ボクらの太陽

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ボクらの太陽 はコナミから発売されているゲームボーイアドバンス用アクションRPG（メーカー側での呼称は『太陽アクションRPG』）のシリーズである。小島秀夫プロデュース作品。

カートリッジに太陽光を検知するセンサーが内蔵されており、ゲーム内に様々な影響を与えるシステムが最大の特徴である。日中ゲームが出来ない人にとっては厳しいが、どこでも持ち運べる携帯ゲーム機の利点を最大限に生かしたシステムとなっている。小島氏プロデュースのため、背後からの攻撃が、重要視されている。なお、出ている声優のほとんどがマウスプロモーション所属である（重松朋もかつてはマウスプロモーション所属であった。現在はメディアフォース所属）。

ボクらの太陽Django&sabataでは太陽センサーを廃止し、ストーリーや世界観も一新することとなった。外国版は名前が変更され、「boktai」から「Lunar Knights（月の騎士達）」へと変わり、主人公名も変わった。

[編集] 作品リスト

ボクらの太陽（略称はボクタイ）（GBA）
続・ボクらの太陽太陽少年ジャンゴ（略称はゾクタイ）（GBA）
新・ボクらの太陽逆襲のサバタ（略称はシンボク・サバタイなど）（GBA）
ボクらの太陽 Django&Sabata（略称はボクタイDS）（NDS）

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] ストーリー

太陽は闇に覆われ、生と死の輪廻に反生物アンデッドと闇の一族イモータルが介入したことによって訪れた暗黒の時代。人々は太陽を忘れ、太陽の街と呼ばれたサン・ミゲルは死の街と化した。かつて最強と呼ばれたヴァンパイア・ハンター紅のリンゴの息子、太陽少年ジャンゴは父より継ぎし愛銃太陽銃ガン・デル・ソルを手に、父の仇であるヴァンパイアロード伯爵を追って死の都イストラカンを訪れた。かつて父とともに旅をした太陽の使者おてんことの出会い、伯爵に捕らわれた大地の巫女リタの救出、そして生き別れの兄サバタとの再会を得て、ジャンゴはイストラカンの謎に迫っていく。（ボクらの太陽）

イストラカンでの旅を終えたジャンゴは故郷、サン・ミゲルへと向かっていた。しかし、突如現れた謎のヴァンパイアが出現、戦闘の末太陽銃を奪われてしまう。太陽銃を失い、アンデットとの戦闘の術を失ったジャンゴ一行の前に現れた魔女を名乗る少女ザジによって新たな魔法機械ソル・デ・バイスを手に入れ、やっとの思いで着いた故郷は未だ浄化されぬ死の街のままであった。暗躍する新たな敵、イモータル四兄妹。太陽街の住民、そして兄サバタの力をかり、ジャンゴの新たな戦いが始まる。（続・ボクらの太陽）

星々の間で多種多様な文明が行き交う時代、その辺境の惑星、地球。しかし、伝承の時代から人々から恐れられていたヴァンパイアは、その星々の技術を使い、強化服「棺桶スーツ」環境改変システム「ギジタイ」を使い異界の空を召喚、太陽の光を克服、人々は明けることのない夜のなかヴァンパイアの奴隷として死ぬか、ヴァンパイアと戦って死ぬか選択を迫られていた。そんな中たった一人でヴァンパイアを狩り続ける一人の剣士と今はまだ力を持たないが心に太陽を持つ一人の銃士二人の戦いが始まろうとしていた。（ボクらの太陽 Django&Sabata）

[編集] 登場人物

ジャンゴ（声：水間真紀）

本作の主人公。太陽少年太陽銃「ガン・デル・ソル」の後継者。最強のヴァンパイアハンターだった父・リンゴから太陽を操る術と「深紅のマフラー」を受け継いだ。夏でも長袖・マフラーを外さず、また冬でも半ズボンである。父・リンゴの太陽と母・マーニの月の血を併せ持つ。「続～」の劇中で半ヴァンパイア化してしまうが、浄化された結果太陽と暗黒の力を使い分けられるようになる。「新～」では、冒頭地下牢獄に封印されていたが、ヴァンパイアの血の力によって復活する。だが、その影響で軽い記憶喪失に陥った。「続～」では太陽銃の他に剣・槍・槌を使いこなす。「新～」では剣が残り、「直剣」「長剣」「刀」「曲刀」「大剣」の５種類に細分化された。また、続～からは「ロックマンエグゼ」とのコラボで「ロックバスター」を武器として使うことができる。半ヴァンパイア化した状態を「ダークジャンゴ」、おてんこさまと合身した太陽の化身を「ソルジャンゴ」と称する。デフォルトの名前はジャンゴであるが、最初にプレイヤーが任意に変更できる。（「僕～」ではここで小島監督関連の名前を入力すると、本編でちょっとしたイベントが起こるという小技があった）サバタとは、唯一血を分けた双子の兄弟。

