ピクミン
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ピクミン (PIKMIN) とは、2001年10月26日に任天堂から発売されたゲームキューブ (GAMECUBE) 用ソフト、またはそれに登場するキャラクターの名称。また、2004年4月29日には、ゲームキューブ用の続編「ピクミン2」が発売された。
ジャンル | AIアクション |
対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 光ディスク |
発売日 | 2001年10月26日 |
価格 | 7140円(税込) |
売上本数 | 50万本 |
その他 | メモリーカード使用ブロック数:19 |
目次 |
[編集] 開発背景
ゲームキューブ発表の席上におけるデモンストレーションにおいて流された映像の一つに、128人のマリオが画面を所狭しと走り回る、というものがあった。他社の機種と違ってこのようなことが簡単に行える、という趣旨であったが、さすがに実際に100人のマリオが走り回るゲームは作られていない。しかし100体のキャラクターというアイデアは、宮本茂が庭先で見た、餌を運ぶアリの群れと結びついて『ピクミン』へと昇華したという。
N64時代にも試作が存在していたらしいが、ゲームとして成立するほどの数は動かせず、そのままお蔵入りになっていたようである。
任天堂の公式サイト、およびパッケージではジャンルは「AIアクション」(AIはArtificial Intelligenceの頭文字)となっている。コンシューマゲーム機向けに大きなアレンジされているものの、その独特のシステムは海外では「リアルタイムストラテジー」の一種と見られることも多い。
ピクミンの名前の由来は、英語のpick me(私を抜いて)からである。
[編集] CMソング
2001年11月に『ピクミン』のTVコマーシャルで用いられたCMソングが話題となり、さながらサラリーマンの悲哀を歌ったかのような内容もあって、様々な替え歌が作られるほどの人気を博した。普段テレビゲームをプレイしない人は、ピクミンと聞けばこのCMソングを連想するのではないだろうか。
このCMソングは若干の改変の上で『愛のうた~ピクミンCMソング』(歌:ストロベリー・フラワー)としてCD発売され、ソフト自体とは別にヒットした。CMソングの売上は90万枚に達し、これは日本国内での『ピクミン』の売上50万本を上回った。
テレビ東京系「おはスタ」のエンディングでは『愛のうた~ピクミンCMソング』のテクノバージョン『ピクミンダンス』(演奏:ストロベリー音楽団)が使われまた、フランスでも『ピクミン』のTVコマーシャルが放映され、『VOS MEILLEURS AMIS - SONG OF LOVE』(歌:ジュリエット・キャッツ)というフランス語版のCDが発売された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
ホコタテ星の宇宙飛行士キャプテン・オリマーは、愛船ドルフィン号での宇宙旅行中に小惑星と衝突、未知の惑星に墜落してしまう。ドルフィン号はバラバラになり、エンジンを含めた30個のパーツがなくなってしまう。まずい事に星には猛毒の酸素が含まれていて、幸いオリマーの生命維持装置は無事だったが、バッテリーが30日分しか持たない。絶望的状況の中で、ホコタテ星のタマネギ「オニヨンタマネギ」に似た生物と、オリマーの好物であるピクピクニンジンに似た謎の赤い生物に出会った。その赤い生物は、オリマーに危害を加える事も無く、じっとオリマーを見つめていた。オリマーはオニヨンタマネギに似た生物を「オニヨン」、ピクピクニンジンに似た謎の赤い生物を「ピクミン」と名づけた。そして、ペレットと言うものを彼らに回収させて、数を増やし、ドルフィン号のエンジンを回収する事に成功した。希望の光が見えてきたオリマーは彼らの力を借りてドルフィン号のパーツを回収する旅に出掛ける事になった。その夜、他のパーツを回収するためにオリマーはオニヨンと共に夜空へ飛び立った。果たして全パーツをオリマーは30日以内に回収する事が出来るのだろうかと考えているとドルフィン号の窓に広大な森が見えてきた…
[編集] ゲーム概要
プレイヤーは主人公「キャプテン・オリマー(マリオの逆さ読み)」として、奇妙な生物「ピクミン」の群れを率いて行動する。オリマーは宇宙船「ドルフィン号」とピクミンの家のような物体「オニヨン」(作中では「母体」とされる)の着陸した一帯を拠点として行動する。ピクミンはステージ上に最大100匹まで出現する。ピクミンを能力や状況に応じて、投げつけたりまとめて移動させたりして利用し、敵と戦わせたり、ステージ上の仕掛けを動かしたり、倒した敵やドルフィン号のパーツを運ばせたりする。オリマーとピクミンが行動できるのは朝から夕方までの間(画面上の「太陽メーター」で表示される。12目盛りあり、1目盛りが約1分7秒なので実時間にして約13分24秒)であり、夜は夜行性の原生生物からの捕食を防ぐためドルフィン号とオニヨンが揃って上空へと避難する。1日が終了したとき、ピクミンの数などが集計され、オリマーが日誌をつづる。パーツを回収する事にドルフィン号が元の姿に戻っていき、どんどん行動範囲が広がっていく。そして30日以内にドルフィン号のすべてのパーツを回収し完成させ、ピクミンの星から脱出するのが目標である。急いで事を進めて行けば、わずか12~14日で脱出出来る。
