筑豊電気鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | 筑鉄(ちくてつ) |
本社所在地 | 809-0022 福岡県中間市鍋山町1番6号 |
電話番号 | 093-243-5525 |
設立 | 1952年2月15日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 鉄道事業、不動産仲介、広告、貸店舗、駐車場、商品事業、リフォーム事業 |
代表者 | 取締役社長 河野直己 |
資本金 | 490百万円 |
主要株主 | 西日本鉄道(100%) |
外部リンク | http://www.chikutetu.com/ |
筑豊電気鉄道株式会社(ちくほうでんきてつどう)は、福岡県北九州市から直方市に至る地域で鉄道を運営する会社。通称:筑鉄、ちくてつ。西日本鉄道(西鉄)の完全子会社である。本社は福岡県中間市鍋山町1番6号。
2000年からは、西鉄の黒崎駅前~熊西間の第2種鉄道事業者となり、同区間の運営も行っている。
北九州から直方を経て福岡を結ぶ鉄道を計画していたが、直方までの開業に留まった(こちらも参照)。かつては西鉄宮地岳線と繋げる、壮大なプランもあった。
目次 |
[編集] 社紋
1996年末まで使われていた西鉄の社紋に似ているが、上半分が2本のツルハシを模したものにアレンジされている。ツルハシは炭鉱に通じ、筑豊地区がかつて西日本有数の産炭地だったことを表している。また、下半分の3つの三角形はボタ山を表しているとも言われ、これも筑豊炭田をイメージしたものである。[要出典]
[編集] 歴史
- 1951年2月15日 設立。
- 1956年3月21日 貞元(現在の熊西)~筑豊中間間が開業。
- 1959年9月18日 熊西~筑豊直方間が全通。
- 1971年4月 筑豊直方~福岡間地方鉄道運輸営業廃止(未成線)
- 1976年10月 西鉄から連接車を購入し自社車両とする。
- 1995年4月1日 西鉄から北九州線の業務を委託される。
- 2000年11月26日 黒崎駅前~熊西間の第2種鉄道事業者となる。
[編集] 路線
駅の一覧は以下の項目を参照。
- 筑豊電気鉄道線 黒崎駅前~熊西~筑豊直方 16.0km (正式な路線名はない)
[編集] 車両
西鉄北九州線と相互乗り入れを行っていたため、路面電車タイプの車両を使用している。
開業当初は自社の車両を所有せず、西鉄北九州線の車両を5両借り入れて使用し、この借入車と西鉄北九州線からの乗り入れ列車でまかなっていたが、1976年に西鉄福岡市内線で使用していた連接車を譲受して以降、自社車両を保有するようになった。
一部の車両には車内に液晶テレビが備え付けてあり、次の停車駅の案内やローカルCMが流されている。
[編集] 乗務員
開業当初は乗務員養成が間に合わず、西鉄北九州線の乗務員が乗務していたが、開業後に順次養成を進め自社でまかなうようにした。
現在の乗務員の制服は、男性は西鉄電車局と同一のグリーンが基調の制服、女性は西鉄バス運転士と同一のホワイトが基調の制服になっている。