。
せんだい泉エフエム放送の放送局概要 | |
愛称 | fmいずみ |
コールサイン | JOZZ2AP-FM |
周波数/送信出力 | 79.7MHz/20W |
所在地 | 〒981-3133 |
宮城県仙台市泉区泉中央一丁目7-1 地下鉄泉中央駅ビル3F | |
設立日 | 1999年11月 |
開局日 | 2000年3月10日 |
演奏所 | 本社と同じ |
送信所 | 仙台市泉区将監10-1-122 |
中継局 | なし |
可聴範囲 | 泉区を中心とした周辺市町村 (約30万人) |
ホームページ | http://www.fm797.co.jp |
目次 |
[編集] 沿革
- 2000年3月10日開局。自社制作番組以外はミュージックバードのサイマル放送。
- 2005年7月に地下鉄・泉中央駅ビル3階にスタジオ移転。ガラス張りのスタジオで、ゲスト目当てに見学に行くリスナーも多い。
- 2005年10月1日より、自社制作番組以外はJ-WAVEに切り替わった。
- 2006年4月、東北福祉大学と減災力向上のための連携・協力をうたった「パートナーシップ協約」を締結。
[編集] 特徴
泉市(現・仙台市泉区)は、江戸時代には奥州街道の宿場町「七北田宿」として発展し、昭和40年代以降は、仙台のベッドタウンとしての色合いが濃くなった。仙台市から大学もいくつか(郊外)移転してきたり、人口増を背景に高校も増えたため、学生の住民も増えた。
1989年に仙台市泉区となった頃からは、現在の泉区中心部(泉中央副都心)は、仙台の副都心として業務・小売機能が集中するようになり、ベガルタ仙台の本拠地「ユアテックスタジアム仙台」も隣接してつくられた。仙台市都心部に比べてモータリゼーションも発達している。
このような経緯から、番組内容は、昼間の主婦向けやキッズ向け(ベッドタウン向け)番組、夕方の学生向け番組、ベガルタ情報、車・ドライブ情報などが多い。地域情報としては、泉区の他、隣接する青葉区や富谷町の情報が多い。
[編集] 番組
- ベガルタ仙台の応援番組「ベガパラ」(金曜20:00-20:30)は、選手の独占インタビューがあり、同局の人気番組。ホームページには、監督や選手のインタビュー記事が掲載されており注目を集めている。
- 2007年4月から、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスのホームゲーム戦の中継番組「イーグルスライブラジオ」を開始した。音楽を紹介しながらの実況という新しいスタイルで定着を図ろうとしている。
[編集] ネット放送
- ラジオ3主幹で東北5県10局ネット
- 「グレートコミュニケーションJAPAN」:みちのくプロレスの番組
- ラジオ3主幹で宮城県内5局ネット
- ラジオ3局主幹でFMいずみにネット
- 「GROOVING J」:毎週月~木17:00-18:00の帯番組
- FMいずみ主幹でラジオ3にネット
- 「Lady, GO!」:FMいずみで毎週月~金9:00-11:00に放送している帯番組。この番組の10:00-11:00の時間帯をラジオ3にネットしている。
[編集] その他
泉中央駅前広場でのイベントや、泉商圏に大きな影響を与えているイオン富谷ショッピングセンターにおいて、著名なアーティストをゲストに迎えた公開録音を行っている。
放送以外にも県内外で精力的にイベントプロデュースを手がけている。特にサイエンスショー、子供向けワークショップを得意としている。社会教育事業では、「あなたもDJ講座」で小学生向けの放送体験教室を開いたり、泉パークタウンをフィイールドエリアとした「キッズタウンサミット」を主催し、地元新聞などに取り上げられた。2006年には、文部科学省委託事業である地域子ども教室を受託し、「fmいずみキッズラジオ」を開講した。
[編集] 宮城県のコミュニティ放送局
- ラジオ3(仙台市青葉区)J-WAVE
- FMいずみ(仙台市泉区)J-WAVE
- BAY WAVE(塩竈市)J-WAVE
- FMいわぬま(岩沼市)Music Bird
- (閉局):FMじょんぱ(仙台市宮城野区、2007年3月13日閉局)InterFM
- (開局準備中):FM太白(仙台市太白区)