宮崎駅
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宮崎駅(みやざきえき)は、宮崎県宮崎市錦町1丁目8番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
宮崎県の県庁所在地・宮崎市の代表駅で、「にちりん」・「ドリームにちりん」・「にちりんシーガイア」や「ひゅうが」及び「きりしま」(始発駅)と言う各列車の停車駅ともなっている。楽チャリ設置駅。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を持つ高架駅。上りと下りが島式ホームを1面ずつ使用、各ホームから階段を下った所にそれぞれの改札があり、日本では他に帯広駅で見られる珍しい方式である。上りと下りの改札が分離しているのは宮崎駅及び線路が宮崎の街を東と西に分けている為改札を纏めて設置してしまうと東西間の通り抜けが出来ず街の発展が阻害されてしまうからである。事実、高架化以前の旧駅舎の頃は、東西間の往来には人も車も大きく迂回する必要が有り、駅の正面である西側と裏手に当たる東側では街の繁栄に非常な格差が生じていた。
1993年に完成した駅舎はJ・フェルナンド・テルヤによる設計である。デザインの都合上、開業後暫くは「宮崎駅」という漢字表記を掲げる事が出来なかった。
駅舎は高架下に有る。駅には商業施設『フレスタ宮崎』が併設されており、書店、軽食屋、ファーストフード等があるが、中心部から遠く離れていることと、宮崎での鉄道浸透度が低いこともあり利用客が伸び悩み入れ替わりが激しい。駅にはコンビニ「生活列車」が入っているが24時間営業ではない。又、KIOSKは、ホーム上ではなく改札の外に有る。かつて、KIOSKはホーム上にも有ったが後に撤去された。高架化以前は、宮崎機関区や貨物の取り扱いも有り、かなり規模の大きな駅だったが、今は島式ホーム2面のみの至ってシンプルな配線となった。直営駅でみどりの窓口設置駅。
1・2 | ■特急「にちりん・にちりんシーガイア・ドリームにちりん」「ひゅうが」 | 延岡・大分・小倉・博多方面 |
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■日豊本線 | 日向市・延岡方面 | |
3・4 | ■特急「にちりん・にちりんシーガイア・ドリームにちりん」「ひゅうが」 | 南宮崎・宮崎空港行 |
■特急「きりしま」 | 都城・鹿児島中央方面 | |
■日豊本線 | 都城・鹿児島中央方面 | |
■宮崎空港線・日南線 | 宮崎空港・日南・志布志方面 |
なお、宮崎駅~南宮崎駅・宮崎空港駅間の利用に限って、特急列車の普通車自由席に乗車券のみで乗車できる。
[編集] 駅周辺
宮崎の中心街は当駅南西方向に広がる。
駅からは東西に出入り口が有るが西口周辺の方が発展している。
- 宮崎駅バス停 -宮崎交通
- 宮崎駅前バスセンター -宮崎交通バスターミナル
- 宮崎駅東口バス停 -宮崎交通
- カリーノ宮崎
- マックスバリュ宮崎駅東店
- 宮崎厚生年金会館
- 宮崎科学技術館
- 宮崎市総合体育館
- 宮崎県体育館
- 宮崎県営球場
- 宮崎県営総合グラウンド
- 宮崎学園高等学校
- 日向学院中学校・高等学校
- 宮崎県庁
- 宮崎市役所
- 宮崎中央郵便局
- 国道10号
- 国道220号
- イオン宮崎ショッピングセンター(当駅東口よりシャトルバス運行)
[編集] 駅弁
- 椎茸弁当 - 宮崎駅弁当(いなだ)
- 駅内の駅弁売り場にて、当駅の駅弁「椎茸弁当」が販売されているが、この弁当の車内販売は無い。
- 日向鶏弁当 - 宮崎駅弁当(いなだ)
- 幕の内弁当 - 宮崎駅弁当(いなだ)
[編集] 高速バス
[編集] 利用状況
1日平均乗車人員は4,915人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)12月15日 - 宮崎県営鉄道の駅として開業。
- 1916年(大正5年)10月25日 - 国鉄宮崎線 青井岳駅~当駅間が開通。
- 1917年(大正6年)9月21日 - 宮崎県営鉄道が国有化。
- 1945年(昭和20年)8月12日 - 宮崎大空襲で駅本屋構内被災焼失。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物取扱が廃止され、宮崎コンテナセンターが構内に設置される。延岡駅~宮崎コンテナセンター間でトラック便を運行。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道の駅となる。宮崎コンテナセンターは日本貨物鉄道が継承。
- 1991年(平成3年)7月31日 - 高架化準備のため宮崎コンテナセンターを廃止。佐土原駅に貨物業務を移管。
- 1993年(平成5年)10月1日 - 高架化により新駅舎完成。