[編集] キャラクター詳細
※この節と原生生物の節ではこのゲームで判明することのみ記述する。「ピクミン2」で判明することはピクミン2を参照。
[編集] ホコタテ星人
ホコタテ星人(オリマー)は、身長が3cmほどの小さな種族である。ホコタテ星人にとってピクミンの星の大気中に含まれるある種の気体は猛毒である(純酸素は我々人間にとっても有毒である)。
余談ながら、ホコタテ星の名前は任天堂本社の所在地である京都府京都市南区上鳥羽鉾立町(ほこたてちょう)にちなむ、とされる。
[編集] ホコタテ星の詳細
ピクミン2#ホコタテ星の詳細を参照。
[編集] ピクミン星の詳細
ピクミン2#ピクミン星の詳細を参照。
[編集] ピクミン
ピクミン(Pikmin)はオリマーが墜落した惑星で遭遇した、植物とも動物ともつかない奇妙な二足歩行生物である(作中では、歩根類と呼ばれる)。名前の由来は、最初に遭遇したあかピクミンがオリマーの好物「ピクピクニンジン」に外見がそっくりであったことによる。
ひょうたんをスリムにしたような体に、頭の頂点から葉あるいはつぼみ、あるいは花がついている。このついているものによって走る速さが変わる(花ピクミンが一番速く葉ピクミンが一番遅い)。ちなみにピクミンの頭に付いている花の色は白である。体長は2cm前後。
ピクミンはオリマーが「オニヨン」と呼ぶ、3本足のタマネギのような物体を住みかにしている(オニヨンの名前の由来はオニヨンがホコタテ星の「オニヨンタマネギ」というタマネギに似ていたことからである)。ピクミンの種はオニヨンから吐き出され、その周囲に埋まり、地中から大地のエキスを吸収し、約2分おきに葉→つぼみ→花の順に成長し、花ピクミンの状態で3分ほど引き抜かれないと再び種に戻る。そしてピクミンには自分を引き抜いたものを親とみなす習性があり、オリマーに引っこ抜かれることで彼に付き従うようになる。オリマーの指示に従ってピクミンは各々の色のオニヨンから出入りし、彼に従って行動する。ピクミンの星には夜行性の原生生物が多く、日が暮れると原生生物がピクミンを捕食しに襲ってくるため、ピクミンは各色のオニヨンにそれぞれ戻り、オニヨンごと空へと避難する。
オリマーによって放り投げられたり、あるいは指示によって移動し何かに接触したりすると、接触したものに応じて適当に判断し行動する。原生生物には頭突きで攻撃し、倒した原生生物はオニヨンへ運び込んで増殖のためのエサ(?)にする。さらにオリマーの求めに応じてドルフィン号のパーツをドルフィン号へと運んでもくれる。
『愛のうた』の歌詞に端的に表されているように、ピクミンは一匹一匹ではあまりに弱く、あっけなく原生生物に捕食されてしまう。しかしオリマーたちの下で集団で(同時には最大100匹)行動することにより、はるかに巨大な原生生物と互角以上に戦ったり、巨大な物体を運んだりすることができるのである。
今作では赤・黄・青の3色が登場する。ピクミンは名前と同じ体色を持つ。
[編集] ピクミンの物運びについて
前述のようにピクミンを物に向かって投げると、ピクミンはそのものを運ぼうとするが、そのときにそのものの上に分数のような数字が出る。分母がそれを運ぶのに最低必要なピクミン数、分子が現在それを持っているピクミン数である。
どのオニヨンに運ばれるかについては、それを運んでいるピクミンの色で決まり、持っているピクミンの色の最も多いもののオニヨンに運ばれる。もし複数の色のピクミンの数が同じ場合、最初にその数になったピクミンの色のオニヨンに運ばれる。たとえば、アカチャッピー(最低定員10匹)を赤4匹、黄色4匹、青2匹をこの順に投げて運ばせたとすると、赤オニヨンに運ばれる。
持つのに必要なピクミン数以上のピクミン(すなわち、定員どおりの人数で運んでいる最中にさらに運ぶ人数を増加させた際の、後から加えられたピクミン)はどのオニヨンに運ぶかに関係しない。具体的な例を挙げると、たとえばアカチャッピー(最低定員10匹)を赤4匹、黄3匹、青3匹で運んでいると赤オニヨンに運ばれるが、このとき青ピクミンを2匹追加させたとしてもその青ピクミンはどのオニヨンに運ぶのかには関係しないので、赤オニヨンに運ばれる。青オニヨンに運ばせたい場合、一旦召集して改めて最初に青ピクミンを投げる必要がある。
[編集] 赤ピクミン
遭難地点に不時着したオリマーが最初に仲間にするピクミンである。火に耐性があり、攻撃力が高い。なので隊列に多く連れていれば、心強いだろう。ブタドックリ戦にはもってこいといったところ。余談だが鼻(?)が高い(そうではないかもしれない)。また、計算上23の攻撃力(あくまで計算上)。
火に強い代わりに、水に弱いという欠点がある。 水に入ってしまった場合、おぼれてから約10秒で死んでしまう。万が一落ちた場合はひたすら笛で呼び続ければ、オリマーの方向へ泳いで(溺れながらだが…)陸地に上がる。