（漫画・太陽少年ジャンゴ）

とことん負けず嫌いで考えるよりも行動な性格で大変なお兄ちゃん子。一人称はゲーム版の『僕』から『俺』に変わる。幼い頃別れて以来、行方が分からない兄サバタを探す為にバンパイアハンターとして旅をしていたが、おてんこ達と出会い徐々に太陽少年としての力が目覚め始める。現在ではサバタとおてんことネロと共に父親を探すべく、ヴァンパイアが支配する惑星・クリアカンへ旅立つ。

（ボクらの太陽 Django&Sabata）

アクーナギルドの見習い銃士であり破壊の王と戦った伝説の「時駆ける戦士」トリニティの息子という設定になっている。

今までの作品とは違い、性格が無鉄砲で考える前に動くという全く違う性格になっている。DSメールによれば年齢は10歳らしい。ちなみに外国版での名前はアーロンである。またゲームの設定では男性ではあるが攻略本によると女性ではとの疑惑が書かれている。
おてんこさま（声：大塚明夫）

太陽の使者。主人公を導き、その戦いをサポートする。その正体は太陽意思ソルが地上に降臨したもの。ヒマワリのような形をしていて、新～の劇中でトリニティに「おしゃべりヒマワリ」と言われ激怒した。主人公にアドバイスしたり、ボスを完全に倒すために必要な「パイルドライバー」を召還するなど重要な能力を持っている。過去にはジャンゴの父・リンゴと共に戦った。敵から狙われやすく、石化したり、取り込まれたりして、主人公の前からよく姿を消す。しかし、ストーリーの終盤に必ず復帰する。鼻のような器官はタツノオトシゴをモチーフにした口らしい。

（漫画・太陽少年ジャンゴ）

太陽の精霊。始めは何故か鉢植えに植えられて弱っていた。ジャンゴの武器となって敵と戦う。関西弁を話す。

（ボクらの太陽 Django&Sabata）

光の星霊獣。長き眠りについていたが、ジャンゴの気持ちに反応して復活した。
サバタ（声：重松朋）

暗黒少年にして月下美人。ジャンゴの双子の兄だが、幼い頃に親元から連れ去られ、偽りの母、闇の女王（クイーン）に暗黒銃「ガン・デル・ヘル」の使い手として育てられた。実の母・マーニから月の巫女（月下美人）の力と「月光のマフラー」を受け継いだ。イモータルの尖兵だったが、自らの出生を知りジャンゴの味方となる。「続」では良き協力者であったが、「新～」では敵のイモータルの一人（ラタトスク）に操られ、ジャンゴを地下牢獄に埋葬、封印した。その後、ラスボスに取り込まれた。尚、「新～」にはエンディングが複数存在し、これによって彼の生存が左右される。（エンディング名はA・Bのため、どれが真のエンディングかは個人の解釈に委ねられている）。

（漫画・太陽少年ジャンゴ）

ジャンゴの兄。ゲームとは違い、ジャンゴとは年が若干離れていて、服装や髪型も多少違っている。バンパイアハンターだが、ジャンゴとは対に月のパワーを持つ。数年前に幼いジャンゴを残し旅立ってそのまま消息不明だったが敵に捕らわれていた。だが現在（２００６年コロコロ３月号）の時点ではジャンゴの元へ戻ることが出来て彼らとともに父親を探すべく、クリアカンへ旅立つ。性格は冷静沈着だが弟想い。

