サルゲッチュ
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『サルゲッチュ』は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が1999年から発売しているゲームソフトシリーズ、及びそれに関連するメディアミックス作品群の総称。略称は「サルゲ」「ピポサル」。
この名称は、元々1999年6月24日に発売されたゲームソフト第1作目のタイトルであったが、以後シリーズ化していった際にこの名がシリーズ全体を指す名称にもなった。各種ゲームソフトの他、漫画雑誌やテレビアニメなどでも展開を見せている。
目次 |
[編集] ゲームの概要
ゲームの目的は、「ピポサル」と呼ばれる特殊なヘルメットをかぶったサルたちを次々と捕獲していくことである。プレイヤーはゲームの主人公を操作し、「ガチャメカ」と呼ばれる道具を駆使してピポサルを研究所へと転送する。
宇宙初のデュアルショック(アナログスティック付き振動コントローラー)対応ソフトであるというその特徴、ガッツ石松演ずるユニークなCM(第3作目のCMはアンガールズが、『ミリオンモンキーズ』では大槻ケンヂが担当)、そしてシリーズを通してピポサルたちが繰り広げる愛嬌ある行動、といった要素がユーザーたちからの多大な支持を得ている。この『サルゲッチュ』シリーズを象徴するキャラクター・ピポサルは、『クラッシュ・バンディクー』のバンディクー、『どこでもいっしょ』のトロ、『パラッパラッパー』のパラッパなどとともにプレイステーションを代表するキャラクターとなった。
[編集] シリーズ
[編集] プレイステーション
- サルゲッチュ
- 1999年6月発売。初のデュアルショック「専用」ソフトである(コントロールパッドにデュアルショック機能がないとプレイすることができない)。主人公はカケル(後述)。彼がタイムスリップした先の様々な時代を駆け巡り、最終目的であるスペクター(後述)の「ゲッチュ」を目指す。
[編集] プレイステーション2
- ピポサル2001
- 2001年7月発売。ピポサルたちのパンツを回収することが目的。
- サルゲッチュ2
- 2002年7月発売。シリーズの正統進化第2弾。主人公はヒカル(後述)で、本作では新たなガチャメカが数多く登場する。しかし、これらのガチャメカは続編の『3』には登場しない。音楽は葉山宏治が担当した。
- ガチャメカスタジアム サルバト~レ
- 2004年7月発売。アクション格闘ゲームで、6人&2チーム+αのキャラが使用可能。
- サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウッキゲームてんこもりっ!!
- 2004年8月発売。EyeToy対応のボードゲーム。
- サルゲッチュ3
- 2005年7月発売。シリーズ正統進化第3弾。テレビの世界が舞台となる。主人公にサトル(後述)とサヤカ(後述)の2人が用意されており、プレイヤーはこの二者から選択することができる。また本作では、主人公が様々な格好に変身し、それによって発揮できる能力を駆使しながらゲームを進めてゆく「バケルギア」という新システムが採用された。
- サルゲッチュ ミリオンモンキーズ
- 2006年7月13日発売。「カケル編」と「スペクター編」の2つのエピソードが用意されている。本作では新宿、秋葉原、東京など実在する場所を舞台としており、プレイヤーがピポサルとの全面戦争に挑むという内容。バトル色が強く、他の会社のゲームの影響が出ている部分がある。また、『サルバトーレ』のようなシステムで戦う「VSモード」も用意されている。
[編集] PSP
- ピポサルアカデミ~ア - どっさり!サルゲー大全集 -
- 2004年12月発売。ミニゲーム集。
- サルゲッチュP!