[編集] 青ピクミン
樹海のヘソで最期に仲間に出来る。水が大好きで、泳げる。おそらく水場の多い所で暮らしていた為、水中でも、適応出来る様になったのだろう。それ故ピクミンの中では最も行動範囲の広いピクミンである。通常のピクミン(無論、赤ピクミンと黄色ピクミン)は水に入るとおぼれて死んでしまうが、青ピクミンは例外である。そのため、オニヨン自体も出会った時は水の中にある。口がある。頬に鰓と思われる器官があるらしい(口に見えるる部分こそが鰓ではないかという意見もある)。また、フリー状態(色の薄いとき)のときのみ溺れている他の色のピクミンを助けることもできる。オリマー自身が溺れている時に投げ込んでも、助けられる。余談だが、オリマー曰く「数々の戦いで荒みに荒んだ心が潤ったように癒された。」と言っている。運動は苦手である。赤ピクミンとは逆に火に弱い。
火にあたったり、触れたりすると、頭が燃え出し暴れだす。このままほうっておくと、約8秒程度で燃え尽きて死んでしまう。しかし、そうなる前に、頭に火が付いた後にすぐに呼べば回避できる。しかし、タイミングが遅れると救出は不可能になる。赤ピクミンを投げても助けてくれないので、注意。
[編集] 黄ピクミン
希望の森におり、そこで仲間に出来る。体が軽いため高く投げられる。バクダン岩を扱うことができる。この時、解散させるとバクダン岩を持っている側と、持っていない側に分けることが出来る(ちなみにバクダン岩を葉ピクミンが持っている場合、それを持ったまま大地のエキスを吸わせることが出来る)。解散させた状態で笛で呼んでもバクダン岩は爆発しないが、投げた後に笛で呼べば、バクダン岩を置いて戻る。投げた後に黄ピクミンに直接触れて呼べばバクダン岩をおかずに戻る。その直後、爆発する。そのため、他のピクミンが被害に合わないように注意が必要である。耳のような部分がある。前述にある通り、高く投げられるとあるがこの耳のようなものが体を軽くするヒミツがあるかも知れない。ピクミンの中で唯一何の耐性も持たないピクミンである。黄ピクミンは火にも水にも弱いので注意がいる。
[編集] 原生生物
オリマーたちが冒険する地域には、ピクミン以外にも数多くの種類の原生生物が生息している。いずれもが奇妙な形態と生活様式を有し、しかもその多くはオリマーたちやピクミンに対して攻撃的であり、彼らを捕食あるいは排除しようと攻撃を仕掛けてくる危険な存在である。また、これらの生物には捕食を行わない種が多く見られる。それらは分解者に属するとも考えにくい物が多く、現状では説明のつかない部分も多い。
原生生物の名前は「通称」と「和名」がある。これらはエンディングで通称の50音順にすべて明かされるが、なぜかコガネモチだけは明かされない。また通称や大まかな特徴はオリマーの日誌に書かれることもある。
[編集] チャッピー系統
(デメマダラ、英名:Bulborb、学名:oculus kageyamii) カタツムリのように飛び出した一対の眼、体の半分近くを占めピクミンを一呑みにする巨大な口、一対の後脚(手あるいは前脚は無い)が特徴である。またこの種の大きな特徴として、夜行性であり、特に夕方に帰巣する動物を狙って捕食をするということが挙げられる。攻撃方法は主に捕食と振り払いの2種類と非常にシンプルで、知能は低いと思われる。
オリマーの家の犬と同じ名前で、オリマーの遊び心がうかがえる。尚、この犬は後に太ってチャッピーそっくりの姿になったという逸話がある。
- チャッピー 和名:デメマダラ
- 日中は寝ており、極端に近づくか、攻撃を与えない限り起きることはない。顔面及び二足の足がクリーム色で、背中に当たる部分が赤の地に白い斑点といった模様をしている。ちなみに口は顔の半分くらいを占める大きさである。大きな体を2本の細い足が支えている。見た目とは裏腹にかなり凶暴な性格である。
- クマチャッピー 和名:クマデメマダラ
- 中型のチャッピー。クリーム色の顔と黒に赤い斑点の胴体が特徴。いつも寝てばかりいて、かなり近づいても起きない。耐久力はチャッピーより高い。また、チャッピーの振り払いが身体全体を大きく振るわせるものだったのに対し、こちらは胴体部を小刻みに震わせるのみとなっており、行動後の隙が少なくなっている。
- このことから、チャッピーの強化版と言っても過言ではない。チャッピーは一度に3匹のピクミンを口に頬張れるが、こちらは何と5匹も頬張る事が出来るのである。ちなみにチャッピーとは違って、鼻先が凹んでいる。
- チビクマ 和名:クマデメマダラ
- クマチャッピーより小さいだけで、クマチャッピーとほぼ同じ姿をした三齢幼生。基本的には小チャッピーの強化版といった位置づけであり、背中にピクミンをぶつける場合2発当てないと倒せない。倒すと1ペレットを落とすことがある。鳴き声を上げて近くにいるクマチャッピーを起こすこともある。
- ダンゴナマズ 和名:アミダンゴナマズ
- 生活の場を水中に移したデメマダラの一種だが、進化の過程にあるらしく、目と足が退化しているものの骨格はチャッピーそのものである。周囲のイモガエルやクマチャッピー、フーセンドックリといった強敵と比べ極端に弱く、闇雲に突撃させても被害を受けることはあまりない。倒すと1ペレットを落とすことがある。
