勝浦駅
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勝浦駅(かつうらえき)は、千葉県勝浦市墨名281にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社外房線の駅。外房線、三門駅から行川アイランド駅までの各駅を管轄する。
かつては総武快速線・横須賀線からの直通快速が乗り入れたが、後に上総一ノ宮までの運転とされ、その代わりに上総一ノ宮~勝浦間各駅停車、京葉線経由の通勤快速(東京~誉田間は東金線経由で成東発着の列車と併結して10両編成の運転、誉田~勝浦間は6両編成の運転、土休日は快速)が朝上り・夜下りの一往復運転されている(夜間勝浦駅滞泊)。また1995年12月のダイヤ改正で鴨川運転区が新設されるまでは、勝浦運転区があり房総の拠点でもあった。1993年7月2日のダイヤ改正で特急「わかしお」の一部が勝浦~安房鴨川間普通列車扱いとなった。
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[編集] 駅構造
2面3線の地上駅であり、橋上駅舎と南北自由通路(夜間閉鎖)を持つ。自動改札は未だ導入されず、駅員が入鋏印を押す。みどりの窓口、自動券売機2台、キヨスクあり。
[編集] のりば
1 | ■外房線 | 上り始発 千葉・ ■総武線経由 東京・ ■京葉線経由 東京方面 |
---|---|---|
2 | ■外房線 | 下り 上総興津・安房鴨川方面 |
3 | ■外房線 | 上り 千葉・東京方面 |
1番線は、主に上り始発および下り当駅止りが入線する。
鉄道関連施設として、JR千葉土木技術センター 勝浦派出および(株)交通建設 大網営業所 勝浦派出所がある。
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は1,398人であった。
[編集] 駅周辺
- 朝市
- 勝浦漁港
- 勝浦中央海水浴場
- 勝浦城跡八幡岬公園
- 勝浦市民会館・中央公民館
- 勝浦市立図書館・集会所
- 勝浦郵便局
- 夷隅保健所
- 勝浦警察署
- 勝浦海上保安署
- 東京管区気象台勝浦測候所
- 勝浦市立勝浦小学校
- 勝浦市立勝浦中学校
- 千葉県立勝浦若潮高等学校
- 国際武道大学
- 勝浦有料道路
- 国道128号
- 国道297号
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)6月20日 - 開業。
- 1982年(昭和57年)7月1日 - 現在の橋上駅舎が完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1995年(平成7年)11月26日 - 御宿~勝浦間複線化。1番線ホームが増設され2面3線となる。旧1・2番線は2・3番線に繰り下げられる。