市島駅
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市島駅(いちじまえき)は、兵庫県丹波市市島町市島字姥田117-1にある西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅。朝夕に、特急「北近畿」号が一部停車する。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。互いのホームを結ぶ跨線橋がある。簡易委託駅で丹波市が受託。営業時間は7時から16時45分。
- のりば
- 柏原・谷川・篠山口方面(普通(快速含む))/福知山方面(普通)
- 柏原・谷川・篠山口方面(特急)/福知山方面(特急・一部の普通)
2番線が1線スルーとなっているため、特急は上下線問わず2番線を通過あるいは停車する。普通列車(快速含む)は行違いがない場合は駅本屋側の1番線に停車する。また、普通列車同士の行違いの場合は1番線に上り列車、2番線に下り列車が入る。
[編集] 利用状況
- 2002年度の1日あたりの乗車人員は平均324人、乗降人員は約640人。
- 周辺都市の人口の減少や、地方路線によく見られる特徴であるモータリゼーションの発達もあって、毎年利用者が減少傾向にある。複線化を願っている丹波市にとっては、篠山口以北のこの駅を含む利用者の減少は深刻な問題であり、2007年度は鉄道利用促進を図るべく、近距離利用時の特急料金の一部を自治体が助成する社会実験を実施中(当駅もその対象となっている)。ちなみに伊丹駅~宝塚駅間は毎年利用者が増え続けている。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1899年(明治32年)7月15日 阪鶴鉄道の駅として開業。旅客・貨物取扱開始。
- 1907年(明治40年)8月1日 阪鶴鉄道が国有化される。
- 1973年(昭和48年)4月1日 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。