はねるのトびら
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はねるのトびら(「ト」のみカタカナ)は、フジテレビ系列で毎週水曜日19:57~20:54(JST)に放送中のバラエティ番組である。正式名称「はねるのトびら You knock on a jumping door!」、通称「はねトび」または「はねる」「跳扉」。
人気番組・テレビコマーシャル等のパロディのほか、若者文化やサブカルチャー(ネットアイドル・おたく・マルチ商法・ニートなど)を取り上げたコントで、早くから中高生などの間で人気を得た。現在の関東地区の最高視聴率は2006年8月30日に記録した19.7%、関西地区の最高視聴率は2006年9月6日に記録した25.2%。2007年1月24日からハイビジョン制作。
- ※具体的な企画内容は、子記事:はねるのトびらの企画を参照のこと。
目次 |
[編集] レギュラー出演者
『跳扉組』
- 赤色のレンジャー『キングコング』 - 西野亮廣・梶原雄太
- 青色のレンジャー『ロバート』 - 秋山竜次・馬場裕之・山本博
- 黄色のレンジャー『ドランクドラゴン』 - 塚地武雅・鈴木拓
- 桃色のレンジャー『北陽』 - 虻川美穂子・伊藤さおり
- 緑色のレンジャー『インパルス』 - 板倉俊之・堤下敦
ナレーション担当者
- 中村仁美(フジテレビアナウンサー、2005年10月のレギュラーより)
- OP、EDの提供読みだけでなく、幅広いコーナーのナレーションを担当。ちなみに、はねトびの前の時間帯の「クイズ!ヘキサゴンII」では進行を務めている。
- ちなみに例外として、2007年1月24日のエンディングの提供読みは堤下が、2月7日は塚地が担当していた。
- 吉水孝宏(青二プロダクション、2006年7月12日~)
- 「家庭内プロレス」の冒頭の声担当。
- 住友七絵(青二プロダクション、2006年7月12日~)
- 「オシャレ魔女アブandチェンジ」の天の声(ナレーション)担当。
[編集] コーナーのレギュラー出演者
- テル(どーよ)・・・スターだらけの大運動会コーナーレギュラーとして様々なキャラの真似で出演している。
- 香田晋・・・当初は、Wぅ杯 番組交流戦スペシャルの一環で、レギュラー出演しているクイズ!ヘキサゴンIIから音楽室の放課後コントのゲストとして登場していたが、現在でははねトびのスペシャルがある際に「スターだらけの大運動会」に源さんとして出演している。(余談だが、これがきっかけでヘキサゴンの司会者である島田紳助はその後「はねトびの人気コーナーの「ABUCHANS」ではねトびVSヘキサゴンとの対抗戦をし、勝った番組は負けた番組を休止してその負けた番組の出演者を登場させて2時間スペシャルをやる」と言っていたが、「ABUCHANS」は2006年以降行われておらず、これが行われるかどうかも未定であるため、今後の動向が注目されている。)
[編集] 現在の放送局・時間
- フジテレビ系列各局: 水曜19:57~20:54
クロスネット局、他系列局
- テレビ宮崎: 同時ネット(水曜19:57~20:54)
- 青森テレビ(TBS系列): 木曜23:55~24:55に15日遅れで放送(編成により時間遅延及び放送日変更する場合あり)
- テレビ山梨: 金曜深夜に遅れ放送(土曜日未明)
- テレビ山口: 火曜深夜に遅れ放送
- テレビ大分: 水曜24:26~25:26に7日遅れ放送(「今田ハウジング」を日本テレビから同時ネットで放送しているため。)
[編集] 歴史とはねるのトびらを巡る出来事
2000年4月~2001年3月に放送された深夜番組「新しい波8」において、出演した若手芸人の中から現在のメンバー5組が選抜された。当初の目的は、とぶくすりのような番組であった。
番組タイトルの由来は「番組の現場などで盛り上がった時に使う」テレビ業界の用語『ハネた』という言葉と、番組放送開始当初、まだ世に知られていなかった若手芸人5組と視聴者をつなぐ「扉」の番組になればいいという意味から名付けられた造語。タイトルの「と」のみがカタカナの「ト」になっているのは「ト金のように成ってほしいから」。