- 2005年3月発売。第1作目のリメイク作品。PSPには右スティックがないため、操作方法がかなり変更されている
- ピポサルアカデミ~ア2 - あいあいサルゲ~ジャンケンバトル! -
- 2005年12月15日発売。本作ではミニゲームがさらに増加。
- サルゲッチュ ピポサルレーサー
- 2006年12月7日発売。サルゲッチュシリーズ初のレースゲーム。
- サルゲッチュ サルサル大作戦
- 2007年夏発売予定。ジャンルはアクションで、詳細はまだ不明。
[編集] ゲームのあらすじ
- (サルゲッチュ)
- 町の研究者・ハカセが発明したピークポイントヘルメット(通称:ピポヘル)を、なぜか遊園地の人気者の小ザル・スペクターが誤ってかぶってしまい、それによって知能を身に付け変貌した彼が他のサルたちを連れ、歴史改造計画を開始した。その時ハカセは研究所でタイムマシンの開発を進めており、主人公のカケルとその親友でライバルのヒロキの2人はタイムマシンを見学させてもらうために、ハカセの研究所へと行くところであった。しかしカケルとヒロキがそこで目にしたものは、おかしなヘルメットをかぶったサル=ピポサルが研究所を占拠し、ハカセと孫娘のナツミがピポサルによって縛られている姿だった。そしてピポサルが研究所の施設のスイッチを押すと、何かの機械が動き始めた。ピポサルはその機械に吸い込まれてゆき、そこに居合わせていたカケルとヒロキもそれに巻き込まれてしまう。その機械はハカセが完成間近にしていたタイムマシンそのものだったのだ。カケルは1人、中生代の時代へと送り込まれ、そこから冒険が始まったのである。
- (サルゲッチュ2)
- ハカセが旅行に出かけることになり、カケルの従兄弟で今回の主人公でもあるヒカルがなぜか研究所のサルたちに出来立てのパンツを転送するようにと頼まれていた。だがかなりのおっちょこちょいで、おまけに作業のミスにより研究所を破壊してしまった。さらに、パンツと一緒に過去に問題を起こしたピポヘルを転送してしまい、スペクター復活。サルが再び世界侵略を始める。その責任としてヒカルがピポサルを捕まえることになる。
- (サルゲッチュ3)
- 元気なサトルとアイドルのサヤカの双子の姉弟は、ハカセの元・助手であるアキエおばさんのところで暮らしている。ある日、ナツミからの通信が突然入る。ナツミの話によると、またまたスペクター率いるピポサル軍団がいたずらを再開したというのであった。今回、彼らは「サルによるテレビ局・スペクターTV」なるものを開局し、その放送内容を見た者をたちまち脱力させ、ナマケモノにしてしまうという騒動を起こしていた。しかも、カケルやヒカルやハカセまでも放送を見てナマケモノになってしまった。サルたちの放送を止めさせるためにサトルとサヤカは冒険に出かける。
[編集] 登場キャラクター
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] カケルサイド
- カケル(声優:瀧本富士子/アニメ版 石川静)
- ナツミ(声優:川上とも子)
- ハカセの孫娘で、カケルを弟のように可愛がっている。中学2年。学校ではラクロス部に入っており、「パチンガー」のシュートラケットもラクロスのラケット型をしている。料理がものすごく下手。おばけが苦手。『2』では自室を改造し、トラベルステーションを作った。『3』では、ピポサルたちの放送するテレビ番組に興味を示さなかったお陰で唯一ナマケモノにならなかったため、サトルとサヤカに危機を伝える。また、アニメ第2期からは、クータというサルの赤ちゃんを飼っている。(元はスペクターだった。)
- ハカセ (声優:八奈見乗児/アニメ版 梅津秀行)
- 「ピポヘル」と「ガチャメカ」を発明した町の科学者で、ナツミの祖父。ガチャメカはハルカの父親との合作でもある。科学者といっても決して大真面目な性格ではなく、普段はダジャレを考えているような楽天家。『2』ではゲーム序盤でバカンスにいってしまい、『3』ではナマケモノになってしまう。実は『メタルギアソリッド』シリーズのロイ・キャンベル大佐とはハイスクール時代の友人同士という設定で、また、オタコンとも知り合い。(この頃のあだ名は、ストーンヘッド)
- チャル(声優:川上とも子/アニメ版 佐藤利奈)
- ハカセが作った自律型サポートコンピュータプログラムで、モニター上では少女の姿で映っている。機械関係の管理などが得意。ハカセとナツミがさらわれてしまった時は、彼女が代わりに「ガチャメカ」の転送を行った。初代『サルゲッチュ』などはハカセの顔のマークの服を、『サルバト~レ』ではロングヘアを束ね、蜘蛛の模様の服を着ている。『2』では本人は登場しないが、「ひみつのしゃしん」でナツミと一緒に写っている姿を見ることができる。また、アニメでは、第1期前半ではオペレーター役としてモニターにいたが、後半ではカケルたちと一緒に行動するようになる。また、第2期では、メイドの格好をしている(ハカセの趣味)。
