旭川運転所
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旭川運転所(あさひかわうんてんしょ)は、北海道旭川市永山1条8丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両基地。
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[編集] 概要
以前は、旭川駅付近にあったが同駅の高架化事業に伴い、2003年9月1日に宗谷本線 新旭川駅~永山駅間の旧貨物ヤード跡地へ移転した。この移転に伴い、運転士の乗降用ホームが北旭川駅として新設された。
本線乗務の運転士の人数は約150名であり、1日あたりの運転士運用も含めてJR北海道内で一番多い。
乗務範囲の広さ(6線区・約500キロ)をはじめとして扱う車両も多岐(電車:5車種、気動車:7車種、機関車:3車種)に渡る。
[編集] 配置車両の車体に記される略号
*貨車にはどちらも記されない。
[編集] 配置車両
主に、石北本線・宗谷本線・富良野線・留萌本線などで運用される気動車のほか、C11形蒸気機関車やイベント用客車など数多くの車両が配置されている。以下は2006年4月1日現在の配置車両である。
[編集] 機関車
- 2両(171、207号機)配置されている。
- 2両配置されている。主に車両基地での入れ替え作業に使用されている。
- ラッセル式除雪機関車。16両配置され、そのうち1両は「ノロッコ号」の牽引車両である。
[編集] 気動車
- 700番台31両が配置されている。
- 500番台10両が配置されている。
- 0番台10両が配置されている。
[編集] 客車
- 3両編成1本が配置されている。トロッコ列車「富良野・美瑛ノロッコ号」で運用されている。
- 14系が4両、スハシ44形が1両が配置され、編成を組んでいる。C11形171号機の牽引するSL列車で運用されている。
- スハフ42形・オハシ47形・オハフ33形
- スハフ42形が2両、オハシ47形とオハシ33形が1両ずつ配置され、編成を組んでいる。C11形207号機の牽引するSL列車で運用されている。
- 1両配置されている。救援車代用。
[編集] 貨車
- チキ6000形貨車
- 1両が配置。レール輸送用長物車。
- ホキ800形貨車
- 15両が配置。バラスト輸送用ホッパ車。
- トラ70000形
- 1両が配置。宗谷本線で運転されているノロッコ号で運用。
- ワム80000形
- 1両が配置。有蓋車。