片平なぎさ
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片平 なぎさ(かたひら なぎさ、1959年7月12日 - )は、東京都品川区出身の女優。血液型O型。ホリプロ所属。榊原郁恵とは同学年で親友で同事務所である(「なぎさ」「郁恵」と呼び合う仲)。「2時間ドラマの帝王」の船越英一郎も同事務所所属である。
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[編集] 来歴・人物
- 『スター誕生!』の出身で1975年にデビュー。デビュー曲は「純愛」。当初は歌手として活躍したが、3年後に女優に転向。『スチュワーデス物語』では悪女役を演じ、一躍評判となった(役のあまりの非情さに、街を歩いている時や撮影中に石を投げられたそうで「辛かった」と話している)。この作品以降殆ど悪役を演じたことは無いが、ドラマのイメージが強烈過ぎ、「片平なぎさ=恐いというイメージが定着しちゃった」と語っている。
- 近年は「2時間ドラマの女王」という称号を得る。またNHK朝の連続テレビ小説へも出演し、「ホームドラマの女王」とも呼ばれつつある(「元祖2時間ドラマの女王」は松尾嘉代)。
- 『TRICK-劇場版2-』で29年ぶりの映画出演を果たした。
- 『新婚さんいらっしゃい!』では10年半に亘ってアシスタントを務め、その記録は未だ破られていない(同事務所で後輩の山瀬まみが2007年1月現在で満9年半目を迎え、あと1年アシスタントを務めれば片平が持っている記録を塗り替える見込みとなった)
[編集] 主な出演番組
[編集] ドラマ
- 火曜サスペンス劇場 「小京都ミステリー」(1989年~2001年)
- ドラマ・コンプレックス 「世界一の愛妻物語」(2006年) ‐ 乙羽信子役
- カードGメン・小早川茜(2000年~) ‐ 小早川茜役
- スチュワーデス物語(1983~1984年) ‐ 新藤真理子役
- 水戸黄門(第15部)(1985年) ‐ 黒田綾姫役
- 遊びじゃないのよ、この恋は(1986年)
- 愛してるよ!先生(1990年)
- プリティガール(2002年) ‐ 伊能秀子役
- Stand Up!!(2003年) ‐ 浅井とも子役
- 逃亡者 RUNAWAY(2004年) ‐ 小野寺千秋役
- クロサギ(2006年) ‐ 冴島裕子役
- Happy!(2006年) ‐ 鳳唄子役
- 金曜エンタテイメント
- 「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」(1992年~) ‐ 石原明子役
- 「ハマの静香は事件がお好き」(2003年~)
- 金曜プレステージ
- 「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」(2006年~) ‐ 石原明子役
- 「永遠へ(とわへ)」(2007年)
- 「介助犬武蔵~学校へ行こう~」(2007年) ‐ 板倉祥子役
- 大奥(1983年~1984年) ‐ おとき役
- サザエさん(1981年) ‐ 波野タイコ役
- 怪談百物語 「怪談源氏物語」 ‐ 六条御息所役
- いいひと。(1997年) ‐ 城山真理子役
- ナオミ(1999年) ‐ 安達かな江役
- 女子アナ。(2001年) ‐ 麻生亮子役
- Ns'あおい(2006年) ‐ 泉田てる役
- 土曜ワイド劇場
- 「女変装捜査官シリーズ」
- 「サントリーミステリー大賞スペシャル 子盗り」(2002年)
- 別れる二人の事件簿(2000年) ‐ 七原由紀恵役
- オヤジ探偵(2001年~2002年) ‐ 白瀬眞由美役
- 天罰屋くれない 闇の始末帖(2003年) ‐松坂紅役
- ホテリアー(2007年) - 北野みつ子役
[編集] 映画
- トラック野郎 度胸一番星 ‐ 5代目マドンナ
- 青い山脈(1975年) ‐ 寺沢新子役
- BLACK JACK 瞳の中の訪問者
- 嫌われ松子の一生(2006年) ‐ 本人役
- TRICK-劇場版2-(2006年) ‐ 筐神佐和子役
[編集] バラエティ
- 新婚さんいらっしゃい!
- なるほど!ザ・ワールド
- 森田一義アワー笑っていいとも!
- ディスカバ!99
- おしゃれイズム
- ぐるぐるナインティナイン
- 徹子の部屋
- ごきげんよう
- さんまのまんま
- 踊る!さんま御殿
- 快傑えみちゃんねる
- くりぃむしちゅーのたりらリでイキます!!
- はねるのトびら
- トリビアの泉
[編集] CM
- ロート製薬(ビタチャージ40目薬、タクティー)
[編集] エピソード
- 未成年時代からの愛煙家。実母から「勉強でのイライラが紛れていくから」という理由で喫煙を勧められたのがきっかけとのこと。
- 人当たりの良さで知られ、学生時代の彼女を知る人は「真面目で勉強もよくできた人」と口をそろえる。大成した現在でもファンやスタッフ、投宿先の従業員にまで挨拶や気遣いを欠かさないという。
- 『ぐるぐるナインティナイン』の『ゴチになります!』では1位通過し、岡村隆史に満面の笑みで「ごちそうさまでした」と発言。この際岡村は「片平さんに言われたらもう何でもいいです」と笑顔で返した。
- 近所で事件が発生した際、刑事に「同一犯の犯行ですか?」と尋ね、「さすが片平さんですね」と言われ爆笑されたと発言している(「同一犯」と言う言葉は、警察関係者以外が滅多に使わない言葉である)。
- 2時間ミステリーもので主役を張った片平が唯一出演してこなかったのが水曜ミステリー9だったが、2007年2月28日に主演したことで5大ネット基幹局全局の2時間ミステリードラマ主演を達成(但し、これをライバルの船越は先に達成)。
- キャタピラなぎさの仇名で呼ばれることがある。
- かつて船越と主演していた事があった。