- ダイオウデメマダラ 和名:ダイオウデメマダラ
- 体中が岩のように硬い皮膚に覆われている。このゲームのラストボス。他のチャッピーと違い、粘着性のある舌でからめとって獲物を食べる(ピクミン100匹を一度に捕食することも可能)。他のチャッピーより、デカイ。また、重いわりにかなり高くまでジャンプでき(ジャンプ力はゲーム中最大)、その体重を利用して押しつぶそうともしてくる。これは、おそらくピンチに陥った時にエサを捕るよりも、身を守る事を優先するからだといわれている。ちなみにジャンプをするかしないかは、口元を見れば分かる。よだれが出てる場合は、舌を出し、出ていない場合はジャンプ攻撃をしてくる。
- 攻撃は顔面部の肌色の部分にのみ有効。なので、今までのチャッピーの戦い方では、全く歯が立たない。
- デメマダラタケという特殊なキノコが背中に生えており、ふだんはこの部分だけを地表に出し小山に擬態している。この生物を捕食出来そうな生物はゲーム中で確認できない為、この擬態は敵から隠れる為ではなく獲物を油断させる為と思われる。
- 食に対してきわめて貪欲であり、オリマーのへそくり金庫のほか、ペレットも食べている(ダイオウデメマダラを倒すと5ペレットを5つ吐き出す)。
- 基本的に背後からの攻撃に弱いチャッピー系統の中で唯一、背後からの攻撃を完全に無効化しているため、プレイヤーは正面から戦わざるを得ず、他のチャッピー系統と一線を隔した存在となっている。
- そんな彼にどのようにしてダメージを与えていくかと言うと、まず黄色ピクミンにバクダン岩を持たせて食べさせる。するとそれが爆発し、5秒間気絶する。この隙に全ピクミン総動員で、顔にまとわりつかせ、顔を攻撃する。目を覚ましたら呼び戻して避難する。このやり方しか方法が無い。
- もし、気絶中にもっとダメージを与えたい場合は、彼が口を開けて舌を伸ばそうとする瞬間に、ピクミンを呼び戻す。こうすれば、爆発の衝撃で、舌が顔面を直撃し、10秒間気絶する。どちらかと言うとこちらのやり方の方が、ピクミンをいちいち犠牲にしなくて済むし、気絶時間が長いため、効率が良いかも知れない。しかし、タイミングが遅れると、ピクミンが死ぬので、慣れていない人はピクミンごとバクダン岩を食べさせて気絶するやり方の方が向いているだろう。しかし、段々タイミングやコツが分かると次に戦う時に一匹も犠牲を出さずに倒せるようになる。
[編集] パンモドキ系統
一対の眼、一対の後脚(手あるいは前脚は無い)といった特徴の外見をしている生物のなかで上以外の生物が当てはまる。小型のものが多いが、住処を追われたりはしていないようだ。
- 小チャッピー(こ-) 和名:デメマダラモドキ
- 形はチャッピーにそっくりだが、昼行性である点からチャッピーとはまったく別種という事になっている。鉛直方向の打撃に対し極端に脆く、ピクミン一匹をぶつけるだけで即死してしまう。倒すと1ペレットを落とすことがある。チャッピーのそばにいることが多く、危機が迫ると鳴き声を発してチャッピーを呼ぶ。
- パンモドキ 和名:マキパンモドキ
- 非常に厚みのある表皮を持っており、これで外敵から身を守っている。オリマーパンチでもダメージを与えられるが、体力はほとんど減らない。
- 自分専用の巣を持っており、そこに物を溜め込む習性がある。本体を倒しても巣は消えず、溜め込まれたものは戻らない。
- ピクミン1匹で運べるものを運ぼうとするが、その時は力の強い方が相手ごと引っ張っていく形になり、巣穴へ連れ込まれればピクミンは死に、オニヨンまで連れてくればパンモドキにかなりのダメージを与えられる。パンモドキの力はピクミン1匹分より強いため、オニヨンにつれてくるにはピクミン2匹で運ぶ必要がある。ピクミンを背中にぶつけてもダメージを与えられる。ちなみに、運びにくい地形にはまると地中に潜って獲物を消してしまうことがある。
[編集] トックリ系統
ピクミンにはトックリの名が付く生物が多く登場する。名前どおり徳利のような体をしており、口から物を吐いて攻撃する。
- ブタドックリ 和名:ヒフキブタドックリ
- 蚊取り線香のケースのような感じの体をしているが、口は小さく、常温空気中で発火する性質のある液体を吐く。ピクミンやオリマーから攻撃を受けると前方に振り払い、すかさず火炎放射で追撃するという戦法を好む。攻撃しないと少しずつ体力が回復する。理論上、全員赤ピクミンなら被害ゼロで倒すことが出来るが、傍に水がある場合は溺死の危険もある。
- フタクチドックリ 和名:クロガネオオイシツツミ
- 大陸から飛来した甲虫。黒光りする強固な甲殻を持ち、頭部に上下二つの口がある。基本的な攻撃パターンは、上の口から空気を吸い込み、下の口から岩を吐き出す。この岩は打ち出されたときの方向にまっすぐ転がるが、オリマーパンチをタイミング良く繰り出すことによって粉々に破壊することができる。いかにして体内でこれだけの質量の岩を作り出すのかは一切不明である。おそらくは体内で岩を作り出すときに発生する熱を冷ますため、上の口から空気を吸い込む。またそれにより、空気を吸い込む際に上の口へピクミンを投げ入れると、口がつまり冷却が困難になる。このため、やむをえず羽(ないしは表皮)を広げて肉を空気中にさらけ出し、最低限の放熱を試み、また同時に暴れ始める。この際さらけ出された部分に攻撃するとダメージを与えることができる。羽はあるが、ゲーム中では飛ぶことが無く、専ら防御用に使っているのみである。倒すと1ペレットを落とすことがある。