- おじさん(声優:稲葉実)
- 『サルゲッチュ』のみに登場。現代でピポサルに追われていた。今後の出演については不明。
- ヒカル(声優:くまいもとこ)
- 『サルゲッチュ2』の主人公で、カケルとは従兄弟同士という間柄。鼻には絆創膏をつけている。少々天然ボケ気味で、パンツと一緒にピポヘルを転送してしまうという間抜けなところもある。『3』ではスペクターたちが流す放送によってナマケモノになってしまう。漫画版ではかなり出番が多い。また初代アニメや劇場版(後述)でも主役を務めている。
- ピポッチ(声優:南央美)
- ヒカルと仲良しの、新型ピポヘルを被ったサルの赤ちゃん。サルなのに「ピポー」と話す。ナマケモノ砲の完成のため、ウッキーレッド(後述)によってさらわれてしまう。羽がついていて空を飛ぶことができる。ヒカルにいろいろな事を教えてくれたりする。『3』では絵のみが登場。
- ハルカ(声優:半場友恵)
- 笑顔をあまり見せない「パチンガー」の使い手。ハイテクオリンピアの前・優勝者で、ディスクをトロフィーに隠していた。父親のために参加し、最後には父親と再会する。ピポトロンとは何か因縁があるのかもしれない。アニメにおいては、第1期の物語途中からレギュラー入りを果たし、ハイテクロボットバトルと呼ばれるロボット競技の優勝者という設定に変更されている。大人しい性格でしっかり者ではあるが、たまに天然ボケな一面を見せることも。また、カケルに好意を寄せている部分がある。
- サトル(声優:竹内順子)
- 『サルゲッチュ3』における主人公。別のプレイヤーキャラクターであるサヤカ(下記)とは双子同士という関係。ピポサルを目にするのは初めてだったのか、彼らの存在にかなり驚く。給食の時間と体育が好きで、いつもユニフォームを着ている。ユニフォームについている背番号は3で、様々な姿に変身してもこの背番号だけは常に欠かさない。トモウキを救ったのも彼である。
- サヤカ(声優:野中藍)
- 『3』におけるもう一人の主人公で、サトルの双子の姉。今話題の人気アイドルでもある。曲は「HAPPY☆センセーション」。国語と音楽が好き。変身時の衣装も可愛らしく、彼女のファンであるピポサルたちはメロメロになってしまう。そのため、サトルよりはピポサルを捕まえやすいというメリットがある。
- アキエ(声優:大原さやか)
- 外国にいる両親の代わりにサトルとサヤカを世話している、ハカセの助手だった科学者。バケルギアの発明者。プリンが大好物のようでメカヨンクを「プリン」にすると目が反応する。3でナマケモノになってしまったハカセの代わりにサポートを担当する。オルガンが近くにあるが、学校の先生なのかどうかは不明である。
- バナナちゃん (声優:芳野日向子)
- 後藤先生の漫画オリジナルキャラクター。ピポサルに恋するバナナの女の子。よくいろんな所にでてくる。
- クータ(声優:坂本千夏)
- 「サルゲッチュ ~オンエアー~」オリジナルキャラクター。ナツミが飼っているサルの赤ちゃん。ピポトロンJ達の仕業により、スペクターになった。第二十六話で洗脳が解かれ、元に戻り、第2期では元通りの生活を送っている。放浪好きで、勝手に外に飛び出しては何日も帰ってこないことがあるらしい。
- ピポエンジェル
- 「サルゲッチュ ~オンエアー2nd~」オリジナルキャラクター。サルが天使になった様な姿をしており、腕は翼状になっている。ピポエンジェルの羽(金なら一枚、銀なら五枚)を集めると、どんな願いでも叶えてくれるためピポトロンブラザーズが必死になって集めてる。様々な物に擬態・変身する力を持つ。
[編集] スペクターサイド
- スペクター (声優:坂本千夏)
- ピポサルたちの白きリーダー。1月28日生まれ。元は遊園地にいた人気者の小猿だったのだが、未完成だったピポヘルを被ったことで邪悪な心が芽生え、超能力に目覚めた。『サルゲッチュ』ではゴリアックアーマー、『ピポサル2001』ではゴリアックアーマー2、『2』ではビックコングロボ(パーフェクトゴリアック)、『サルバト~レ』ではスーパーゴリアックアーマー(ブラックスペクターは戦艦ゴリアック)、『3』ではキングゴリアックと多彩なマシンを操る。『アカデミ~ア』ではシニア3年担当。『ミリオンモンキーズ』では、バカンス中にサル軍団をニセスペクター(正体はピポトロンメタ。下記参照)に乗っ取られてしまう(しかもサル達はニセスペクターを本物だと信じて言うことを聞かない)。超能力はとても強く強力な技がある(エネルギー弾、バリヤー、分身、爆発など)。アニメではナツミのペットで「クータ」という名前の白い小猿が、ピポトロンJ達(下記)の仕業により、スペクターになったという設定。最終的には洗脳から解放され、第2期からはクータとしての元通りの生活を送っているが、第12話で完全体スペクター(クータとは別々の存在)となって復活した。(誰がスペクターの復活を促したかは不明)