（ボクらの太陽 Django&Sabata）

たった一人でヴァンパイアを狩り続ける黒衣の剣士。あまり人とは関わらず相棒である星霊獣ネロ以外寄せ付けない。

なぜか人には扱えないはずの暗黒の武具（ダークマター）を扱える。

今までの作品とは違い、ジャンゴと兄弟という設定はなくなっている。ちなみに外国版での名前はルシアンである。

7年前はジャンゴと同じくギルドでアーネストやカイと共に太陽銃を扱っていた。当時の名前は「サルタナ」。しかし、最も愛する女性エレンをデュマに「ヴァンパイアの花嫁」にされ、助かる術はないと知りながら単身敵地に乗り込み、デュマに半殺しにされた。その時闇の星霊獣ネロの力を借り、半ヴァンパイアとして再生。しかし、副作用により一時記憶喪失に陥った。今も全ての記憶を思い出している訳ではない。ある程度思い出してはいるが、エレンとデュマのことにのみ執着しているため他のことに全く関心がなく、「どうでもいい」状態。そのためかつて共に戦っていたギルド員を見ても「ああ、そんな連中もいたな」と思う程度だがジャンゴ達と行動を共にしている内に徐々に心が開いていく。また、左目の眼帯は傷を負っているのではなく、完全にヴァンパイア化し、不気味に紅く輝く瞳を隠しているとのこと。この時から年もほとんど取っていないようである。（DSメールによれば16歳らしい。7年前から年をとっていないとなると１６＋７で実年齢は23歳ということになる）

また、今回「彼の年齢を少し上げ、男らしくしたい（HIDECHAN　RADIOより）」ということにより声優が変わった（佐藤雄大）。
ネロ（声：石田彰）

DSに登場する。黒い猫の姿をした闇の星霊獣で、サバタの相棒でもある。口は悪いが良き兄貴的存在。

頭の傷は、サバタによってペローから引き剥がされた時に出来たもの。

（漫画・太陽少年ジャンゴ）

惑星クリアカンから来たヴァンパイアで始めは敵として登場したがジャンゴとサバタに破られてゲーム版の黒猫の姿に戻り、以後クリアカンの案内人となる。
リタ（声：小暮英麻）

生命の社たる「太陽樹」を守り育てる、大地（ガイア）の巫女。本作のヒロインである。彼女以外に大地の巫女がいるのかは不明。サン・ミゲル襲撃の際に太陽樹と共に伯爵にさらわれた。ジャンゴに助けられてからは、死の都イストラカンの太陽樹、サン・ミゲルに新たに芽生えた太陽樹を世話し、道具屋（果物屋）を営んでいる。清楚でおしとやか、言葉遣いも丁寧でしっかり者だが、いざ戦いになるとレディ直伝の徒手空拳でアンデットをも倒す（その際、言葉遣いも悪くなる）。その実力は師であるレディが「ちょっと強くさせすぎた」と言わせるほど。ジャンゴと同じく太陽街サン・ミゲル出身だが、ジャンゴたちとの面識はなかった様子。伯爵から助け出されて以来、ジャンゴにほのかな想いを寄せていて、彼の近くにいたい一心でサン・ミゲルに帰郷し、彼が倒れた時には看病する健気さも見せる。マンガ版には登場しない。
アルニカ

マンガ版オリジナルキャラで、リタとザジの代わりのヒロイン。明るく優しい性格で、癖が強いキャラ達に比べればいたって普通の少女なのだが、実は・・・。
ダルシス

アルニカ同様マンガ版オリジナルキャラ。大剣を操るバンパイアハンターで賞金稼ぎでもある。
トリニティ（声：小池亜希子）

アンデットに支配された未来世紀から来た少年。トレジャーハンターを自称するが、実際はただのトラブルメーカーである。伝説の戦士を探し出すことが使命といい、ジャンゴたちの行く先々で出会ってはトラブルを起こしたりする。

（ボクらの太陽 Django&Sabata）

破壊の王と戦った伝説の「時駆ける戦士」。サルタナの太陽銃の師匠で、ジャンゴの父親。当時はオテンコと共に戦っていたが、エレンを単身助けに行ったサルタナを追い、デュマに殺され消息を絶つ。

