日立 地球トライアル
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日立 地球トライアル(ひたち ちきゅうとらいある)は1990年10月から1991年12月まで日本テレビ系列にて日曜19:30~20:00に放送されていた世界中の"体験"を巡る紀行バラエティ番組。『すばらしい世界旅行』の後番組として始まった。提供は日立グループ単独で、エンディング前には日立の樹が放送されていた。最末期は、この番組のタイトルを『紳助の日立地球トライアル』と改題して放送。
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[編集] 番組内容
体験と称すると、世界ウルルン滞在記のようなものと感じるが、日本の文化を世界に発信していこうとする意欲的な番組であった。 ある回ではソ連崩壊直後のロシアの赤の広場に赴き、ラーメン屋台を営業したりした。ラーメンは好評で、麺が売り切れた後にも、スープがのこっているからそれを売ってほしいと言ってきたおばあさんが印象的であった。当時、ロシアは食糧不足であったが、その影響か、あるいは文化的な違いなのかは不明である。
またある回では、インドに赴き、日本の誇る惣菜パンであるカレーパンをインドの人が食べたらどう感じるかということを試した。 当時の日本のカレーパンは、子供向けの印象が強く、辛いものではなかったために、それを食べたインド人は「これはジャムパンか?」といった感想を口にした。 これに奮起したインドに赴いたパン職人は、インドの各地を動き回り香辛料を買い求め研究し、ついにインド人にカレーが入ったおいしいパンだと評価されるパンを作った。 これを期に、しっかりとしたカレーの入ったパンを、日本でも発売し好評を得た。これ以後、子供向けではない辛いカレーパンが全国に広がり、今日では辛いカレーパンは一般的となっている。
このように、地球トライアルは新たな挑戦を行ったり、あるいは日本の文化に少なからず影響を与えた番組であったといえる。
[編集] 司会
[編集] アシスタント
[編集] 放映ネット局
[編集] 番組の入れ替わり
日本テレビ系 日曜19:30枠・日立グループ提供枠 | ||
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