- ピポサル (声優:山田ふしぎ、梅田貴公美、並木伸一)
- スペクターの配下の、ピポヘルを被ったサルたち。ピポヘルを被ったことで少しだけ賢くなった。スペクターの命令により、世界中で悪さをしている。穿いているパンツの色によって性格が異なり、ノーマルの黄色、おくびょうな水色、俊足自慢の青、ぐるぐるメガネをかけた白(初代では、メガネをつけていない。)、マシンガンを扱い、乱暴な黒、短気で力強い赤、科学者の緑、どれにも属さないマルチタイプなどに分けられる。『サルバト~レ』では赤、黒、青、水色、緑パンツの「サルチーム」がいる。なお、声優がサルの声を担当しているのはテレビアニメ、劇場版、及びエピソードだけである。
- ヒロキ(声優:伊倉一恵/アニメ版 皆川純子)
- カケルの親友であり、ライバルでもある小学4年生。事有るごとにスペクターや謎の男に洗脳されては、カケルの前に立ちはだかるが、最終的には洗脳から解けている。後藤先生の漫画では、カケル達に比べて出番が遅かったり影が薄かったりと何かと不遇な扱いを受けており、最終的には2でのおまけ漫画でも影薄キャラとして扱われていた。アニメではスペクターに洗脳されるには至らず、カケルたちの仲間となっている。自分より4歳年上のナツミにかなり片思いしており、彼女への妄想ぐせがある。またゲーム・アニメでの1人称は「俺」だが、漫画版では「僕」になっている。
- ウッキーレッド (声優:郷里大輔/アニメ版 梅津秀行)
- ウッキーファイブのリーダー。10月11日生まれ。都会のプロレスラーにあこがれていたサルで、その潜在能力をスペクターに見込まれ、部下になった。オナラが臭い。後藤先生の漫画ではおもにボケを担当。『サルバト~レ』では全体攻撃をする召喚サル。『3』ではこん棒を武器にし、オナラがより強烈になった。『アカデミ~ア』ではジュニア1年を担当。劇場版にも登場。
- ウッキーブルー (声優:櫻井孝宏/アニメ版 川島得愛)
- ウッキーファイブの快速一。9月11日生まれ。ピポサルの割にはかなりの二枚目で、また、交通ルールをきっちり遵守するような性格。一輪車に乗り、激突するのが得意。ピンクのことが好きなのかもしれない。『サルバト~レ』では、ダッシュフープのファンサル。『3』ではカウボーイ風の衣装を着ており、サトルやサヤカに対し挑発的。倒されても再び立ち上がり決闘を挑むナイスガイ。『アカデミ~ア』ではジュニア2年を担当。
- ウッキーイエロー (声優:樫井笙人/アニメ版 鈴木琢磨)
- ウッキーファイブの重量戦士。オカマである。4月4日生まれ。『2』では事実上弱い存在だが、1回目の戦いで逃げ出し、その後バナナミンZの食べすぎで巨大化し、虫歯になる。『サルバト~レ』ではメカボーのファンサル。『3』では女豹と書かれたまわしに歌舞伎風のスタイルで登場。サトルにはデートを申し込み、サヤカには嫌味を言う。『アカデミ~ア』ではジュニア3年の担当で、とてもやさしい。
- ウッキーピンク (声優:松下美由紀/アニメ版 半場友恵)
- ウッキーファイブの紅一点。3月3日生まれ。アイドルになるためにウッキーファイブに入団し、念願のアイドルになった。デビュー曲は「あなたをゲッチュ」。感情の起伏が激しく(もはや二重人格)、怒らせるとかなり怖い。怒ると発動する超能力は、スペクターにも匹敵する。『サルバト~レ』では回復あるいは自分もダメージを受けるような攻撃をする召喚サルという扱い。『3』ではアラビアン風の服を着て、「バナナにハートブレイク」という歌を歌う。サヤカに対し強い嫉妬心を持っている。『アカデミ~ア』ではシニア2年を担当。
- ウッキーホワイト (声優:緒方賢一/アニメ版 西村朋紘)
- ウッキーファイブの科学者。ぎっくり腰ぎみ。3月29日生まれ。ピポサルたちの武器やロボを作ったのもホワイトである。「ヒカルロボ」というヒカル似のメカで戦うが、あえなく敗退。前からピポッチには興味があった模様。『サルバト~レ』では地球の危機編のファンサル。『3』ではドラゴン型のロボに乗り、西洋騎士風の姿をしている。『アカデミ~ア』ではシニア1年の担当で、よくボケる。アニメでは時間を止める光線銃を持っている。
- Dr.トモウキ (声優:藤原啓治)