また、名前からして「新～」に登場したトリニティとも考えにくくはない。
カーミラ（声：小暮英麻）

レディ・ヴァンパイア。通称「死せる風運ぶ嘆きの魔女」でその名の通り『死せる風』という石化光線の一種を操る。「僕～」では敵だが、「新～」のヒロインでもある。かつては人間だったのだが、魔女の力を持つという理由で迫害を受け殺害された。死後、伯爵の手によってイモータルとして復活する。古風で物静かな性格だが秘めたる芯は強い。サバタに強い想いを抱いている為に、本来は優しい性格なのだが、ジャンゴに呪いをかけたり、命をかけて行く手を阻もうとするなどサバタの為に非情になったりもした。なおイモータル時はギリシャ神話の怪物ゴルゴンを思わせる巨大な蛇人間の姿になる。浄化されてからもその魂はサバタの肉体に宿り、彼を月下美人に昇華させるきっかけになった。「新～」ではヴァナルガンドに支配されつつあるサバタを解放し、その代償としてヴァナルガンドと共に眠ることになる（全エンディング共通）。余談だが「僕～」では対決する時間によって彼女の服が赤から青に変化する。マンガ版には登場しない。

（ボクらの太陽 Django&Sabata）

辺境に研究所を構えるシェリダン教授の元で働く顔色の悪いメイド。感情に乏しいところがある。その正体はストーカー男爵によって作られたエレンという名の女性をモデルにした人造人間だったが、自我そのものを持ったため、処分を待つ身となっていたが、シェリダン教授に拾われ、メイドとして働いている。
ザジ（声：氷上恭子）

かつてリンゴと共に戦ったと言われる伝説の魔女「ひまわり娘」の弟子。今は彼女がその二つ名で呼ばれることが多い。流暢な関西弁（おてんこさま曰く、ひまわり娘独特の喋り方）を操り、少々がめついところもあるが、明るく常に前向きな少女。未来を占う「星読み」の力とサン・ミゲル全体を覆う結界維持、テレポート能力と凄まじい魔力を持つが、それゆえに先代のひまわり娘に拾われるまで辛い日々を過ごしていた。「続～」のヒロイン。「新～」でも宿屋で行く先のヒント、やりこみ情報を教えてくれたりする。サバタとの関係は「新～」で少し暗示されていたが、結局の所不明のままである。リタ同様マンガ版には登場しない
リンゴ（声：大塚明夫）

「キング・オブ・イモータル」を倒し、最強と呼ばれたヴァイパイア・ハンターにしてジャンゴとサバタの父。通称「紅のリンゴ」。サン・ミゲルがアンデットの襲撃を受けた際、伯爵と交戦し、死亡したとされていたのだが、「続～」にて謎のヴァンパイアとして登場した。ジャンゴの身に着けているマフラーと太陽銃はリンゴが託したものである。「僕～」では名前のみの登場で、生前の姿が晒されたことはない。（ちなみに彼の倒したとされる「キング・オブ・イモータル」は名前きりで、当然ながら画像も公開されていない）。「新～」ではリンゴの服装と思われるアクセサリーが存在するが、もしそれがリンゴのものならリンゴは一張羅であると思われる。（色あせたボウシ、古ぼけたコートなど。）

（漫画・太陽少年ジャンゴ）

ジャンゴとサバタの父で、過去にダーインと戦い、背中に傷を負わせるものの、敗北。記憶喪失の復讐鬼と化していたが、暗黒城の門の前で記憶を取り戻し、門番を道連れに死亡したと思われたが、ヴァンパイアが支配する惑星・クリアカンで彼らしい人物がネロによって目撃された。
マーニ

月下美人にして、ジャンゴとサバタの母。月光仔の血を引く女性で、ヘルの妹。元はイモータル側であったがリンゴとの恋に落ち、離反。その後、サン・ミゲルが襲撃された際にイモータル側に誘拐、最後はヘルと同化されてしまう。詳しい性格・容姿は不明。ヘルと同化した際もヘルがベースであったためである。サバタといい、マーニといい、月下美人は同化される運命にあるのでは…?
アリス（声：氷上恭子）

「DS」に登場するひまわり娘。ケータイで助言を与え、魔法衛星「ひまわり」を操りヴァンパイアの浄化をも手助けする。桃色の服に短パン、ブーツ。そして大きな「うさぎ耳」。彼女は耳を「つけ耳」と言っている。しかし、彼女はイモータルに滅ぼされた幻の「兎人」ではないかと噂されている。また、その独特の関西弁から、前作に登場したザジとの関連も考えられなくはない。サバタの過去と現在を知る数少ない人物。記憶喪失だったサルタナにサバタと名を付けたのも彼女。何故サバタと名づけたかは不明。シェリダン教授とは旧知の仲。お互いの利害の一致のため協力関係。
ビーティー（声：浅川悠）

