絢香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
絢香 | ||
---|---|---|
基本情報 | ||
本名 | 飯田絢香 | |
生年月日 | 1987年12月18日 | |
血液型 | O型 | |
出身地 | 大阪府守口市 | |
ジャンル | J-POP | |
職業 | 歌手 | |
活動期間 | 2006年2月~ | |
レーベル | WARNER MUSIC JAPAN | |
事務所 | 研音 | |
共同作業者 | 西尾芳彦 | |
公式サイト | http://www.ken-on.co.jp/ayaka |
絢香(あやか、本名:飯田 絢香、1987年12月18日 - )は大阪府守口市出身の日本の歌手。血液型はO型。所属事務所は研音で所属レコード会社はWARNER MUSIC JAPANである。
目次 |
人物・略歴
- 中学校の文化祭で歌った事が将来歌手になると決意したきっかけである。
- 中学校は大阪府守口市立第四中学校卒業。
- 4歳年下の妹がいる。
- 好きなスポーツは水泳とバドミントン。但し、中学校時代はバドミントン部で、妹もバドミントン部だった。
- 彼女自身にとって「歌」という自己表現における至上命題は、「人の心に伝え届ける」ということである。
- 「シンガーソングライター」と称されることがあるが、これまでの発売曲だけに関していえば、ほぼすべて、現在の音楽プロデューサーである西尾芳彦氏による作曲あるいは2人の共同作曲であり、絢香が単独で作曲したのは、1stアルバム「First Message」収録曲の「message」のみである。
- シェリル・クロウ、吉田美和を敬愛している。好きな歌手はザ・ビートルズ、DREAMS COME TRUE、平井堅、Mr.Children等。2006年12月6日放送の「2006FNS歌謡祭」でDREAMS COME TRUEが「LOVE LOVE LOVE」と「何度でも」と「うれしい!たのしい!大好き!」を歌唱した際、コーラスとして参加し競演を果たしている。また、2006年7月21日放送の「ミュージックステーション」で共演したMr.Childrenの桜井和寿(Bank Bandとして出演)は憧れの人だと同番組放送中に発言。後日、公式サイトのDiaryでもそのことに関して触れている。
- フィギュアスケートの安藤美姫と生年月日が一緒であることから交流が深まり、現在では親友同士である。
- その安藤は、2006年のスケートアメリカのエキシビジョンで「I believe」の英語版をバックに演技を披露した。これは安藤がグランプリシリーズ初戦のスケートアメリカで優勝した時のエキシビジョンで最も多く取り上げられ、話題となった。ただしこの曲は安藤のために作ったもので発売の予定はない。2007年3月25日に行われた2007年世界フィギュアスケート選手権のエキシビジョンでも生で「I believe」を歌って安藤が演技を披露した。
- 同じ事務所に所属の榮倉奈々とは、研修旅行で同室となったのがきっかけで仲が良い。
- TVなどで男性の曲をカバーすることもある。因みに本人は男性ボーカルや低い声に憧れているといっている。
高校時代
- 2003年、門真なみはや高校に入学。
- 高校2年(2004年)の春から第一経済大学付属高等学校(現・第一薬科大学付属高等学校)へ転校し、西尾芳彦氏が塾長を務める「音楽塾ヴォイス」(福岡市にある音楽スクールで、YUIもここに通っていた。同じライブに出たこともある)に通い始める[1]。毎週末に大阪-福岡間を往復するハードスケジュールのなか、西尾氏による指導のもとで、楽曲創作活動を本格的に開始[2]。
- このころ、「やがて上京して地元を離れる」ということが現実的になり始め、「三日月」(この歌は2年後、レコード大賞と紅白初出場のときに歌われ、初期絢香の代表曲となった)を作詞する。その歌詞には、それまでずっと一緒にいた地元の友人たちや家族への想いが、反映されているという[3][4]。
- やがて、音楽塾ヴォイスで制作したデモテープが音楽業界に持ち込まれ、「歌唱力は宇多田ヒカル、曲は鬼束ちひろ、詩はaiko」といわれ話題となる。数社の争奪戦の末、ワーナーと契約するに至った[5][6][7]。
- 2005年6月、単身で上京する[8]。
- 夏より、渋谷エリアのライブハウスを中心に東京での精力的なライブ活動を実施。その圧倒的なライヴパフォーマンスの評判が、各音楽メディア関係者へ口コミで広がる[9]。
- 11月10日、ワーナーミュージック国際コンベンションでのショーケースライヴで大トリを務める。ワーナーUSレコード会長リオ・コーエン氏は、「マライア・キャリー、宇多田ヒカルに続き、人生で3番目に出会った才能の持ち主」と絶賛。絢香のライブ後に、立ち上がって拍手を送り「必ず世界で通用する」と太鼓判を押した。音楽専門チャンネルMTVのアジア統括ミシャール・バーマ氏も「歌の力がすごい」と、アジア10カ国で絢香の曲を大量放送することを決定した。(日刊スポーツ2005年11月11日9時54分更新オンライン記事からの孫引き[10])
- 12月、「三日月」(NHK総合「つながるテレビ@ヒューマン」テーマ曲)がアジア各国でインターネット配信。
2006年
- 1月15日、「I believe」の着うたダウンロード配信開始。テレビドラマ「輪舞曲」(TBS)の主題歌。
- 2月1日、デビュー曲「I believe」発売。
- 2月6日付のオリコンチャートで、「I believe」が初登場3位にランクインする。これは女性シンガーソングライターのデビュー作としては史上初のトップ3入り。因みにJ-POP系の女性歌手のデビュー作が3位で初登場するのは2001年11月の中島美嘉の『STARS』以来の記録である。
- 2月3日、「ミュージックステーション」(EX)に地上波のテレビ番組として初出演を果たす。3月3日には再出演している。
- 2月26日、「I believe」の着うたダウンロード件数が100万DLを突破。1月15日の配信開始から42日での着うた100万DL突破は女性歌手のデビュー曲では最短記録。
