初台駅
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初台駅(はつだいえき)は、東京都渋谷区にある京王電鉄京王線(京王新線)の駅である。
京王新線を走行するすべての電車が停車するが、一方で京王本線を走行する電車は停車しないので注意が必要である。
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[編集] 駅構造
首都高速道路4号新宿線と国道20号(甲州街道)の地下に位置し、ホームは上り線と下り線で二層構造となっており、地下2階が上り線、地下3階が下り線である。階段は新宿寄りと幡ヶ谷寄りの2ヶ所にあり、エスカレーターも設置されている(新宿寄りにはエレベーターも設置されている)。幡ヶ谷寄りの階段を上がると地下1階の中央口改札で、改札内にトイレがある。この中央口改札を西向きに出ると地下自由通路に出られ、右に行けば甲州街道の北側に出る北口、左に行けば南側に出る南口である。北口は新国立劇場に直結し、地下式の駐輪場ともつながっている。また、新宿寄りの改札は東口で、東京オペラシティに直結している。東口はオペラシティの営業時間に合わせて8時30分~23時の間利用できる。なお、中央口改札は地下駅化と同時に設置、東口改札は東京オペラシティからの要望によって設置されたものである。
当駅は、京王新線が開通した際に同線に並行する京王線上にあったものを移転したもので、同線からは廃止された。その名残りとして同線の新宿駅~笹塚駅間のトンネル内部にホーム跡(現在は保線資材置き場として使用中)を見る事ができる。現在は資材搬入口及びトンネルの非常出口となっており、階段で中央口改札に抜けられるが、この場所は各駅停車も含めてすべての電車が通過する。
また、駅のホーム脇に通風口がある。これは、駅開設当時に電車が接近する時の風圧がホームで待っている人に大変不評だったため、風を逃がすために後から作られたものである。
[編集] のりば
[編集] 駅周辺
- 会社・団体
- 商業施設
- 商店
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- 初台商店街
- 公共施設
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- 渋谷区役所初台出張所
- 学校
[編集] バス
駅のそばに「東京オペラシティ南」と「新国立劇場前」停留所がある。なお、後者については「初台駅入口」も併せて表記している。
また、ハチ公バス春の小川ルート(本町・笹塚循環)のみが停車する「オペラ通り」と「新国立劇場(循環の都合上2つ)」がある。因みに、この場合は「新国立劇場前」ではなく「新国立劇場」である。
[編集] 東京オペラシティ南
- 都営バス
- 宿75 新宿駅西口~東京オペラシティ南~新宿車庫
- 渋66 渋谷駅~東京オペラシティ南~阿佐ヶ谷駅
- 京王バス東
- 渋66 渋谷駅~東京オペラシティ南~阿佐ヶ谷駅
- 小田急バス
- 宿44 新宿駅西口~東京オペラシティ南~吉祥寺駅~武蔵境駅南口
[編集] 新国立劇場前(・初台駅入口)
- 都営バス
- 渋66 渋谷駅~新国立劇場前~阿佐ヶ谷駅
- 京王バス東
- ハチ公バス 渋谷区役所~新国立劇場~笹塚駅/渋谷区役所~新国立劇場~渋谷区役所(循環)
- 渋66 渋谷駅~新国立劇場前~阿佐ヶ谷駅
- 渋61 新国立劇場前~渋谷駅
- 渋63 渋谷駅~新国立劇場前~中野駅
- 小田急バス
- 宿44 新宿駅西口~新国立劇場前~吉祥寺駅~武蔵境駅南口
[編集] 歴史
[編集] 駅名の由来
初代の駅名である「改正橋」は、線路付近の玉川上水に架かっていた橋に因んでいる。
現在の駅名である「初台」は、改名当時の駅南側の地域の地名「渋谷区代々木初台町」から来ている。
地名の由来は、代々木村に太田道灌が作った8ヶ所の砦のうち、一の砦(狼煙台)のあった場所から初台と呼ばれる様になったといわれる。
この地に江戸幕府2代将軍徳川秀忠の乳母であった土井昌勝の妻が徳川家康関東転封直後の1591年(天正19年)にこの地に200石を拝領した事から、「初台局(はつだいのつぼね)」と名乗る様になった。初台局の娘で3代将軍徳川家光の乳母の梅園局が母の菩提寺として「正春寺」を現在の渋谷区代々木3丁目、当時の代々木村山谷(代々木村初台ではない)に創建した。
[編集] 隣の駅
- 京王電鉄
- ■京王新線
- なお、1945年7月24日以前にも新宿駅~初台駅間には多くの駅が存在したが、いずれも廃止されている。詳しくは京王線の新宿駅付近の廃駅を参照せよ。