亡霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

亡霊(ぼうれい)ないし幽霊(ゆうれい)は、生命体が肉体的な生命活動を停止し、魂魄のみが実体を持たずに独立して活動している状態とされているもの。
人間が死亡する際に強い怨恨や宿願などを思い残した場合、成仏できずに現世に残留した思念が亡霊となり土地や人に憑くと考えられているが、実存については物理的な証明は得られていない。
もともと仏教においては、霊魂なるものは存在しない。人が死ねば五蘊は消失し何一つ残らず、他の世界に輪廻転生するからである。
目次 |
[編集] 怪談
江戸時代には幽霊話が大流行し、雨月物語、牡丹燈籠、四谷怪談などの名作が作られた。 現在でも一部のオカルトオタクは幽霊話が大好きであり、夏になると稲川淳二などのタレントが番組で怪談を話すのを喜んでいる。 だが実話を元にした怪談話も多数作られ、死者冒涜、遺族の感情を逆撫でするのではないかとの反対意見もある。