「DS」に登場する、魔女（ウィッチ）の名を持つアクーナギルドの女銃士。本名はベアトリクス（ビーティーは略名）。太陽銃ウィッチの使い手。姉御肌で見かけによらず男まさりな性格。一人称はオレ。部下からは「姉さん」「お姉さま」と呼ばれ慕われている。スニーキング（潜入任務）を得意とする。ギルドには先代リーダーが死亡してから入団したため、サルタナやトリニティのことはあまり知らない。アクーナ出身。
アーネスト（声：上田陽司）

『DS』に登場する。クリアカン・ギルドの現リーダー。ジャンゴの太陽銃の師匠でもある。融通が聞かないところはあるが皆からは慕われている。
カイ（声：黒田崇矢）

『DS』に登場する。アーネストと共に戦う犬人のギルドの戦士。太陽銃ニンジャを扱う。
アーシュラ（声：小池亜希子）

『DS』に登場する。火の星霊獣。ケンカっ早い江戸っ子気質な性格。
オトフリート（声：上田陽司）

『DS』に登場する。風の星霊獣。サムライ的な性格。
リザ（声：淺川悠）

『DS』に登場する。氷の星霊獣。エレガントなお嬢様風。
トーベ（声：氷上恭子）

『DS』に登場する。地の星霊獣。無邪気な忍者。
ペロー（声：重松朋）

『DS』に登場する。ネロと同じく闇の星霊獣なのだがネロとは正反対に白猫で何故か二本足で立っていて、パイロットスーツを着ている。デュマに仕えていて度々ジャンゴの前に立ち塞がる。だがオテンコによれば性別はどうやらリザと同じくメスらしい。マンガ版にも登場した。
伯爵（声：大塚明夫）

「血（地）の伯爵」の異名を持つジャンゴの好敵手（ライバル）。別名ヴァンパイアロード。「ボクらの太陽」、「新～」での「イモータル四人衆」の一人。もとはダーインによってヘルの下へ送り込まれた刺客であったが、裏切りヘルに忠誠を誓う。攻撃は吸血、バット変身など、唯一シリーズを通してヴァンパイアらしい攻撃を行う。他にも「ブラッドランス」「ブラッドレイン」などを使う。闇の女王（クイーン）への忠誠が関係しているのか、ジャンゴを執拗に敵視する。マンガ版では一度ジャンゴと戦いうも破られ、さらに力を奪われてしまい小さくなり、ジャンゴ達の案内人となるが行動を共にしている内に情がうつったのかジャンゴやおてんこを助けた事もあった。
ヴァンパイア（紅のリンゴ）

サン・ミゲルに帰還したジャンゴに襲い掛かった吸血鬼。その正体は伯爵による吸血変異によってヴァンパイアになったリンゴ。蝕まれつつある自我はたまに出る程度で、通常は暴走状態にある。物語の序盤で、本来ヴァイパイアが使えるはずのない太陽銃を使用するシーンがあるが、これはベースがリンゴであるため。ダーインに乗っ取られるも、ジャンゴたちの手によって一時的に自我を回復、ダーインを道連れにパイル・ドライバーによって浄化され、最後を迎える。肌・目が伯爵同様であるが、服装は生前のリンゴのもの。
ダーイン（声：中村俊洋）

「続～」に登場する、黒きダーインの異名を持つ「イモータル四兄妹」の長兄。各地に封印された妹達の封印を解いた張本人でもある。妹達以上の力を持つ影のイモータルで、真の暗黒仔を名乗る。銀河意思に従いジャンゴと接触すると同時に、絶対存在であるヨルムンガンドの復活を目論む。容姿を自在に変える能力と他者への憑依能力を持ち、終盤ではヴァンパイア（紅のリンゴ）に憑依してジャンゴ・サバタとの決戦に挑むが、リンゴもろともパイル・ドライバーによって浄化される。マンガ版にも登場するが容姿と性格は異なる。
ドゥネイル（声：氷上恭子）

空を司るイモータル。白きドゥネイルの異名を持つ。「イモータル四兄妹」の次女。目覚めて早々ジャンゴに襲い掛かるが、まだ本来の力を取り戻していないために本来よりも弱くなっている。マンガ版にも登場するがこちらは普段、小さな老婆の姿をしている。

