テレビ囲碁アジア選手権戦
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テレビ囲碁アジア選手権戦(テレビいごアジアせんしゅけんせん)は、東アジアの囲碁界のレベルアップと交流を図る公式戦として毎年4-5月に開催されている囲碁の国際棋戦。各国のテレビ局主催の囲碁戦である日本・NHK杯、韓国・KBS杯、中国・CCTV杯のそれぞれ上位2名に、前回の優勝者(選手権者)を加えた7人でトーナメント戦を行う。事実上、早碁の世界一を決める大会となっている。
持ち時間は、1手30秒の秒読み。途中1分単位で10分の考慮時間を使える。
目次 |
[編集] 歴代優勝者
- 第1回(1989年) 武宮正樹(日本)
- 第2回(1990年) 武宮正樹(日本)
- 第3回(1991年) 武宮正樹(日本)
- 第4回(1992年) 武宮正樹(日本)
- 第5回(1993年) 依田紀基(日本)
- 第6回(1994年) 大竹英雄(日本)
- 第7回(1995年) 李昌鎬(韓国)
- 第8回(1996年) 李昌鎬(韓国)
- 第9回(1997年) 兪斌(中国)
- 第10回(1998年) 依田紀基(日本)
- 第11回(1999年) 依田紀基(日本)
- 第12回(2000年) 曺薫鉉(韓国)
- 第13回(2001年) 曺薫鉉(韓国)
- 第14回(2002年) 李昌鎬(韓国)
- 第15回(2003年) 周鶴洋(中国)
- 第16回(2004年) 兪斌(中国)
- 第17回(2005年) 張栩(日本)
- 第18回(2006年) 王檄(中国)
[編集] 日中テレビ囲碁選手権戦
テレビ囲碁アジア選手権戦の前身として、日本と中国の代表1名ずつによる「日中テレビ囲碁選手権戦」が、1985年から88年まで行われた。出場選手は、日本からはNHK杯優勝者、中国からは第2回までは中国囲棋協会推薦棋士、3回からはCCTV杯の優勝者。NHKとCCTVの共同製作。
持ち時間は1手30秒の秒読み、途中1分単位で10回の考慮時間。
[編集] 成績
(左が勝者)
[編集] 日中テレビ碁
また、この前の1983、84年にも日中対抗の対局がNHKによって行われた。