[編集] 第1期 (2001年4月~2002年3月)
2001年4月9日放送開始。毎週月曜深夜25:35~26:05(JST)に放送された。第1回は電源の入ったビデオカメラが各コンビの代表者の自宅に郵送され、お台場フジテレビまでの道のりをそれぞれが撮影するというドキュメントだった。
ショートコントの他、「ポセイドン物語」「グレーもんどう」というコーナーがほぼ毎回放送されていた。東京・小平のドンキホーテで行われた「ポセイドン物語」のイベントには1万5000人のファンが集結。以降、イベントを行うたびに熱狂的な成功を収めている。
[編集] 第2期 (2002年4月~9月)
無名からスタートした深夜番組が1年も続くこと自体が異例だったが、さらに「NEW GENERATION」(月曜深夜の週替わり60分枠)内で継続。5週に1回のペースで半年間で5回放送された。
4月にコント「出棺」の公開収録がお台場フジテレビ前の池広場で行われたが、ファンが殺到しすぎて警察の指導により短縮されている。
5月には北陽伊藤が扮する「ネットアイドル夢子」のCDデビューイベントを開催。また北陽虻川がレギュラー出演したドラマ「整形美人。」の1シーンにメンバー全員でゲスト出演した(山本博は編集上の都合でカット)。
そして7月には初のDVD・ビデオが発売され、発売記念イベントも開催された。放送回数は少ないが、非常に実りの多い半年間だった。
[編集] レギュラー休止期 (2002年10月~2003年3月)
放送が一旦終了されてしまったが、DVD・ビデオがお笑い作品では異例の大ヒットを記録。この影響を受けてか、11月23日には池袋・東京芸術劇場で「はねるのトびらTHE LIVE はねるのトびらで逢いましょう」が開催された。のちにCS放送のフジテレビ721で放送され、DVD第2弾にはノーカット収録された。
12月7日(土曜日)には、昼間の1時から60分という異例の枠で新作が特別番組として単発放送された。
2002年12月31日深夜(元日の午前)にはスペシャルが放送された。生放送でドランクドラゴン鈴木の結婚式を行うドッキリで、コントを含まない内容にはファンから失望の声が上がった。これはファンがコントを熱く支持しているという態度の表れと内外で捉えられ、その後しばらくは徹底的にコントにこだわった番組内容となっている。
2003年1月、塚地と秋山が月9ドラマ「いつもふたりで」に抜擢され、コント「MUGA様とおーたむSAN」のようなキャラクターを演じた。ドラマで共演した葛山信吾と木村多江がのちにはねトびにゲスト出演している。
[編集] 第3期 (2003年4月~12月)
ファンの声とDVDヒットの実績に支えられ、2003年2月下旬に1年ぶりの週1レギュラー復活が発表される。しかしその直後にキングコング梶原雄太がストレス性の病気で休養し、メンバーを1人欠いての再スタートとなった。
毎週月曜深夜(「月深」枠)、24時35分(JST)からの23分番組として開始。また放送エリアもほぼ全国に広がった。梶原は6月2日の放送から復帰している。
4月23日、メンバー全員(梶原以外)によるラジオ番組「はねるのトびらのオールナイトニッポン」(ニッポン放送他36局、25:00~27:00)が放送された。 (※また、「オールナイトニッポン」は先輩番組、「めちゃ²イケてるッ!(土曜19:57-20:54)」のメインレギュラーであるナインティナイン(ナインティナインのオールナイトニッポン(木曜25:00-27:00))がレギュラーパーソナリティをつとめている。) 6月、番組の大ファンである浜崎あゆみが司会を務めるトーク番組「ayu ready?」に全員がゲスト出演した。メンバー全員で全国放送に登場したのはこれが初めて。逆に浜崎もはねトびにトークで登場。他にもはねトびファンを公言する有名人は多い。
