アレキサンドリア (機動戦士Ζガンダム)
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アレキサンドリア (ALEXANDRIA) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する架空の宇宙戦艦。アレキサンドリア級は地球連邦軍が開発した重巡洋艦で、発展型にロンバルディア級戦艦がある。
一年戦争後の連邦軍主力艦艇の第1世代といえる。ペガサス級や旧ジオン軍のムサイ級などから得られたノウハウを活かし、艦体の主要ブロックは独立した構造となっている。モビルスーツ搭載機数は12機、カタパルト4機を装備する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 同型艦
[編集] アレキサンドリア
ドゴス・ギア就役までティターンズの旗艦として活動し、その後もガディ・キンゼー艦長の指揮のもと転戦して、サイド2の23バンチコロニーへの毒ガス注入を試みるなどエゥーゴを苦しめた。しかし、グリプス決戦時にコロニーレーザーの照射を受けて消滅、ガディ艦長や乗組員も戦死を遂げた。
[編集] アル・ギザ
アル・ギザ (AL-GIZEH) は、アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍が開発したアレキサンドリア級重巡洋艦で、ティターンズに所属している。デラーズ紛争で中破したため廃艦処分となったアルビオンに代わり、元アルビオンクルーの多くが配属される。艦体色はネイビーブルー。艦橋部のレーダーの形状がペガサス級のものに類似している。
[編集] アスワン
アスワン (ASWAN) は、模型雑誌の連載及び小説、漫画の連動企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍が開発したアレキサンドリア級重巡洋艦で、ティターンズ・テスト・チームに所属している。
[編集] ベオグラード
ベオグラード(BEOGRAD) は、漫画 『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル天空の学校』 、 小説『天空の少女』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍が開発したアレキサンドリア級重巡洋艦で、ティターンズに所属している。
[編集] アルカスル
アルカスル(ALQASR) は、漫画 『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル天空の学校』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍が開発したアレキサンドリア級重巡洋艦で、ティターンズに所属している。艦長はフォルマ・ガードナー。
[編集] ハリオ
ハリオ (HARIO) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍が開発したアレキサンドリア級重巡洋艦で、ティターンズの本拠地グリプスと連邦軍の宇宙拠点ルナIIとの中継の任を担う。青色のハイザックを艦載機としている為、所属はティターンズであるという説と、連邦正規軍であるという説が混在している。艦長はデット・アヤチ少佐。独特な形状のブリッジや後部デッキを有しており、同級艦の中でもひと際特徴的な外観を持つ。艦体色は淡緑色。
[編集] ガウンランド
ガウンランド (GAUNLAND) は、アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する、架空の宇宙戦艦。地球連邦軍のアレキサンドリア級重巡洋艦である。近代化改修により艦首にビームシールドを装備している。同型艦の進宙から実に70年以上も経過している旧型艦ではあるが、U.C.153年の主力MSに比べ大型MSが主力であったデラーズ紛争~グリプス戦役期の設計のため、ザンスカール戦争期では格納スペースやカタパルトに余裕ができていた。リガ・ミリティアに協力した連邦軍艦のうちのひとつで、開戦初期にアイルランドのロンドンデリー駐屯地よりリガ・ミリティアに派遣され、カミオン隊に合流している。カイラス・ギリー攻防戦では最終的にリモコン操縦され、無人のまま盾として使用され中破、攻防戦後にリーンホースに牽引されラビアン・ローズ入りを果した。
[編集] ロンバルディア級
ロンバルディア (LOMBARDIA) は、アレキサンドリア級を発展させた宇宙戦艦で、艦種は異なっているものの、アレキサンドリア級とされることが多い。グリプス戦役時にはティターンズに所属していた。アレキサンドリア級と比較すると火力が減じられている代わりに格納庫が大型化され、MS運用能力が向上している。