ちなみに大陸での名前は、ストロングアームキャノンビートルである。
- フーセンドックリ 和名:ワモントゲフウセンドックリ
- 常に水素によって体の浮き袋を満たしており、これによって浮遊している。体の横面に計八つついている気門から空気を噴出し、安定を保っている。どうして起爆性の有る水素を体の中で安定させているのか、詳しいメカニズムは不明である。
- 空を飛んでいて、ピクミン達を見つけると強い息を吹きかけてくる。倒しても体内に溜め込んでいる空気を開放して逃げてしまうので、詳しい体の構造はまだ分かっていない。フーセンドックリを倒すと5ペレットが5つ落ちてくる。
[編集] 水中の生物
ピクミンには浅い水中や低い陸地にいる生物も多い。ダンゴナマズも水中にいることがあるが、これに関しては、上の「チャッピー系統」で説明してある。
- イモガエル 和名:ダルマイモガエル
- 黄色の体色と目から平行に並ぶ緑色の斑紋が大きな特徴である。跳ぶことに特化したため、泳ぎは上手でない。泳いでいるところはまだ目撃することができない。イモガエルの卵が孵った幼生がオタマである。
- マロガエル 和名:マロイモガエル
- 地下水脈に流され、そのまま地下洞窟に棲みつき、体が洞窟生活に適応するように変化したイモガエル。長い洞窟生活のためイモガエルのような鮮やかな体色はなくなり、色白になった。洞窟みたいなステージである「樹海のヘソ」に登場する。イモガエルよりジャンプ力が低く弱い。
- オタマ 和名:ダルマイモガエル
- イモガエルの卵から孵った幼生。水中を泳いでいる。動きがかなり早い。基本的に害は無く放っておいても全く問題無い。
- ヤマシンジュ 和名:ハエトリヤマシンジュ
- 二枚貝で、中に真珠を持っている(宇宙船パーツを持っているものもいる)。しかしその真珠に宝石としての価値はなく、和名からしておそらく真珠はハエをとるためのものであろう。移動は一切しない。
- この真珠はピクミンを使って取り出すことができる。しかしピクミンが貝の中に立つとその数秒後に貝を閉じ、貝から出遅れたピクミンは捕食される。ハエも同じような方法で捕食するのだろうが、ヤマシンジュがハエをとっている姿は見ることができない。真珠を取り出した後もヤマシンジュは死んだわけではなく(但し、何故か殺した時の様に魂が抜け出る姿が見られる)、ピクミンを貝の中に立たせると貝を閉じて捕食しようとする。
- 取り出した真珠は3匹で持てる上、オニヨンに運ぶと50匹ものピクミンが増加する。ドドロの場合3匹で持てて100匹増えるが戦闘でかなりの犠牲が必要なので、ヤマシンジュのほうが効率よくピクミンを増やせる。
[編集] ムシ
ピクミンには虫の様な生物が多数登場する。一体一体では弱いが、他の生物と同時に現れる事で強敵となるものも多い。
- コガネモチ 今作では和名が明かされない
- 地中から突然出てくる。ピクミンを背中に当てると蜜あるいはペレットを出す。この習性から、ピクミンはコガネモチが好きで、コガネモチを見ると追いかけていく。しかし、単独では背中に攻撃を当てられないのでいつも徒労に終わっている。
- ウジンコ 和名:ヒラバヒメアギト
- 地中から現れる。紫色の雄と乳白色の雌がおり、雄は顎が発達しているためピクミンを攻撃することがある。水場などにかけた橋を破壊することがある。水に弱い。倒すと1ペレットを落とすことがある。
- トビンコ 和名:トビヒメアギト
- ヒメアギト科に属す(このゲームで唯一、科が明かされた生物)。
- ウジンコと同じく地中から現れ、ピクミンを攻撃する。ダメージを受けると空中に逃げ、体力を回復しようとする。水に弱い。ウジンコのように橋を壊す習性がある。ゲーム中に出てくるのは雄で、また、トビンコの雄のみがヒメアギト科で唯一羽を持つ。倒すと1ペレットを落とすことがある。
- サライムシ 和名:テナガドウガネサライムシ
- もともと羽が退化したため地を這って生活していたが触角で飛べるようになった珍しい種。ピクミンをさらう習性を持つ。さらっても殺したり食べたりする訳ではなく、土に埋めるだけである。しかし、水の中に落とされると青ピクミン以外は埋まらずに溺れてしまう。倒すと1ペレットを落とすことがある。
- ハエ 和名は不明
- 一部の花を揺らすことで登場し、その花の周りを旋回し、花の中に入るようにして姿を消す。敵ではなく、倒すことはできない。
[編集] その他の生物
- ヘビガラス 和名:オジロヘビガラス
- 顔は白色でくちばしは黄色、首は長く青色である。蛇とカラスを合わせたような生物。地面から突然現れ、くちばしでピクミンをついばもうとする(最大3匹)。地中から現れるときにくちばしがつかえることがある。