8月にDVD・ビデオ第2弾が発売され、発売記念イベント「ピンクハレルヤ野外ミサ」が開催される。
コントから生まれたビジュアル系バンド「ピンクハレルヤ」は限定CD発売・ロックフェス出演など活躍したが、コント上の展開に従って2004年2月頃に活動休止している。
この枠での最後の放送となった12月15日、SMAP香取慎吾がゲスト出演。司会を務めた「新しい波8」から見守ってきた香取との3年越しの共演は全員の念願だったが、香取は「自分もはねトびメンバーだ」と強硬に主張して暴れた。(あくまでも演出である)
キングコング・北陽が「笑っていいとも!」レギュラーとなり(キングコングは火曜日(隔週)→木曜日(毎週)で出演。北陽は2005年3月を持って卒業)、 ドランクドラゴン・インパルスが「エンタの神様」の影響もあってブレイクするなど、各メンバーの活躍が一層目立ってきた時期である。
[編集] 第4期 (2004年1月~2005年9月)
「ジャンクSPORTS」のゴールデンタイム移転に伴い、2004年1月6日から毎週火曜23:00~23:30(バラパラ枠)に昇格した。放送エリアも全国ネットに拡大。
これに先駆けて、2003年12月30日に初のプライムタイム(22:00~23:30)で「来週から宜しくお願いしますスペシャル」が放送された。
ところが、レギュラー出演していた北陽は、裏番組「おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様」(日本テレビ)へ先にレギュラー出演していた関係から、裏番組として放送されていた3月までの3か月間にわたって出演出来ないことになった(3か月間はシルエット扱いされ、番組上では単に「大人の事情」というお粗末な説明をするのみだった。)。その代わり、女性タレントをゲストに登場させた。なお、裏番組だった「おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様」は4月に水曜日午後11時台へ移動した(後に終了)。
放送時間が拡大されたこともあり、コント以外の企画も模索された。その代表例が逆さ吊り状態で逆さ言葉クイズを解く体を張ったコーナー「宇宙戦隊さかさマン」、ドランクドラゴン塚地への大掛かりなドッキリ「TSUKAJI24」等。しかしコントを求めるファンから批判の声があり、やはりコント中心の内容に戻った。
3月、「メントレG」とのコラボレーションを行い、メントレGのセットでコント「ヤナギリュウジ」を収録、TOKIOがゲスト出演した。
4月、テレビ大分が土曜23時に北陽がレギュラー出演をしていた「ayu ready?」の後番組として遅れ放送で放送開始。
7月、メンバー全員で27時間テレビに出演。(当番組のテーマは先輩番組「めちゃ²イケてるッ!」のベースとなっていた)MC移動時などの「つなぎ」コーナー計9回を担当し、先輩のナインティナインとSMAPの中居正広・香取慎吾らと共演した。
8月、DVD第3弾が発売。オリコンDVD総合チャートでお笑い史上初の初登場首位を獲得した。旧作もロングヒットを続け、3巻の累計売り上げが公称50万本を超える大ヒットとなった。恒例のDVD発売記念イベント「チューリップの会 真夏の大放出」も行われた。
2005年1月1日、「新春かくし芸大会」でメンバー全員による演目「逆にスウィングガールズ」を披露。「さかさマン」を発展させた全員逆さ吊りで楽器演奏をするもので、審査で50点満点を獲得した。
2005年3月1日、ロックバンド・サンボマスターをモデルにしたコント「ブサンボマスター」(イケメンを嫌うロックバンドに設定)が開始され問題に。極端にブサイクな特殊メークや顔面から人工的に流れる汗などの演出は本家サンボマスターのファンの間で批判され、サンボマスター側からの抗議もあり、ボーカルを演じる塚地は番組内で半ば強制的に謝罪させられた。
2005年4月・5月に結局、「ABUCHANS」「新説・幕末」といったコーナーを始め、毎週交互に行われ放送時間の大半を占めるようになる。当然コントの本数は大幅に減った。