- 3月、第一経済大学付属高等学校を卒業。
- 5月、自身初の全国ツアーがスタート。
- 5月10日、ツアー開催に合わせて5万枚限定で2ndシングル「melody~SOUNDS REAL~」をリリース。
- 7月19日、3rdシングル「Real voice」をリリース。
- 9月27日、4thシングル「三日月」をリリース。翌週のウィークリーオリコンチャートで初登場1位を獲得。2006年デビューの日本のアーティストでシングル1位を獲得するのは、KAT-TUN、Kaoru Amaneに次いで3組目である。
- 11月1日、1stアルバム「First Message」リリース。翌週のウィークリーオリコンチャートで初登場1位を獲得し、シングル・アルバム共にオリコン1位を獲得という、新人女性アーティストとしては異例の快挙を成し遂げた。
- 12月16日、第39回日本有線大賞で最優秀新人賞を受賞。
- 12月30日、第48回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞。
- 12月31日、NHK紅白歌合戦に初出場する。
2007年
- 2月28日、かねてからCD化を待ち望まれていたコブクロとのコラボレーション楽曲をスペシャルユニット「絢香×コブクロ」として「WINDING ROAD」をリリースし、コブクロにとっても絢香にとっても最高初動売上をマークした。ちなみに、コブクロとは同じレコード会社であり、「ミュージックフェア」や「Music Lovers」での共演をきっかけに意気投合。12時間もスタジオに籠もり楽曲を制作したというエピソードがある。
- 5月16日~6月27日にかけて、全国のホールで『ayaka LIVE TOUR 2007 Peace loving』を開催予定。
- 3月13日、第21回日本ゴールドディスク大賞でニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。
受賞歴
2006年
- 第39回 日本有線大賞 最優秀新人賞
- 第48回 日本レコード大賞 最優秀新人賞
2007年
- 第21回 日本ゴールドディスク大賞 ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー
ディスコグラフィ
シングル
- I believe(2006年2月1日)
- TBS系ドラマ「輪舞曲」主題歌
- 初回プレス盤100枚に1枚ゴールドディスク仕様
- 2006年2月度 Monthly A Music selected by 5Kansai AM stations
- melody~SOUNDS REAL~(2006年5月10日)
- Real voice(2006年7月19日)
- 三日月(2006年9月27日)
- KDDI「au by KDDI LISMO Music Store」CMソング
- NHK「つながるテレビ@ヒューマン」テーマソング
- Jewelry day(2007年発売予定)
アルバム
- First Message(2006年11月1日)
- 「Start to 0(Love)」日本テレビほか民間放送43社共同制作「第85回 全国高校サッカー選手権大会」イメージソング
- 「Story」集英社「MORE」CMソング
- 初回プレス盤100枚に1枚ゴールドチケット封入
関連CD
- WINDING ROAD (2007年2月28日) 絢香×コブクロ名義
出演
テレビ
- ミュージックステーション(テレビ朝日)
- Music Lovers(日本テレビ)
- ミュージックフェア(フジテレビ)
- 第48回 輝く!日本レコード大賞(TBS)
- 第57回NHK紅白歌合戦(NHK総合、NHKBShi、NHKBS2等)
- 第85回 全国高等学校サッカー選手権・決勝(日本テレビ)
ラジオ
- MUSIC FREAKS(2006年10月1日~【隔週】・FM802)
- 第48回 輝く!日本レコード大賞(TBSラジオ、10分程度のラジオ単独でのインタビューもあった)
典拠
- 以下の典拠の多くは二次資料であり、一次資料(かつてインターネットで公開されていた公式プロフィール、オンライン新聞記事など)はすでに削除されたものが多い。しかし、二次資料であっても、複数の二次資料における引用に、一定の共通部分がある場合は、その共通部分は、「一次資料からの正確な引用」である可能性が高い(つまり一次資料とほぼ同程度の信頼度を認めてよい)。
[ヘルプ]
- ^ http://distance.at.webry.info/200511/article_11.html
- ^ http://blog.livedoor.jp/otonotubo00/archives/50622824.html
- ^ http://magazine.music.yahoo.co.jp/rep/20060926_001/
- ^ http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B18769
- ^ http://smile-days.jugem.jp/?eid=150
- ^ http://ksk.gozaru.jp/chart/060213.html
- ^ http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E7%25B5%25A2%25E9%25A6%2599/
- ^ http://blog.livedoor.jp/otonotubo00/archives/50622824.html
- ^ http://blog.livedoor.jp/otonotubo00/archives/50622824.html
- ^ http://smile-days.jugem.jp/?eid=150
外部リンク
- 絢香 official web site(研音公式)
- ayaka/絢香(ワーナーミュージック・ジャパン公式)
- つながるテレビ@ヒューマン(「三日月」の記載)
- 音楽塾ヴォイス
- ThePPN:Iida Ayaka