軽戦車
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軽戦車(けいせんしゃ)は戦車の種別の一つ。 戦車の内、低火力、低装甲、低重量、低価格の物を指す事が多く、低火力・低装甲の代償として高速を得て、主に偵察用途に使われる。第一次世界大戦後の戦間期から第二次世界大戦初期までは比較的広範に使用されたが、火力の低さと装甲の脆弱さから次第に活動の場を狭めていった。しかし、第二次世界大戦末期にはアメリカのM24のように以前の中戦車並みの火力を持つものが現れ、戦後もM41やAMX-13などの強力な火力を誇る軽戦車が開発され使用された。また、M551やスティングレイ、M8 AGSの様に緊急展開部隊用に空輸可能な軽戦車も開発されている。 第二次世界大戦後の軽戦車は概して偵察を主目的としたものが多く、火力も主力戦車を撃破し得る強力なものを搭載した車両も存在した。 ところが、対戦車ミサイルや強力な機関砲を搭載する装甲車などが偵察任務を行うようになると軽戦車よりもコストパフォーマンスに優れている上、能力もそれ程変らなくなってきていたため、戦後に開発配備された軽戦車も陳腐化と共に後継車が開発されること無く装甲車などに代替された。 現在でも一部の国では、主力戦車よりコストが低いなどの理由により運用が続いている。
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[編集] 軽戦車に分類される戦車
[編集] 第二次世界大戦時
[編集] 第二次世界大戦後
- アメリカ
- フランス
- デンマーク
- スウェーデン
- Ikv 91水陸両用戦車駆逐車
- Strf 90105対戦車車
- Strf 90120戦車
- オーストリア
- ロシア(旧ソ連)
- 中国
- 60式水陸両用軽戦車
- 62式軽戦車
- 63式水陸両用軽戦車
[編集] 関連項目
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