北方真桑駅
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北方真桑駅(きたがたまくわえき)は、岐阜県本巣市上真桑にある樽見鉄道樽見線の駅。「北方」とあるのは、国鉄時代の開業時に至近の北方町の要望を受けたためである。
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[編集] 駅構造
- 島式ホーム1面2線をもつ地上駅。この他に側線1線を有しているが、本来の目的を失ったうえに同鉄道の資金難もあり、いずれ撤去されるようである。
- 有人駅だが、駅員が配置されるのは月曜日と金曜日のみで、火・水・木・土・日・祝は無人となる。自動券売機1台設置。 なお、2006年8月1日より窓口営業時間が13:00~19:00へと変更され実質無人駅化された。
[編集] 駅周辺
- 岐阜工業高等専門学校(国立)
- 岐阜第一高等学校(私立)
- 北方警察署
- 国道157号
- 国道303号
名鉄揖斐線があった時代は駅のすぐ南に見えていた(現在でも橋桁が残っている)が、最寄駅の美濃北方駅まで1kmほど、徒歩で15~20分ほどかかっていた。なお名鉄揖斐線には戦前、真桑~美濃北方間にも駅があり、残っていればこちらも北方真桑(本巣北方)駅から近かったものと思われる。
[編集] 歴史
- 1956年(昭和31年)3月20日 - 国鉄樽見線 大垣駅~谷汲口駅間開通と同時に、本巣北方駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1971年(昭和46年)3月31日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)10月6日 - 国鉄樽見線が樽見鉄道に転換され、樽見鉄道の駅となる。同時に北方真桑駅に改称。
[編集] その他
- 当駅と美江寺駅間で岐阜県道53号線と平面交差しているが、踏切信号が設置されていないため、慢性的渋滞が県道53号線開通以来解消されていない。特に近年は、西2kmほど先にリオワールド・リバーサイドモールなどの大型店舗が進出してきたことや、渋滞緩和のために3車線化工事を行っている(もともと3車線化できるように用地は確保してあった)が、それによる交通規制がさらに渋滞に拍車をかけており、より酷くなっている。なお、県道53号線利用者からは踏切信号設置や立体交差を望む声も聞かれるが、抜本的な案はない。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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