- ヘビガラスと生息域が同じで、姿が酷似するヘビガモメと言う生物がいるとの事である。両者は尾羽の斑紋の有無で区別できるが、ゲームでは倒しても尾を見ることが出来ないので、識別は不可能。倒すと5ペレットを1つと1ペレットを7つ落とす。
- ピキマキ 和名:ピキマキミツムシ
- 大地のエキスをぶらさげたままどこへともなく浮遊する生物。ピクミンを投擲して命中させるとぶらさげていた大地のエキスを落として消える。
- ミウリン 和名:ミウリン
- 「遭難地点」で、8日目以降の偶数日に登場。こちらから攻撃を加えなければ何もしてこない。
- 体の左半分が異常に発達した、左右非対称の体を持つ珍しい生物。捕食による生存を捨て、自ら植物を栽培・培養することによって食料を得ているようだが、実際に栽培した植物を捕食する様子は確認できない。ピクミンやオリマーを発見すると地中に埋めようとする習性があるのは、これらを植物と勘違いするためである。ミウリンを倒す前に植物(ピクミン)を引き抜こうとすると襲いかかってくる。ちなみに埋められたピクミンは、オニヨンからはき出されて地中に埋まったものと同様に引き抜く必要があるが、埋められるとすぐに花が咲く。
- 一説には孵化に失敗するとドドロとなると言われるため、卵生であるものと思われる。
- ミズモチ 和名:オオフグリミズモチ
- 「遭難地点」で、9日目以降の奇数日に登場。リキッド状の粘性の大きい物体が2つの核を内包しており、それぞれの核は独立した動きを取り、雌雄に分かれている。ゲーム中に登場するのは産卵前の融合形態である。このことからミズモチは卵生であるといえる。核同士が接触すると炸裂をおこし、周辺にいるピクミン達は吹き飛ばされ、自らもその体力の半分近くを失う。リキッド状の物体は水と同じく青ピクミン以外が触れると溺れてしまう。溺れたピクミンを救出する事はできないため、触れた青以外のピクミンは事実上の即死をすることになる。
- ドドロ 和名:オオドロアメフラシ
- 下半身の大部分が気化している生物。「大水源」には巨大な卵が置いてあり、それを攻撃すると現れる。攻撃しなくとも、一定時間以上卵を画面に入れてからオニヨンの場所に戻るとなぜかその場所にドドロが現れている。ただし遭難15日目を過ぎると、ドドロのタマゴは消える。気化によって生まれたガスは、ピクミンにとっては強い毒性があり、ピクミンが接触すると即死する。衝撃波を出し、地に埋まっているピクミンを引き抜いた上で、ガスによってピクミンを死に至らしめる。さらにオニヨンの真下に立ってピクミンを呼び出すことを妨害することがある。その思考を推測することはできないが、これが故意的なものであった場合、攻撃的な性格を持ち合わせている可能性を示唆している。また、そう仮定した上で、ピクミンだけに対して致死性を持つガス(=自らの身体)や、相反した性格を持つとも言えるミウリンの、孵化に失敗した(というか孵化を妨害された)個体であるとの説を鑑みると、この生物には他にはない、何か深い事情を秘めているのかも知れない。
- 倒したあとの死骸(核)はピクミン3匹で持つことができ、オニヨンに運ぶと100匹ものピクミンが増加するものの、かなり強く、倒すにはかなりの犠牲が必要と考えられるため、ヤマシンジュのほうが効率的にピクミンを増やせる。
- ダマグモ 和名:アシナガモクメツユハライ
- 特徴としては、「足が四本であり、そのためクモ類ではない」「胴体は(おそらく)頭部一つのみで、足から釣り下がっているような形態をしている」「捕食を行わない」。「前後左右の概念がない」。(少なくともそれらしき行動が見受けられない)ため、少なくとも捕食連鎖には含まれない。
- 作中でも謎多き生物。体の表面は蝋のようなもので覆われているため独特な模様とつやを持つ。胴体には目、鼻、耳、口などの器官はないが、ピクミン達を見つけると、頭上から落下し、さらには踏みつけようと迫ってくる。このことから、新たな感覚器官もしくは、従来の感覚器官のいずれかを大きく発達させ、他生物を認知している物と思われる。ただし捕食に関してはその一切が謎で、口に当たる器官もない。住んでいる場所も暗いところから明るいところまで様々であり、光合成によってエネルギーを得ているとも考えにくいため、唯一他の生物に触れる場所である足先の部分に、なにか秘密が隠されているのかも知れない。
- 足先へ打撃を加え続けるとダマグモそのものの行動速度を抑えることが出来る。その時の足の動き方はまるで苦しみもがいている様にも見え、足先に痛覚若しくは重要な器官が集中しているのではないかと考察できる。
- 倒すと胴体が2つに割れ、ガラスが割れていくように消滅するので、解剖を行えず、その生態は未だ謎に包まれたままである。しかし倒すと1ペレットを5つ落とすことから、ペレットをえさにしているとも考えられる。
[編集] 植物
ピクミンには、地球に実在するものを含む植物と、植物と動物の性質を併せ持った半動半植物と呼ばれる生物が登場する。半動半植物にはピクミンを攻撃してくる生物も存在する。
[編集] 半動半植物
- ペレット草(-そう) 和名:アメノツユクサ
- 茎部分が半動半植物。大地のエキスを結晶化してできた。