- 人間に恨みを持つ科学者。アキエとも知り合い。ハカセとアキエとともにピポヘルの研究をしていたが、実験中の事故で頭にピポヘルがくっついてしまった。巨大なアフロのカツラはその頭を隠すためにかぶっている。好きな言葉は「パーフェクト!」。ピポヘル装着時の知能指数は1,300。ロボットに乗ってサトルたちと戦うが敗退。その後、敵をも思いやるサトルの心に胸を打たれ、改心する。地球を守るために爆死したと思われていたが、アイボーグの「1182号」と共に無事帰還する。
[編集] ピポトロン・謎の男サイド
- ピポトロンR (レッド)声優:楠大典/アニメ版 西村朋紘、B(ブルー)鈴木琢磨、Y(イエロー)山田ふしぎ)
- サルバトーレで初登場。謎の男に作られた戦闘用の三色の黒いピポヘルをかぶったサル。レッドは尖った目つきをしており、攻撃力が高い。8月31日生まれ。ブルーは垂れ目で、スピードが速い。1月25日生まれ。イエローは丸目で、弾を一度に三発発射できる。5月21日生まれ。性格は冷酷、残忍で、サルバトーレでは、ピポサルたちのギャグムードとは打って変わって、主にシリアスな場面に登場した。謎の男に利用された後捨てられ、カケルたちに協力するようになる。『3』では隠れサルとして登場。『アカデミ~ア』ではピポサルたちの邪魔をする。神出鬼没。
- アニメでは、第2期の敵で暴走族を自称する「ピポトロンブラザーズ」と名乗っている。設定もゲームとは大幅に異なり、ギャグキャラと化している。また、レッド、ブルーは言葉を話す事ができるが、イエローは「ピ~ポ~」としか喋らない。ピポサルたちは主にニホンザルをベースにデザインされているが、ピポトロンは主にチンパンジー等をベースにデザインされている。
- 謎の男 (声優:楠大典)
- ピポトロンを作った科学者。何かを企んでいる。ハルカの父親とはなにか関係があるらしい。ピポトロンを利用し捨て、それよりも強力で、似ている「超(スーパー)ピポトロン」を作り、ヒロキとスペクターを操った。最後には自ら「グリッドコア」となるが、敗れる。その後の生死は不明だったが、ミリオンモンキーズに登場することから生きていたことが分かる。ミリオンモンキーズの空中戦艦編の最後では自らが生み出したピポトロンJ(下記)に反逆される。現段階では生死不明。
- ニセスペクター (声優:坂本千夏)
- 『ミリオンモンキーズ』に登場する、第2のスペクター。ピポサルジャーズを使役し世界征服を目論む。スペクターとよく似ているが、しっぽがある。正体はピポトロンメタ(下記)。
- ピポトロンJ (声優:楠大典/アニメ版 てらそままさき)
- ミリオンモンキーズで初登場。新種のピポトロン達のリーダー格。戦闘力が高いらしいが、結局一回も戦わずミリオンモンキーズの出番終了(VSモードにも出ない)。電撃をくらっても無傷。4匹の中で唯一最後まで生き残り、自分達の創造主である謎の男を倒す。アニメでは剣を持ち、カケルをも圧倒した。(カケルは生きるか死ぬかのところまで追い詰められた。)また、クータをスペクターに変えた張本人でもある。
- ピポトロンG (声優:楠大典/アニメ版 並木伸一)
- ゴリラに似た風貌を持つ怪力自慢のピポトロン。新種のピポトロンの中でも一番の巨漢で、上半身が妙に大きい。カケルに倒され空中戦艦が切り離される時に、落下物の下敷きになってしまった(その後ハルカに救出されたらしい)。アニメでは、メタやクラックの妨害で危うくステージから落ちそうになったナツミを助けたりするなど、知能指数の低さや恐ろしい外見とは裏腹に、他の3匹にはない優しさを見せた。どうやら元々は親ゴリラだったらしい。
- ピポトロンクラック (声優:楠大典/アニメ版 桐本琢也)
- ミリオンモンキーズで初登場した新種のピポトロン。キーボードの操作が得意でハッキングができる。バーチャルスペースからカケル、スペクターが逃げたため謎の男に液体に戻された(VSモードで使用は出来ない) 。アニメでは左目に付いているライトから、幻影を実体化させたり物を召喚したりと様々な力がある。
- ピポトロンメタ (声優:楠大典/アニメ版 梅田貴公美)
- 体を様々な形に変えられるピポトロン。ニセスぺクターになってピポソルジャーの指揮に当たったが、本物のスペクターによって倒されてしまい、謎の男に液体に戻されてしまった。アニメでは、語尾に「だぎゃい」と付けて名古屋弁の様な喋り方をする。
[編集] その他
- サルサルマン
- 後藤先生の漫画オリジナルキャラクター。正義の味方で意外とモテモテ。巨大化することが出来る。
- ピポスネーク (声優:大塚明夫)
- 『メタルギアソリッド』のスネークの能力をインプットしたピポサル。見た目も性格もスネーク似で、言葉こそサル語だがその言葉の意味はかなり深い。「バナナピストル」などを武器にする。
[編集] ガチャメカ
「ガチャメカ」とは、ピポサルを捕まえたり各ステージの難所を越えたりするために必要となる装備アイテム。