7月26日に「はねるのトびら 待ちに待ったゴールデンだぜSP」と題して、初めてのゴールデンタイムでの2時間スペシャルがカスペ!枠で放送。しかしゴールデンを意識したのか、このスペシャルがロケ企画などを中心とした内容であり、コントが殆ど放送されなかったため、従来のファンから不満の声が上がった(なお、このスペシャルは編成の都合上、遅れ放送のテレビ大分とテレビ宮崎でも同時ネットで放送された。)。
8月31日にはブサンボマスターのオリジナル曲「言いたいことも言えずに」がCD発売されたが、著作権上の問題などから、アーティスト名は「塚地武雅・堤下敦・梶原雄太」という表記になっている。番組では初めてメジャーレーベルからの発売で、オリコン週間シングルチャートで初登場4位を記録した。
火曜23時での放送は2005年9月20日で終了。10月からの後続番組は「タモリのジャポニカロゴス」。
[編集] ゴールデン進出(2005年10月~)
2005年8月30日の放送で、水曜19:57~20:54のゴールデンタイムに昇格、放送時間も拡大されることが発表され、10月19日からゴールデンでの放送が開始した。余談だが、1996年の全く同じ日に先輩番組「めちゃ²イケてるッ!」がスタートした。ちなみにこの枠の前番組は「クイズ!ヘキサゴン」(現在、ヘキサゴンはこの「はねトび」の前の時間に放送されている。)
なお、第4期を遅れ放送していたクロスネット局であるテレビ宮崎は同時ネットに切り替えられた(同時間に放送されている中京テレビの「サルヂエ」は、日曜15:00~15:56に放送)。また、逆に同じクロスネット局でも中京テレビの「サルヂエ」を同時ネットしているテレビ大分は、金曜日16:55-17:53に遅れ放送。
ゴールデン進出は7月にカスペ!枠で放送されたスペシャルの好調を受けて決定したと思われるが、4月からコントを減らして企画コーナー中心の番組構成で放送されていたため、既にゴールデン進出の準備を行っていたとも考えられる。
同じような経緯で出世した番組(めちゃ²イケてるッ!、笑う犬シリーズ、ワンナイR&Rなど)に比べて、放送開始4年半でのゴールデン進出は遅いが、開始当初からレギュラー出演者が一切変わっていないのは珍しいケースである。なお、「めちゃ×2イケてるッ!」は企画重視だが、こちらはコント重視である。
なお、この時間帯は日本テレビの「速報!歌の大辞テン!!」が2005年3月に終了して以降、民放4局の決定的な人気番組がなく、民放各局が改編に力を入れているが、視聴率は19時台に移動した「クイズ!ヘキサゴン」よりも改善されていたとはいえ、NHK総合テレビの「ためしてガッテン」やテレビ東京の「いい旅・夢気分」といった、サラリーマンや中高年齢層(主にお年寄り)を主力とする裏番組に奪われており、2006年5月以降になると、ファミリー層を主力としたTBSの「ドリーム・プレス社」にも奪われていた。このため、OL・若者を主力としている「サルヂエ」やテレビ朝日の「銭形金太郎」と同様、苦戦する状態が続いていた。
これは深夜時代はコント中心だった番組内容が、ゴールデン進出後からコント以外の企画が増えたためであって、「深夜の方が面白かった」との声もあることから、ファン離れを起こしている状態に悩まされている。
10月1日、新コーナー「逆さオーケストラ」の収録中、長時間逆さづりにさせられたメンバーのうち伊藤が意識を失い病院に運ばれる事故が発生。第1回(10月19日放送予定分)は収録済みだったがお蔵入りとなり、コーナー自体が廃止されたが、安全性に配慮した「走れオーケストラン」(11月23日放送)という形で一応復活した。
ゴールデンでの放送内容は、「ABUCHANS」などの企画ものに加え、コントが半分以上を占める。「梶田三兄弟」など新作コント多数のほか、「グローバルTPS物語」「馬場さん」などの人気コントをリニューアルしたものが中心。
11月23日に2時間スペシャルが放送された。