- 花びらにあたる部分にペレットがついていて、それにピクミンをぶつけるとすぐにペレットを落とせる。茎を攻撃してもペレットを落とせる。1ペレットをつけたペレット草のみ登場する。ペレットの色が固定の物と赤→黄→青と変わる物があり、変わるものは倒したときの色のペレットが落ちる。
- ペレットはピクミンの栄養であり、同じ色のオニヨンに運ぶとより多くのピクミンが生まれる。1ペレットとはピクミン1匹で運べるペレット。5・10・20ペレットも同じ。
- ボケナメコ 和名:アカボケオオナメコ
- 歩くことや走ることができるキノコ。実際のキノコのように胞子を出すことができ、それを浴びたピクミンを洗脳する。食用のキノコで、美味であるというところから、ボケナメコに毒性はないようである。
- キノコピクミン
- ボケナメコに洗脳されたピクミン。やはり、ボケナメコに洗脳されていることだけあって、かれの周りについて回る。頭に生えている葉・つぼみ・花がキノコのかさになり、仲間やオリマーを攻撃し始める。色も赤紫になる。目も白目に変わる。
- 通常状態のピクミンと出会うと戦闘になる。ピクミン同士で戦闘をして負けると死んでしまうのだが、オリマーにはりついたキノコピクミンをボタン連打などで振りほどくと正気にもどる。
- ポンガシグサ 和名:ポンガシグサ
- ゲームにおいて重要な役割を果たす。移動は一切しない。ピクミンの色に対応する3色のポンガシグサがある。肉厚の葉を持ち、ピクミンたちが触れると一瞬葉を閉じる。ピクミンを50匹(ポンガシグサと同じ色のピクミンも含む)入れると枯れ、消えてなくなる。どのようにしてピクミンの色を変えるのかは不明。またピクミン・オニヨンとともに生物界の常識から大きく外れている。光合成以外の方法で養分を得ている。ピクミンの亜種や進化系であるとの説がある。
[編集] ステージ紹介
- 遭難地点
- オリマーが初めてピクミン星に不時着した、自然豊かな場所。最初のステージだけあってそれほど難度が高いわけではない。オリマーはここで初めて赤色のオニヨンとピクミンに出会い、最初のパーツ「メインエンジン」を回収することになる。2日目以降は大量のペレット草が咲き、バクダン岩も設置され、8日目以降は日替わりでミウリンとミズモチが登場。
- 希望の森
- オリマーがエンジンを回収した後に訪れる場所。チャッピーや小チャッピーなどの敵や、様々な種類の壁が登場する。壁を2つ壊した先には黄ピクミンがいて、バクダン岩も落ちている。
- 樹海のヘソ
- 名前の通り、昼でも薄暗く、まるで樹海の真ん中のようなステージ。青ピクミンと初めて会うことができ、水辺も多く、3色のピクミンを駆使しないと回収できないパーツがあるなど難度も上がっている。ダマグモやボケナメコといったボス敵も登場。またポンガシグサが初登場。
- 大水源
- 広い水源のステージ。水場が多く、その先にあるパーツも少なくないので青ピクミンの出番が多い。強敵ドドロの卵が登場する。敵が密集しているところもあり、狭い橋を渡らなければならないなどテクニックを要するトラップが多い。チャッピーも前のステージにいたものよりパワーアップしていて、難易度もかなり高い。
- 最後の試練
- 宇宙船の最後のパーツがあるステージ。そのパーツは最終ボスであるダイオウデメマダラが飲み込んでいる。しかしダイオウデメマダラと戦うまでの道には橋掛けや、岩壁の破壊作業などたくさんのトラップがあり、3色のピクミンを駆使しなければならない。ステージの中で最も難易度の高いステージ。
[編集] 宇宙船パーツ一覧
太字は回収しなくても、宇宙まで、飛べるいらないパーツ。
- メインエンジン
- 宇宙船の動力となる、最も重要なパーツ。運良くオリマーが不時着した場所のすぐ近くに落ちていたため、次の日からの探索が可能になる。
- 遭難したその日に入手することになる。またこれを入手しないと宇宙船を動かせないため、遭難初日は太陽メーターがなく時間を気にする必要がない。回収にはピクミン20匹が必要。
- ポジトロン発電機
- 永久燃料ダイナモ
- 希望の森に到着した地点のすぐ近くにある発電機のパーツ。これがあればいつでも宇宙船内が明るくなる。回収にはピクミン40匹が必要。
- きまぐれなレーダー
- 希望の森の永久燃料ダイナモの先にある白い土の壁を壊した先にあるレーダーのパーツ。これは回収するとスタートメニューでステージの地図やピクミンの場所がわかるようになる、非常に便利なパーツである。回収にはピクミン20匹が必要。
- ただものではないネジ
- 希望の森のきまぐれなレーダーからさらに先に進んだところにある黒い岩の壁を爆破すると見つかるパーツ。見た目と名前からネジであるが、どういうところがただものではないのかは不明。回収にはピクミン30匹が必要。
- ショックアブゾーバー
- 希望の森の永久燃料ダイナモとは反対側の段差の上にある緩衝器のパーツ。回収にはピクミン30匹が必要。
- ノヴァブラスター
- 希望の森のただものではないネジの手前から右折した場所にある黒い土の壁を壊した先にある、ドルフィン号の主砲。回収にはピクミン30匹が必要。しかし、このパーツは単なる武器であり、回収しなくともピクミンの星から脱出することは可能。
- 放射線キャノピー