コントロールパッドの△□○×ボタンに装備したいガチャメカを割り当て、ボタンを押すことで任意に切り替えられる。右スティック(R3ボタン)と連動し、装備したガチャメカによってプレイヤーキャラクターに様々なアクションをさせることができる。
[編集] 1作目から登場しているもの
- メカボー
- 全てのシリーズに登場する、代表的なガチャメカ。長い柄の先から光の棒が出ており、光る部分で相手を攻撃する。『サルゲッチュ』ではライトセイバーを思わせる形状であったが、『2』と『3』では新しいデザインに変更、「ゲットアミ(後述)」への切り替えも可能という機能の改善も見られる。初期型に比べると光っている部分は少し短く、代わりに柄がかなり長くなり棒のような形状になった。基本的には『2』のデザインのメカボーが主流である。カケルのみメカボーの形状が異なるのは、恐らく初期型のメカボーをそのまま使用し続けているからだと思われる。右スティックを倒したり回したりすることで、その方向にメカボーを振る。『ミリオンモンキーズ』では「デカボー」、「ダブルメカボー」、「キコーボー」、「リフレクボー」など、多数のメカボーがある。
- ゲットアミ
- ピポサルを捕まえるためのガチャメカ。ピポサルを網に閉じ込めた状態で「ゲッチュ、転送!」と言うと転送装置が発動し、サルを指定の場所に転送する。ゲームの基本にして最重要のガチャメカで、これが無いとゲームのクリアはできない。ヒカルやサトルに渡されたものは「メカボー」と合体しており、任意でメカボーとゲットアミの切り替えが出来る。カケルが持っているゲットアミは初期型。右スティックによる操作はメカボーと同じ。『ミリオンモンキーズ』ではネットショット機能が追加された。
- ミズメカ(オヨゲッチャー)
- 水に潜るためのガチャメカで、プレイヤーが水中に入ると自動的に切り替わる。「スイチュウアミ」という水中用のゲットアミを装備している。『2』からは操作方法が変更され、『3』ではさらに操作方法が変わり、網が飛び出なくなった。余談だが、『ミリオンモンキーズ』に「使えなくてちょっとさびしいから」という理由で乗っているサルがいる。
- サルレーダー
- サルを探すためのガチャメカ。「サルカメラ」というカメラが付いており、ピポサルの様子を観察できる。また、ピポサルの名前から能力、性格、サルコメントなど様々な情報もこれで判明する。『2』では満腹度、『3』では誕生日、短気度の情報が追加され、ボスキャラクターのデータも表示される。
- パチンガー
- 飛び道具。弾の種類はノーマル、爆裂弾、追尾式ミサイルの3つ。ノーマル弾は威力が低い代わりに何度でも打てるが、他の弾は弾数に制限がある。2からはスティックを手前に押しただけで視界画面に移るようになった。
- トビトンボ
- コントロールパッドの右スティックをぐるぐると回すことで、一定時間空を舞うことができるようになる。一応攻撃にも使用できるが、攻撃力は低く当てにくい。マップ攻略や敵からの攻撃を回避するためなどに用いられる。
- ダッシュフープ
- 右スティックをすばやく回すことで、高速移動ができるようになるガチャメカ。高速移動中はバリアーを張り、バリアーをまとったまま体当たりすることも出来る。動きの素早い敵への対処や、スイッチを押しても短い時間しか開かない扉をくぐる際に有効となる。
- メカヨンク
- 遠距離操作のラジコン型メカ。R3ボタンでその場に呼び出し、右スティックを倒した方向へと移動する。小さな穴を通過できる。『2』からはパイプの中を通ったり、ボディーチェンジをしたりもできるようになった。敵の攻撃を受けたり、敢えて自分から「パチンガー」を使い破壊してしまうことで高威力の爆発を引き起こし、敵を巻き込むこともできる。
- マジックパンチ
- 少しだけ離れた敵を攻撃することが出来るメカ。その威力は強力で、普通は壊せない特定の壁を壊してしまうほどの威力を持つ。ゲームクリア後に入手できる隠しガチャメカである。『3』では登場しない。
[編集] 2作目で登場したもの
- ミズテッポー
- 名前の通り、水を放つメカ。武器としては威力に欠けるが、火を消すことができる。また、これを使って水車を回したり、壊れかけた乗り物を修復したりすることも可能。
- バナナブーメラン
- このブーメランを飛ばしてスティックを回すとバナナの香りが漂い、空腹状態のサルたちを誘き出すことができる。ただし中間では確率が低く、また、満腹状態になっているピポサルは誘き出せない。
- マグネッター
- 強力な磁力を放つメカ。その威力は鉄の壁をも動かせるほど。普段は磁力を放っていないが、前に突き出すと効果を発揮する。
- サルバスター