ドゥラスロール（声：小暮英麻）

陸を司るイモータル。赤きドゥラスロールの異名を持つ。「イモータル四兄妹」の三女。正体は太陽の街サン・ミゲルのあちこちに根を出していた暗黒樹の本体。オープニングにはダーインとともに登場する。イモータルには珍しく、ソル属性をもつ。浄化後は最終的に太陽樹と同化してジャンゴに大地の祝福をあたえる。実は元は人間でカーミラ同様に死亡後、ダーインに救われイモータルにされる。マンガ版にも登場するが、ゲーム版とは容姿が異なる。
ドヴァリン（声：児玉孝子）

「続～」に登場。青きドヴァリンの異名を持つ。海を司るイモータル。「イモータル四兄妹」の長女。長く眠っていたが、オクトパスを利用して力を集めていた。製作段階で一時期削除されかけたらしい。マンガ版にも登場するがゲーム版とは容姿が異なる。
フレスベルグ（声：石田彰）

死の翼フレスベルグの異名を持つ。「新～」に登場する「イモータル四人衆」の一人。可愛い外見とは裏腹に、正体は醜い怪鳥。喰らうことしか頭になく、喰えないもの（つまり機械）ばかり作るニーズホッグとは犬猿の仲。
ニーズホッグ（声：重松朋）

機械王ニーズホッグの異名を持つ。「新～」に登場する「イモータル四人衆」の一人。巨大鉄竜にのっているが本体は小さな少年。機械以外の存在を見下しており、喰らうことしか頭にないフレスベルグとは犬猿の仲。
ラタトスク（声：石田彰）

人形使いの異名を持つ、第三の暗黒仔。「新～」に登場する「イモータル四人衆」の一人。月下美人であるサバタを操り、絶対存在・ヴァナルガンドを復活させ、その力によって世界を支配しようと企む。イモータルであるにも関わらず、銀河意思には従わず、己が私利私欲のために行動し、「イモータル四人衆」を「駒」扱いしている。
ライマー（声：大塚明夫）

辺境の町アクーナで魔都クリアカンに奴隷として送るために人間を狩っている。しかし、それ以外にも自らの楽しみのために人間を狩っている。棺桶スーツはケンタウロスの様なものであった。また、今回ボスキャラたちは十二正座がモチーフにされているため創作者曰く、彼のモチーフは射手座。炎の星霊獣・アーシュラを封じている。
エドガー（声：中村俊洋）

ポー子爵の兄。妹のヴァージニアとともにアーネストとカイをさらう。棺桶スーツは紫の機体。モチーフは双子座。風の星霊獣・オトフリートを封じている。マンガ版にも登場したがゲーム版より口が悪くなっている。
ヴァージニア（声：小暮英麻）

ポー子爵の妹。兄のエドガーとともにアーネストとカイをさらう。棺桶スーツは緑の機体。モチーフは双子座。大地の星霊獣・トーベを封じている。マンガ版にも登場するがこちらもゲーム版と違い、一応妹と表示されているも言葉遣いはかなり悪い。
ストーカー（声：秋元洋介）

男爵の称号をもつ。魔法研究所の所長もつとめる。シェリダンとはかつての師弟であった。カーミラやローラを魔法科学の力で創りだす。棺桶スーツはカニ型。モチーフは蟹座。氷の星霊獣・リザを封じている。
デュマ*（声：黒田崇矢）

二本角の公爵として人々に恐れられている。トリニティやエレンを殺した張本人ではあるが、実は自分なりに人間との共存を考えていた。新市街では、女性たちの間では大人気であったようであり、ブロマイドも作られると言う人気ぶりであった。モチーフは山羊座。公式攻略本によると外見年齢18歳前後とのこと。マンガ版にも登場している。
ポリドリ*（声：石田彰）

銀河宇宙よりの使者「イモータル」でありデュマ達に棺桶スーツを与えた張本人。人間やヴァンパイアを自らの駒として扱う。実は今現在の地球には肉体を持った姿では対応できないため、今は幻体となって活動している。そのため、ギジタイの真の姿「星喰い（プラネットイーター）」を発動させ、環境に対応できるように惑星もろとも変更させようとしていた。

最終決戦時には、ヴァンパイアを喰らい、巨大な棘の鎧を持つ新しい体を手に入れた。だが、その中に隠された本体は御玉杓子と目玉を合わせたような容姿だった。