- 希望の森の最北部のフタクチドックリの近くにある、放射線を抑えるためのパーツ。回収にはピクミン30匹が必要。
- サジタリウス
- 希望の森の永久燃料ダイナモ付近の水中の小島にあるパーツ。名前は娘の星座から(サジタリウスはいて座)。回収にはピクミン20匹が必要。
- ガイガーカウンター
- 希望の森にある、ヘビガラスが飲み込んでいたパーツ。いつもガーガー言ってうるさいらしい。回収にはピクミン15匹が必要。
- イオニウムジェット1
- 樹海のヘソの着陸地点から比較的近くの水中にあるパーツ。回収にはピクミン15匹が必要。
- スペースフロート
- 樹海のヘソにある浮き輪のパーツ。パンモドキが飲み込んでいた。またノヴァブラスターと同じく、ピクミンの星から脱出するには不必要。回収にはピクミン25匹が必要。
- オートマチック・ギア
- 樹海のヘソの青オニヨンと合流した地点の近くのかなり高い崖の上にある、宇宙船のギアのパーツ。回収にはピクミン15匹が必要。
- リブラ
- 樹海のヘソの着陸地点から最も離れた小島にある、サジタリウスと似た外見を持つパーツ。名前は息子の星座から(リブラはてんびん座)。回収にはピクミン15匹が必要。
- アナログコンピュータ
- 樹海のヘソの、リブラと同じ方角でリブラよりさらに遠くにあるコンピュータのパーツ。炎の上を通っても問題ないという点から炎には強いパーツと思われる。回収にはピクミン20匹が必要。
- グラビティジャンパー
- 樹海のヘソのパンモドキの巣穴の近くにある、青いばねのようなパーツ。回収にはピクミン25匹が必要。
- ノンダイオキシン
- 樹海のヘソのグラビティジャンパーの近くの水中にあるパーツ。近くにはなぜかラムネのビンがある。回収にはピクミン40匹が必要。
- オメガスタビライザー
- 樹海のヘソにある、ボケナメコが飲み込んでいたパーツ。回収にはピクミン30匹が必要。
- ガードサテライト
- 樹海のヘソにある、宇宙船を外部の敵から守る役割を持つ衛星のようなパーツ。ダマグモが飲み込んでいた。ちなみにダマグモはボケナメコの近くの円形の広場にいる。回収にはピクミン20匹が必要。
- リペアTYPEネジ
- 大水源の着陸地点のすぐ近くのコンクリートの崖の上にある、ぜんまいばねのような形をしたネジのパーツ。回収にはピクミン20匹が必要。
- マッサージマシン
- 大水源の着陸地点の南東にある、オリマーのマッサージマシン。脱出には関係なく、ノヴァブラスターなどと同じく回収しなくとも脱出できる。回収にはピクミン30匹が必要。
- 宇宙ムセン
- 大水源最南端のフーセンドックリが持っている無線機のパーツ。助けを求めることができるが、ピクミンの星では無線がつながらないらしい。回収にはピクミン20匹が必要。
- UVランプ
- 大水源の着陸地点のすぐ近くにある黒い岩の壁を壊したすぐ先の高いところにある、電球のパーツ。このパーツも脱出には不必要である。回収にはピクミン10匹が必要。
- バウスプリット
- 大水源のステージ中央にいるフタクチドックリが飲み込んでいる半球型のパーツ。回収にはピクミン30匹が必要。
- グルーオンドライブ
- 大水源の西部にあるパーツ。複雑な技術を積み込んだ機械である。パーツ回収にはピクミン50匹が必要。
- ジルコニウムローター
- 大水源西部のグルーオンドライブの近くにある白い岩の壁を壊した先にある白い土の壁の先にあるパーツ。回収にはピクミン30匹が必要。
- パイロットのいす
- 大水源のジルコニウムローターの場所の向かいにあった黒い土の壁を壊した先の左にある切り株の中にあるドルフィン号の椅子のパーツ。回収にはピクミン25匹が必要。
- イオニウムジェット2
- 大水源北部のコンクリートの段差の上にある、イオニウムジェットと同じ外見のパーツ。回収にはピクミン15匹が必要。
- クロノスリアクター
- 大水源北部のイオニウムジェットの近くの高いところにあるパーツ。回収にはピクミン20匹が必要。
- へそくり金庫
- 最後の試練にある、ダイオウデメマダラが飲み込んでいたパーツ。かなりの額のお金が入っていたようで、かなり重い。回収にはピクミン85匹が必要。これも脱出には関係の無いもの。
[編集] チャレンジモード
チャレンジモードとは、1日でどれだけピクミンを増やせるかを競う、本編の目的とは異なるモードである。ステージについては本編で登場した5つのステージであるが、宇宙船パーツやドルフィン号がない、生物の配置が変わっているなどの相違点がある。あくまでピクミンを増やすことが目的なので、ヤマシンジュやボケナメコといった効率よくピクミンを増やせる生物やペレット草・10ペレットや20ペレットがより多く配置されている(特に、本編で宇宙船パーツがあった場所に配置されていることが多い)のが特徴である。なお、ドルフィン号がないため本編のようにオリマーの体力を回復させることはできない。また、本編がある程度進んでいないとプレイできない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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