- ソニーが、「サルゲッチュ2 感謝キャンペーン」で、スペシャルディスク『サルゲッチュ2 ウッキ ウッキー ディスク』を無料配布した際に、手に入るレアなガチャメカ。尚、このディスクでは、レアサルを出現させる事も出来る。
[編集] へんしん
『サルゲッチュ3』から登場したシステムで、『3』では「マジックパンチ」「ミズテッポー」「バナナブーメラン」「マグネッター」などのガチャメカがなくなり、代わりにこの「へんしん」を駆使してゲームを進めてゆく。「バケルゲージ」という緑色のカプセルを拾うとゲージが溜まり、変身が可能となる。
- ワイルドウエストキッド
- カウボーイやカウガールのような姿。銃を連射することができ、「ゲッチュ」専用の網も発射が可能。
- ミラクルニンジャ
- 忍者を思わせる姿。足が速く、「メカボー」のような形状の刀を使い戦う。忍術や分身を使っての「ゲッチュ」が可能となる。
- マジンダンサー
- アラビアンナイト風の姿。お供の魔人を操作することができ、魔人の持つ魔力でピポサルを踊らせたり楽譜を飛ばしたりして「ゲッチュ」していくことが可能となる。魔人の上で跳ねる事も出来る。
- ドラゴンカンフー
- 中華風の姿となり、連続攻撃が可能となる。気合を溜めてのパワーアップや、ヌンチャクを使っての「ゲッチュ」が可能となる。
- ゲッチュマン
- 正義のヒーロー、ヒロインを思わせる姿に変身。ダッシュの能力が付加され、レーザーや電撃攻撃を放ちながらの「ゲッチュ」が可能となる。
- ピポサル
- 一周目クリア後(第1回目のスペクターを倒した後)に追加される隠し要素で、ピポサルの着ぐるみを被った姿となる。「バナナの匂い」が色という形で視覚的に見えるようになり、ステージにある「楽屋への隠し扉」をノックで開けることもできる。また、変身可能な時間が10分と長めに設定されている。ただし、この姿ではピポサルを「ゲッチュ」することは出来ない。ピポサルからの警戒心が、かなり弱まる。
[編集] 乗り物
- ボート
- 湖を安全に横断することができるゴムボートで、どんな攻撃を受けても破損することはない。『サルゲッチュ』では乗り物のなかで最も操作が難しいとされる。
- 『サルバト~レ』において各キャラクターが使用するボートの名称
- カケル - ボート
- ナツミ - メカヌー
- ハカセ - ドラムボート
- チャル - フロートソーサー
- ハルカ - フローターボート
- ピポサル - ジャングルイカダ
- サルチーム - スワンボート
- ピポトロン - ポチSモード
- 『サルバト~レ』において各キャラクターが使用するタンクの名称
- カケル - タンク
- ナツミ - トビタンク
- ハカセ - アーマーキャノン
- チャル - ボールシューター
- ハルカ - トライタンク
- ピポサル - トロッコタンク
- サルチーム - スペクタンク
- ピポトロン - ビートロン
- ロボット
- 「ピポッチ」によく似た巨大ロボ。攻撃する際、持っているガラガラが針を出して攻撃する。『3』では武器がなくなったが、代わりに「ブーストアタック」と「パンチ」が使える。ブーストアタックをする際には、ブーストゲージに注意しないとオーバーヒートしてしまう。
- スノーモービル
- その名の通り、雪の上を走るための乗り物。体当たりで敵を倒すこともできる。形状はウサギをモチーフにしている。
- サブマリン
- 2人乗りの乗り物。ミズメカ(オヨゲッチャー)と同じ操作で動く。魚雷が付いており、それがピポサルに当たるとそのまま捕まえられる。アンコウをモチーフにしている。
- スポーツカー
- 特定のステージにあるレースレーンで走らせることが出来る。タイムも表示される。
[編集] パスワード
『サルゲッチュ2』『サルバト~レ』『ピポサルアカデミ~ア』『サルゲッチュ3』『ミリオンモンキーズ』ではパスワードが採用されている。()内はその効果。
- サルバトーレのパスワード
- みんなパワーアップ(COMがパワーアップガチャメカを装備)
- みんな着がえろ(COMが全員いろいろなコスチュームになる)
- HARDにいこうよ(COMが全てのステージで「げきつよ」になる)
- 全ガチャメカたぜ!(予選ステージでのガチャメカの制限がなくなる)
- VSれんしう(VSモードが体力が減らない練習モードになる)
- VSつうじょう(VSれんしうの効果を解除する)
- 全部お見せします!(エクストラに「ひぞうテープ5」を追加)
- めざめよ王家のサル(ツタンカーモンが仲間になる)
- ぴかぴか金色セット(ウェア「ゴールドセット」を入手)
- クリアおめでとう!(VSモードでヒロキが使用可能になる)
- さいきょうのせんし(VSモードでブラックヒロキが使用可能になる)
