宇出津駅
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宇出津駅(うしつえき)は石川県鳳珠郡能登町宇出津にあった、のと鉄道能登線の駅。能登線運行上の要となる駅であったが、能登線の廃止により2005年3月いっぱいで廃駅となった。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅であった。有人駅とされていた。
[編集] 駅周辺
- 能登町役場(徒歩5分)
- のと鉄道本社(2005年3月に穴水町に移転)
- 公立宇出津総合病院(徒歩3分)
- 能登町立中央図書館(徒歩3分)
- 能登町立宇出津小学校(徒歩4分)
- 能都郵便局(徒歩5分)
- ACOOP能都店(徒歩1分)
- 国道249号線
[編集] 歴史
- 1960年(昭和35年)4月17日 - 国鉄能登線 鵜川駅~当駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1963年(昭和38年)10月1日 - 松波駅まで延伸開業。
- 1981年(昭和56年)11月20日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月25日 - のと鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 能登線廃止に伴い廃止。
[編集] 廃止後の様子
2006年(平成18年)4月13日に、駅舎の一部を利用して、能登町の名産品の展示販売もする観光案内所『ぽっぽ家』が開業した。駅前の広場はバスターミナルとして、また駐車場としても引き続き利用されており、駅の待合室も休憩所の役割を果たしているため、人の往来は多い。タクシーも常時客待ちをしている。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
のと鉄道能登線(廃線)