神戸市立科学技術高等学校
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神戸市立科学技術高等学校 | |
過去の名称 | 神戸市立神戸工業高等学校など |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 神戸市 |
設立年 | 1938年 |
校訓 | 創造 探求 飛翔 |
教育目標 | ものをつくる喜び 科学する心 未来を拓く力 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
学科 | 機械工学科 電気情報工学科 都市工学科 科学工学科 |
所在地 | 〒651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜1-4-70 |
電話番号 | 078-272-9900 |
FAX番号 | 078-272-9919 |
公式サイト | http://www.kobe-c.ed.jp/kagi-hs/ |
神戸市立科学技術高等学校(こうべしりつかがくぎじゅつこうとうがっこう)は、兵庫県神戸市中央区に在る工業高等学校である。市立工業高校の再編により2004年に設立された。 事実上工業高校に分類されるが、工業高校というイメージをなくしたいらしく、名前には工業とは入っていない。 校舎は、定時制の神戸市立神戸工科高等学校と兼用している。
目次 |
[編集] 沿革
[編集] 神戸市立松野実業学校~神戸市立神戸工業高等学校・神戸市立御影工業高等学校
- 1937年:神戸市会で神戸市立松野実業学校の新設が可決。神戸市林田区(現・長田区)松野通に校舎建築起工。
- 1937年:文部省告示第113号をもって新設開校の件許可、2年制乙種実業学校として、機械、電子、工芸、商業の4学科で創立。
- 1938年:神戸市立第一神港商業学校において入学考査実施。松野実業学校武道場において第一回入学式を挙行。6月学校建築工事完了。
- 1940年:第一回卒業証書授与式。同窓会「松実会」結成。
- 1943年:甲種工業学校に昇格、校名を神戸市立第一工業学校と改称、機械、電子、建築の3科をおき工芸科を廃止、商業部は分離。実習場は川崎航空機明石工場の分工場として学校工場化徴発される。
- 1944年:建築科を廃止し、校名を神戸市立第一機械工業学校と改称。電気科を分離し、兵庫区会下山町に神戸市立第一電気工業学校として開校。市立灘商業学校の一部を市立造船工業学校に転換。
- 1946年:造船工業と第一電気工業が統合。第一機械工業学校が兵庫区吉田町に移転。
- 1948年:第一機械工業学校が神戸市立神戸工業高等学校に改称。さらに神戸市立兵庫工業高等学校(市立第一電気工業学校と市立造船工業学校が統合、市立第一工業学校となり、更に改称した学校)と統合し、吉田校舎にて神戸市立神戸工業高等学校として発足。
- 1963年:神戸工業高校は機械、造船の2学科に縮小して松野通の校地に復帰。電気科、電気通信(電子)科は工業化学と土木を新設し、神戸市立御影工業高等学校として東灘区に開校。
- 1968年:創立30周年記念式典拳行。
- 1980年:機械、自動車・造船、インテリアの各学科・コースで須磨区西落合に移転。
- 1988年:自動車・造船に情報機械コースを新設。創立50周年式典。
- 1989年:造船科が幕を閉じる。
- 1994年:科名変更で機械科・交通工学科・インテリア科の3科となる。
- 1998年:創立60周年記念行事。
[編集] 神戸市立科学技術高等学校
- 2004年:神戸工業高校(全日制)、御影工業高校(全日制、定時制)、神戸市立長田工業高等学校(定時制、別科)を再編統合し、中央区脇浜の新校地に神戸市立科学技術高等学校(および神戸市立神戸工科高等学校)開校。
[編集] 交通機関
最寄り駅はJR灘駅徒歩3分、阪神電車岩屋駅徒歩5分、阪急電鉄王子公園駅又は春日野道駅徒歩10分。
新幹線利用の場合は新神戸駅で下車した後、神戸市営地下鉄新神戸駅→三宮駅、JR三ノ宮駅→JR灘駅。
[編集] 設置学科
- 機械工学科…120名
- 電気情報工学科…120名
- 都市工学科…80名
- 科学工学科…80名