- サルゲッチュ3のパスワード
- るさるけか(レアサル「ガゲル」が出現)
- ふたりめのおとこ(レアサル「ビガル」が出現)
- くろいほうもんしゃ(レアサル「クロセンニン」が出現)
- るさぐーぼいさ(レアサル「SAL-1000」が出現)
- ぎんがのらいほうしゃ(レアサル「ラチエツト」が出現)
- なぞのあかいあいつ(レアサル「ピポトロンレッド」が出現)
- あおいくーるがい(レアサル「ピポトロンブルー」が出現)
- ひみつのきいろいやつ(レアサル「ピポトロンイエロー」が出現)
- ふたりのすねーく(ムービーに「28ふたりのスネーク」を入手)
- ぴぽとろんあげいん(ムービーに「29なぞのムービー」を入手)
- くらんくしんさく(ムービーに『30スペシャルムービー』を入手)
- ゆめのきょうえん(ミニゲーム「メサルギアソリッド」を入手)
- さばいばる(サばいばルモードが出現)
- ミリオンモンキーズのパスワード
- ルケカルサ(カケル用サルコスチューム入手)
- セットコロドラゴン(サルチーム用コスチューム入手)
- エイエンノライバル(ストーリーモードにヒロキ出現。ストーリーモードではカケル編のみ使用可)
- ショダイチャンプ(プレイヤーキャラにハルカ出現。ストーリーモードではカケル編のみ使用可)
- ハグレサンセンシ(プレイヤーキャラにピポトロン出現。ストーリーモードではスペクター編のみ使用可)
- ウワサノアカイサル(ボルケーノがコロシアムに出現)
- デンセツノタツジン(レジェンドがコロシアムに出現)
- アンコクノセンシ(ブラックヒロキがコロシアムに出現)
- ナンニンイルノカナ(ウィルスチャルがコロシアムに出現)
- キュウキョクマジン(ダークスペクターがコロシアムに出現)
- サルトオドロウ(映像 I FEEL LOVE入手)
[編集] クリア特典
- 『2』では、クリアしたセーブデータがあれば、タイトル画面でL1ボタンを押しながら「はじめから」を選択すると、カケルでゲームを進められるようになる。ヒカルと異なる点は、ガチャメカを最初から全て使える、ムービーがスキップされる、ピポッチが居ないなど。
- 『3』では、サばいばルが出現。残り数が0からスタートし、バケルストックも追加不可。
- 『ミリオンモンキーズ』では、ノーマル・ハード・ベリーハードと難易度の設定変更ができるようになり、エピソードカケルクリアでハルカ、エピソードスペクタークリアでピポトロンが出現する。
[編集] ゲスト出演
- モンスターファーム4 - 2003年8月発売
- ピポサルがモンスターとして登場する。『サルゲッチュ2』を入れるとピポサル(黄)が、『ピポサル2001』を入れるとピポサル(赤)が、『アニメでゲッチュ サルゲッチュ映画+TV』(DVD)を入れると海賊サルが出現する。
- みんなのGOLF4 - 2003年11月発売
- ピポサルがキャディーとして登場する。
- 太鼓の達人 あつまれ!祭りだ!!四代目 - 2004年7月発売
- 登場曲に「やっぱりサルゲッチュ」がある。プレイ画面にピポサルやアフロサル、ハットリモンゾウやピポトロン等のサルが登場し、彼らが楽しく踊る。
- メタルギアソリッド3 スネークイーター - 2004年12月発売
- 同作クリエイター・小島秀夫がサルゲッチュのファンだった事からコラボレーション企画が実現。本編の“おまけ”として主人公・スネークがピポサル捕獲ミッションに挑むミニゲーム「猿蛇合戦」が用意された。渋いスネークが嬉々として「ゲッチュ!」「転送!」と叫ぶ様は本編とは違った妙な面白みがある。また、『サルゲッチュ3』にはピポサルを主人公にした「メタルギア」風ミニゲーム「メサルギアソリッド」が収録。そちらにもスネーク達が登場している。
- どこでもいっしょ レッツ学校! - 2006年6月発売
- 本作のストーリーの途中にピポサル3体の「ピポサルズ」が対戦を挑んでくる。勝つとピポサルのコスプレを入手。
- ある条件で「ピポサル授業」というモードが出現する。また、『サルゲッチュ ミリオンモンキーズ』にはトロ達が登場している。
[編集] アニメ・映画・DVD
- サルゲッチュ (アニメ)を参照。
[編集] CD
[編集] ガチャメカスタジアム サルバト~レ サルンドトラックス
「ガチャメカスタジアム サルバト~レ」のサウンドトラックス。「ピポサルのテーマ」など全38曲を収録。 作曲は寺田創一。発売元はSCE。
[編集] やっぱりサルゲッチュ!
「サルゲッチュ2」「サルゲッチュ3」「レッツゲッチュサルゲッチュ」の主題歌、「劇場版サルゲッチュ~黄金のピポヘル・ウッキーバトル~」エンディングテーマである「やっぱりサルゲッチュ!」を収録。歌は、SHINGEN-MONKEYS。