2006年1月1日放送の「新春かくし芸大会」にメンバー全員で2年連続出場し、2年連続同じ企画(逆さオーケストラ)をするというかくし芸史上初の快挙を成し遂げた。
2月22日、裏でトリノオリンピックをやっていたため、対抗してネタ選手権の「はねトリノ2006・フィギュアお笑い選手権」を開催(板倉が優勝、梶原が準優勝)。
6月14日に「Wぅ杯 番組交流戦スペシャル」として「クイズ!ヘキサゴンII」パートに「はねトび」からキングコング、インパルス、ドランクドラゴンが登場。さらに「はねトび」パートに「ヘキサゴン」から「音楽室の放課後」のコントに香田晋が登場。
また同じ6月14日にレギュラーメンバー全員がNISSANとのコラボによるCMに出演することが6月2日に発表された。レギュラーメンバーが番組の役どころで「エルグランド」、「セレナ」、「プレサージュ」、「ラフェスタ」のCMに出演する。6月14日放送の「はねトび」で4バージョンのCMが放送される(全員登場版のBGMはThe Phanky OKstra「Drive」)。コントキャラクターバージョンはこれまでに「哲哉とお父さん」(ショールームでの「買ったつもり」篇と、外での「ついに買った」篇)、「竜次とお母さん」(家庭内プロレス)、「秋山森乃進のラフェスタミニバン覚え歌」(1フレーズの10秒だけ歌う)、「プレサージュ篇」回転SUSHIなど。
7月15日~8月31日上映、フジテレビ本社ビルの中空(のような感じの部分)に存在する球体展望室内のマルチスクリーンシアター夏休み企画上映「お台場冒険王~アニメ映画・ブレイブストーリー予告編」に於いて、「はねトび」メンバー全員がアニメ映画を紹介する、という企画で3月から映像制作進行し、「はねるのトびら featuring ブレイブストーリー 不思議なビジュアルアドベンチャー supported by LOTTE」が上映。
また、7月15日、同局のニュース・情報番組「めざましどようび」の「めざましどようび冒険王スペシャル」にその宣伝を兼ねてメンバー全員で出演。
7月に入りようやく、ゲーム要素を加えたコントやコーナーを多く放送することによって視聴者の受けに良くなったのか、現在は平均15%前後と他局の番組よりも一歩リードしている状態が多くなった。特に7月12日・7月19日放送、8月23日の2時間SP、8月30日、2007年1月24日放送では18%台の高視聴率を記録した程である(2006年7月12日・2007年1月24日放送18%、2006年7月19日放送・2006年8月23日放送の2時間SP18.3%。ビデオリサーチ(関東地区)調べ。現在の番組最高視聴率、関東地区は8月30日放送の19.7%)。現在も内容によっては18%台を超えることもある。
ただ、7月以降はコントが激減しており、上記の通り一部の視聴者からは「コントをメインにして欲しい」という意見も多い。さらに、水曜日20時台はサラリーマン、中高年齢層を主力とするNHK総合テレビの『ためしてガッテン』やテレビ東京の『いい旅・夢気分』が特に見られている時間帯でもあることから、事実上巴戦という状態だ。
関西地区では常時20%超える人気番組となっており、2006年9月6日放送では番組史上最高視聴率となる25.2%を記録した。
なお、10月4日には2時間スペシャルを放送、ゴールデン進出1周年を迎えた。また2006年12月25日放送に放送された『SMAP×SMAP』の「BISTRO SMAP」にメンバー全員で出演。同番組最多人数でのゲスト出演となった。この際、キングコングが豆腐、北陽が味噌、ドランクドラゴンがキャビア、インパルスが米、ロバートがスタミナ料理を食材に使う料理をオーダーした。この時、「(番組の)リーダーは誰か?」というトークになった際に「誰かとは断定できない」とメンバーがまとめて答えていた。
