クラスノヤルスク地方
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クラスノヤルスク地方（Красноярский край; Krasnojarsk Kraj）はロシア連邦の連邦構成主体の一つ。中心都市はクラスノヤルスク。シベリア連邦管区に属する。2007年1月1日にエヴェンキ自治管区、タイミル自治管区を併合した。
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[編集] 概要
ロシア連邦内で、サハ共和国に次いで2番目に大きい。
[編集] 標準時
この地域は、クラスノヤルスク時間帯の標準時を使用している。
時差は通常はUTC+7時間で、夏時間はUTC+8時間である。
[編集] 地理
南北の距離は約3,000km。シベリア中央部に位置し、東にサハ共和国、イルクーツク州、南にトゥヴァ共和国、ハカス共和国、西にケメロヴォ州、トムスク州、チュメニ州と隣り合い、北は北極海に面する。
[編集] 住民
住民の大半はロシア人とウクライナ人。シベリアの先住民族が人口に占める割合は1%ほどに過ぎない。
[編集] 歴史
17世紀ごろより始まったロシア人の入植は、シベリア鉄道の開通以後盛んになった。
1934年に設置されたときには、エヴェンキ自治管区、タイミル自治管区とともに、ハカス自治州を含んでいた。1991年、ハカス自治共和国は分離され、ハカス共和国となった。
スターリンの時代には、多くのロシア人、ウクライナ人、ベラルーシ人などがこの地方に流刑された。
[編集] 経済
都市や工業・農業生産のほとんどは南部に集中している。天然資源が豊富。ロシア連邦内のニッケルの80%、コバルトの75%、銅の70%、石炭の16%、金の10%を産する。また、ロシア連邦内の木材の20%を産出する。主な産業は金属加工、林業、製紙業、化学工業、石油精製など。大規模な水力発電が行なわれている。
[編集] 都市
行政の中心クラスノヤルスクのほかに、アチンスク、カンスク、ジェレズノゴルスク、ミヌシンスク、タイミル自治管区内のノリリスクなど。
- ロシアの地方区分
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