ヴェルダー・ブレーメン
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ヴェルダー・ブレーメン | |
原語表記 | Sportverein Werder Bremen |
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愛称 | Werder |
クラブカラー | 緑 |
創設年 | 1899年 |
所属リーグ | ドイツ・ブンデスリーガ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | ブレーメン |
ホームスタジアム | ヴェーザーシュタディオン |
収容人数 | 35,800 |
代表者 | クラウス・アロフス |
監督 | トーマス・シャーフ |
ヴェルダー・ブレーメン(Sportverein Werder Bremen) は、ドイツ・ブレーメンに本拠地を置くサッカークラブ。ブンデスリーガの強豪クラブで、これまでに4回のリーグ優勝を果たしている。
目次 |
[編集] クラブの歴史
1899年に創設された。ブンデスリーガ発足時より1部リーグに在籍した。1970年代に低迷を続け、1979年から1980年にかけてのシーズンでは、屈辱の2部降格を味わうことになった。しかし、翌シーズンはブンデスリーガ2部で優勝を果たし、1部リーグへ復帰を果たした。復帰したシーズンではリーグ戦5位の好成績を収め、1980年代には3度のリーグ戦準優勝、1度のリーグ戦優勝(1988年)を果たした。1990年代においては、1993年の優勝を除いては中位に低迷するが、2004年に再びリーグ戦優勝を果たした。2006年には最終節で逆転して2位に入り、チャンピオンズリーグへの出場を決め、ヨーロッパレベルでの強豪、という地位を築く途上にある。
[編集] タイトル
[編集] 国内タイトル
- ブンデスリーガ:4回
- ドイツカップ:5回
- ドイツスーパーカップ:3回
[編集] 国際タイトル
[編集] 過去の成績
- 1986-1987 ブンデスリーガ1部 5位
- 1987-1988 ブンデスリーガ1部 1位
- 1988-1989 ブンデスリーガ1部 3位
- 1989-1990 ブンデスリーガ1部 7位
- 1990-1991 ブンデスリーガ1部 3位
- 1991-1992 ブンデスリーガ1部 9位
- 1992-1993 ブンデスリーガ1部 1位
- 1993-1994 ブンデスリーガ1部 8位
- 1994-1995 ブンデスリーガ1部 2位
- 1995-1996 ブンデスリーガ1部 9位
- 1996-1997 ブンデスリーガ1部 8位
- 1997-1998 ブンデスリーガ1部 7位
- 1998-1999 ブンデスリーガ1部 13位
- 1999-2000 ブンデスリーガ1部 9位
- 2000-2001 ブンデスリーガ1部 7位
- 2001-2002 ブンデスリーガ1部 6位
- 2002-2003 ブンデスリーガ1部 6位
- 2003-2004 ブンデスリーガ1部 1位
- 2004-2005 ブンデスリーガ1部 3位
- 2005-2006 ブンデスリーガ1部 2位
[編集] 歴代監督
- Willi Multhaup 1963–1965、1971
- Günter Brocker 1965–1967
- Fritz Langner 1967–1969、1972、1980
- Richard Ackerschott 1968
- Fritz Rebell 1969–1970
- ハンス・ティルコウスキ 1970、1976-1977
- Robert Gebhardt 1970–1971
- Josef Piontek 1971–1972、1972-1975
- Herbert Burdenski 1975–1976
- オットー・レーハーゲル(ドイツ) 1976、1981-1995
- フレッド・シュルツ 1978
- ウォルフガング・ウェーバー 1978–1980
- Kuno Klötzer 1980–1981
- ア・デモス(オランダ) 1995-1996
- Dixie Dörner 1996–1997
- ウォルフガング・シドガ(ドイツ) 1997-1998
- フェリックス・マガト(ドイツ) 1998-1999
- トーマス・シャーフ (ドイツ) 1999-
例外はあるものの一人の監督による長期政権が続きやすい傾向がある。そのため時期によりチームとしてのスタイルがはっきりしていることが多い。
[編集] 歴代所属選手
[編集] FW
- カール=ハインツ・リードレ(ドイツ)
- アイウトン(ブラジル)
- アンゲロス・ハリステアス(ギリシャ)
- ルディ・フェラー(ドイツ)
- フランク・オルデネビッツ(ドイツ) 1983-1989
- ウィントン・ルーファー(ニュージーランド) 1989-1995
- ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)
- 李東国(韓国)
- クラウディオ・ピサロ(ペルー)
- ネルソン・アエド・バルデス (パラグアイ)
- イヴァン・クラスニッチ(クロアチア)
- モハメド・ジダン(エジプト)
[編集] MF
- アンドレアス・ヘルツォーク (オーストリア)
- ジエゴ (ブラジル)
- トルステン・フリンクス(ドイツ)
- ファビアン・エルンスト(ドイツ)
- ダニエル・イェンセン(デンマーク)
- リュドヴィク・マニャン (スイス)
- フランク・バウマン(ドイツ)
- ヨアン・ミクー(フランス)
- ウミト・ダヴァラ(トルコ)
- ポール・スタルテリ (カナダ)
- クリスティアン・リシュテス (ハンガリー)
- ペッカ・ラゲルブロム (フィンランド)
- ティム・ボロウスキー(ドイツ)
[編集] DF
- 奥寺康彦(日本)
- フランク・ファーレンホルスト (ドイツ)
- ペトリ・パサネン (フィンランド)
- ナウド (ブラジル) 2005-
- ペア・メルテザッカー (ドイツ) 2006-
- ピエール・ウォメ (カメルーン) 2006-
- クレメンス・フリッツ (ドイツ) 2006-
- ムラデン・クルスタイッチ (セルビア・モンテネグロ)
[編集] GK
[編集] ユニフォーム・カラー
近年のブレーメンのホーム仕様ユニフォームにはチームカラーである緑と白の他にオレンジを配した、遠目からもブレーメンのユニフォームとすぐに分かる個性的なカラーリングがなされている。しかしオレンジ色についてはOBの奥寺も「僕のプレーしていた時代はオレンジは無かったな」と言うように近年になって強調されていることや、その強烈な自己主張のためか地元のファンにも好き嫌いが分かれるようで、ホームゲームではスタンドの何処かに必ずと言っていいほど「NoOrange!」「ブレーメンのチームカラーは緑と白だ」と言った垂れ幕が掲げられている。
シーズンを追うごとに自己主張の度合いを増していくオレンジ・カラーが来シーズンはどうなるのか、チーム成績や選手の移籍と同様にブレーメン・ファンの気がかりのひとつである。なお、2006-2007シーズンのホーム用ユニフォームには白と緑を基調とするユニフォーム(肩に配されたユニフォームサプライヤーのロゴのみオレンジ)が採用された。
[編集] 外部リンク
サッカー・ブンデスリーガ(ドイツ) 2006-2007シーズン |
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カテゴリ: ドイツのサッカークラブ | ブレーメン