丹波竹田駅
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丹波竹田駅(たんばたけだえき)は、兵庫県丹波市市島町中竹田字中嶋1510-3にある西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅。1時間あたりの列車の本数は上下線合わせて2本である。
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[編集] 駅構造
交換設備を備えた相対式2面2線ホームを持つ地上駅。駅舎はあるものの無人駅となっている。駅舎内には自動券売機あり。駅舎は1番ホーム側にあり、反対側の2番ホームへは跨線橋で連絡している。2番ホームに待合室あり。
- のりば
- 福知山方面/柏原・谷川・篠山口方面(上下線とも通常はこのホームを使用)
- 福知山方面/柏原・谷川・篠山口方面(上下線とも行違い待ちを行う場合のみ発着)
- ※1番線が1線スルーのため、特急も1番線を通過していく。
[編集] 利用状況
2002年度の1日あたりの乗車人員は平均183人、乗降人員は約360人である。
周辺都市の人口の減少や、地方路線によく見られる特徴であるモータリゼーションの発達もあって、毎年利用者が減少傾向にある。複線化を願っている丹波市にとって、当駅を含む篠山口以北の利用者減少は深刻な課題となっている。2007年度は鉄道利用促進を図るべく、近距離利用時の特急料金の一部を自治体が助成する社会実験を実施中であるが、当駅は特急通過駅のため、恩恵はあまりない。ちなみに伊丹駅~宝塚駅間は毎年利用者が増え続けている。
[編集] 駅周辺
- 国道175号
- 西山酒造場
- 竹田川
[編集] 歴史
- 1899年(明治32年)7月15日 阪鶴鉄道の竹田駅として開業。旅客・貨物取扱開始。
- 1907年(明治40年)8月1日 阪鶴鉄道が国有化される。
- 1911年(明治44年)11月1日 丹波竹田駅に改称。
- 1962年(昭和37年)10月1日 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。