間藤駅
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間藤駅(まとうえき)は、栃木県日光市足尾町下間藤2番地にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎(待合室)はあるが改札口はなく、乗客は駅前広場から直接ホームに入ることができる。全盛期には18人もの駅員がいたが、完全に無人化されている。
かつては切欠式1面2線であったが、現在は完全に単線となっている。切欠き部分の線路は国鉄時代に旅客列車の終点として使用されていた。貨物列車廃止後はそれまでの貨物線であった足尾本山駅方面への廃線跡に繋がる線路を使用して折り返す運用に変更され、かつての旅客列車の終点だった所は埋め立てられて花壇へと変貌している。
開業当初はスイッチバック施設があり、足尾本山駅へ向う貨物列車は当駅でスイッチバックを行っていた(旅客列車は当初から当駅折り返しだった)。1970年に間藤 - 足尾本山間の貨物営業が廃止され、スイッチバック施設は撤去された。
[編集] 利用状況
利用客の大半は紅葉狩りや銅親水公園などへ向かう観光客。地元の人は自家用車以外では町営バスで日光方面へ出ることが多い。
[編集] その他の特徴
駅員無配置駅で、待合室の隣には陶芸教室があり、一般参加も可能である。またレンタサイクルの受付も行なっている(木曜定休)。
紀行文作家の宮脇俊三が国鉄完乗を達成した駅であり、駅舎内には宮脇俊三に関する展示(著書『時刻表2万キロ』の中で当駅が書かれている最後の部分の紹介など)がある。
[編集] 駅周辺
- JR足尾線(間藤 - 足尾本山)廃線跡
- 銅親水公園・足尾環境学習センター(徒歩45分)
- 足尾本山(内部の見学は不可)
- 古河橋(現存する日本最古の鉄製道路橋)
- 間藤水力発電所跡(日本最初の水力発電所)
- 足尾砂防ダム(砂防ダムとしては東洋一の規模)
- 松木渓谷
- 備前楯山
- 栃木県立足尾高等学校
- 国道122号
[編集] 路線バス
- 日光市営バス
基本ダイヤは
- 双愛病院 - 足尾銅山観光 - 通洞駅前 - 足尾駅前 - 間藤駅前 - 赤倉 - 神子内橋 - 遠上
の便で、JR日光駅まで直通する便が4本/日ずつある(2006/4/1現在)。
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- 赤倉、清滝経由JR日光駅
- 赤倉経由清滝
- 赤倉経由遠上
- 赤倉経由銅親水公園
- 足尾銅山観光経由双愛病院
[編集] 歴史
- 1912年(大正元年)12月31日 - 足尾鉄道の駅として開業。
- 1918年(大正7年)6月1日 - 国有化され、国鉄足尾線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に承継。
- 1989年(平成元年)3月29日 - JR足尾線の第三セクター鉄道化により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。
[編集] 隣の駅
- わたらせ渓谷鐵道
- わたらせ渓谷線
- 足尾駅 - 間藤駅
[編集] 関連項目