2007年1月3日にこれまで恒例だった「平成教育委員会」を1月4日に繰り下げ、代わってこの時間で新春2時間30分スペシャルを放送。通常の新春特番だと複数社の自動車メーカーが提供しているが、この「はねトび」の新春特番は「はねトび」とコラボレートしている日産自動車をメインスポンサーに複数社提供として放送し、今まで番組内で放送したCM(哲哉とお父さん篇2本、家庭内プロレス篇、回転SUSHI篇、秋山森乃進篇)と、新しく制作されたほぼ100円ショップ篇のCMを放送した。
2007年1月24日からハイビジョン制作となったが当初はまだ通常画質による制作で、地上デジタルテレビジョン放送(地デジ)では画面の両端に黒地に灰色の文字でサブタイトル「You knock on a jumping door!」が書かれたサイドパネルが貼られていた。事実上のハイビジョン制作は2月28日の「オシャレ魔女 アブandチェンジ」から。ちなみに1月24日の放送では、堤下が、JJモデルの土岐田麗子との熱愛発覚がはねトびでも紹介され、(100円ショップの冒頭で梶原が1月16日付けのサンケイスポーツを持っていた、ので恐らく1月20日頃に収録された)番組のエンディングでは他のメンバー(山本と鈴木はその場にいなかった)に、内緒でつきあったことを視聴者に土下座して謝れと言っていた。その際堤下は視聴者に向かって「付き合っていました。すいません!」と謝り、さらに彼女である土岐田に「別れないで下さい!」と土下座で言っていた。 また、日産自動車によるはねトびCMで沖縄で撮影したシーンと、番組本編終了後のCMの別パターン(一部地域のみ放送)も合わせて放送されていた。
最近は、放送する回において2つのパターンがあり、1つは「回転SUSHI」と「オシャレ魔女アブandチェンジ」、もう1つは「ほぼ100円ショップ」と「ギリギリッス」の2パターンがある。また、ゲーム要素の含んだコントに加えて少しずつではあるが純粋なコントをするようになってきた(ただ、上記にあるように現在でも視聴者からはコントをメインにして欲しいという意見も多い)。
2007年4月4日、6度目のスペシャルが放送されたが、このスペシャルは山本のみ出番が無かった。そのため、3月13日の放送のエンディングでスペシャルの告知を行った。
[編集] コント作品
コント作品、ゲーム企画についてははねるのトびらの企画を参照。
[編集] はねトび事件史
[編集] さなえ事件
- コント「村田さなえ」においてアトピー患者や食物アレルギーを患う人をからかう表現(決まったジュース以外のものを飲むとアレルギーを発する、興奮すると体が痒くなり血の出るまで掻いてしまうという設定)があると指摘され[1]、スタッフが謝罪コメントを発表(コント自体は設定を一部変更して継続)。これらが原因で他のバラエティ番組同様「低俗番組」との批判を受けることもあったが、他のコーナーについては何も問題はなく、しばらくして沈静化した。
[編集] 放送事故
[編集] 主題歌等
- ゆらゆら帝国「ゆらゆら帝国で考え中」(2003年12月までのオープニングテーマ)
- ゆらゆら帝国「すべるバー」(2004年1月以降のオープニングテーマ)
- ゆらゆら帝国「アイツのテーマ」(エンディング曲)
- The Phanky OKstra「Drive」(2006年6月以降のエンディング曲/NISSAN×はねるのトびらコラボレーションCMタイアップ曲)
[編集] スタッフ
2004年3月までは「波8組」、それ以降は「跳扉組」を名乗っている。
- 先輩番組のめちゃ²イケてるッ!スタッフおだいばZ会の下部組織に当たる。
- ナレーション・中村仁美(フジテレビアナウンサー)、吉水孝宏(青二プロ)、住友七絵(青二プロ)
- 構成・渡辺真也、石田孝文、大井洋一、金井夏生、オークラ、谷口雅人、吉田裕司
- SW・藤本敏行
- カメラ・小林光行
- VE・高木稔
- 音声・高橋幸則
- 照明・根本進(FLT)
- 音響効果・松長芳樹(デジタルサーカス)
- 編集・神保和則(パッチワーク)
- MA・民幸之助(IMAGICA)
- 美術プロデューサー・美術制作・三竹寛典
- 美術デザイン・桐山三千代
- 美術進行・久保典子
- メイク・原田妃佳留
- 編成・松崎容子
- 広報・上野陽一、北野あすか
- タイムキーパー・海老澤廉子
- デスク・三木真由美
- 監修・片岡飛鳥(2003年12月まで総指揮を担当していた、めちゃイケの総監督)(12月20日放送と1月3日のスペシャルではスタッフロールから消えていた)
- ディレクター・遠藤達也(2006年7月12日~)、竹谷和樹(2006年1月~)
- プロデューサー・田村朋子(2005年9月までAP)
- 演出、(2004年5月-)プロデュース・近藤真広
- チーフプロデューサー・松村匠(2005年10月-)
- 技術協力・ニユーテレス
- 制作著作・フジテレビ
[編集] 過去のスタッフ
- VE:塚本修
- 編成・種田義彦
- デスク・宮崎由佳
- ディレクター・明松功、中嶋優一、佐久間司
- プロデューサー(初期)・徳光芳文
[編集] グッズ
[編集] DVD・ビデオ
いずれもポニーキャニオンから発売
- はねるのトびら(2002年7月17日) - DVD・VHS
- はねるのトびらII(2003年8月6日) - DVD・VHS
- はねるのトびら DVD-BOX(2003年8月6日。IとIIのセット、一部の特典映像を省略)
- はねるのトびらIII(2004年8月18日) ※2枚組BOX
- はねるのトびらIV(2005年10月5日) ※2枚組BOX
[編集] CD
- ネットアイドル夢子「大きなはむ」(2002年5月)
- ピンクハレルヤ「Bloody Angel」(2003年8月)
- チューリップの会
- コント「チューリップの会」の秋山演じる秋山代表の「放出」を収録。2004年7月24日からお台場冒険王で先行販売、インディペンデントレーベルから2004年8月18日にCDとTシャツ内包の限定BOX発売
- 塚地武雅・堤下敦・梶原雄太(ブサンボマスター)「言いたいことも言えずに」(2005年8月31日、R and Cから発売。DVD付)
[編集] その他
- りもトび(ラジコン付きミニカー)
- はねるっち(たまごっちのタイアップバージョン。2005年2月19日一般発売)
- Tシャツ、ストラップなど多数。
- はねるっち2(2006年8月26日一般発売)
[編集] 書籍
- はねるっち母子手帳(はねるっちの攻略本)
- 学習研究社「TV LIFE」連載「はねトびのファンなんです。」(2002年から連載中)
- 太田出版「QuickJapan」Vol.46(2002年12月)・Vol.48(2003年4月) はねるのトびら特集
- はねるっち2母子手帳2(はねるっち2の攻略本)
他
- 非公認書籍
- 太陽出版 「かってに!はねる」 はねるのトびらメンバーのエピソード集
他
[編集] CM
この番組の提供(2007年より筆頭スポンサー)になっている「NISSAN」のCMには、この番組に限り、ここで登場するキャラクターが登場する。フジ系や他局の日産提供の番組でもまれに放映されていたときがあった(2006年のサンヨーオールスター第1戦など)。 なお、右斜め上(あるいは左斜め前)の「NISSAN」のマークは普通は途中で消えるが、このCMでは最後まで消えてない。
[編集] 外部リンク
- TOP→バラエティー・音楽→水曜日(水曜日でない場合)→はねるのトびら
- はねるのトびら DVD(ポニーキャニオン)
[編集] 全国ネット化以降の前後番組
フジテレビ系 火曜バラパラ枠(2004年1月 - 2005年9月) | ||
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前番組 | はねるのトびら | 次番組 |
ジャンクSPORTS ※日曜20時台に移動 |
タモリのジャポニカロゴス | |
フジテレビ系 水曜20時台(2005年10月以降) | ||
クイズ!ヘキサゴン ※19時台に移動・改題 |
はねるのトびら | - |
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