Pierrot
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1998年東芝EMIからメジャーデビュー、2001年にユニバーサルミュージックへ移籍。2006年6月21日、ラストシングル「HELLO」発売をもって解散した。
目次 |
[編集] 略歴
- 1995年 活動開始
- 1998年 東芝EMIよりメジャーデビュー
- 1999年 メジャーデビュー後半年で日本武道館公演を成功させる
- 2001年 ユニバーサルミュージックへ移籍
- 2006年 4月12日、公式HP、NEWSにて、6月21日発売のラストシングル「HELLO」をもって解散することを発表
- 2006年 6月21日ラストシングル「HELLO」発売をもって解散した
[編集] メンバー
- アイジ: ギター
- 潤(ジュン): ギター、ギターシンセ
- 1973年5月4日 O型、長野県出身。
- 現在はALvinoのメンバーとして活動中。
- KOHTA(コータ): ベース
- 1975年6月3日 A型 北海道札幌市出身。後に埼玉県大宮市(現・さいたま市)へ引っ越す。キリトの弟。
- 現在はAngeloのメンバーとして活動中。
- TAKEO(タケオ): ドラムス、パーカッション
[編集] 概略
- 長野県でボーカルのヒデロウ、ギターのキリト、潤を中心にDizy-Lizyが結成される。
- 後にベースのKOHTA、ドラムのTAKEOが加入し、バンド名が「ピエロ」とする。これは、「ポップな可愛らしさと裏に怖い部分がある」点がバンドの音楽性と共通していたという理由でのキリトによる命名である。
- その後、キリトがボーカルに転向、ギターのアイジが加入して、バンド名が「Pierrot」となる。なお、メジャーファーストアルバム『FINALE』リリース時よりバンド名表記を「PIERROT」と大文字に変更した。
- ファンクラブは、1999年に発足した当初はAlrequin(アルルクゥアン)だったが、2004年にFOLLOWERSに改名。Alrequinとはフランス語で「ピエロ」という意で、ギターの潤が名付けた。
- メジャーデビューシングル「クリア・スカイ」がオリコンチャート6位にランクインし、以後リリースシングルを確実にTOP10入りさせている。
[編集] 楽曲の特徴
重厚なヘビーロックから明るいポップスまで広大なジャンルを製作する。何より特徴的なのはメロディーのイメージからは想像できないような、絶望や非難、哀しみやエロスなどをテーマとした詞を書くということ。この曲と歌詞の反意性が、まさに「ピエロ」のような奇妙かつ独特な世界観を作り出しているのである。
加えてボーカルキリトの妖艶ともいえる特徴的な歌声もまた魅力の一つである。細かいギタープレイはさほど見られないものの、ツインギターが同時に奏でるコード弾きからはより重くしっかりとしたメロディーが生み出される。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] 【インディーズ】
[編集] SINGLE
[編集] ALBUM
[編集] V.A.
- TURN OVER“EAGLE”VERSION (1995年8月21日)
- THE END OF CENTURY ROCKERS Ⅰ (1996年6月21日)
- THE END OF CENTURY ROCKERS BEST COLLECTION 1 (1998年1月21日)
[編集] 【メジャー】
[編集] SINGLE
- クリア・スカイ (1998年9月10日)
- MAD SKY -鋼鉄の救世主- (1998年12月2日)
- ハルカ…/カナタヘ… (1999年2月24日)両A面シングル
- ラストレター (1999年4月28日)
- -CREATURES- (1999年12月22日)
- AGITATOR (2000年6月7日)
- 神経がワレル暑い夜 (2000年9月27日)
- PARADOX (2001年5月6日) タワーレコード渋谷店限定1万枚のみインディーズからの発売
- DRAMATIC NEO ANNIVERSARY (2001年8月29日)
- COCOON (2001年11月21日)
- 壊れていくこの世界で (2002年3月27日)
- PSYCHEDELIC LOVER (2002年8月28日)
- HILL -幻覚の雪- (2002年12月18日)
- ネオグロテスク/薔薇色の世界/夕闇スーサイド (2003年6月18日)トリプルA面シングル
- 脳内モルヒネ (2003年12月3日) インディーズ時代の楽曲の再録音/CD-EXTRA仕様
- Smiley Skeleton (2004年6月30日)
- MYCLOUD (2004年10月20日)
- HELLO (2006年6月21日)
[編集] ALBUM
- FINALE(1999年7月7日)
- PRIVATE ENEMY(2000年11月22日)
- HEAVEN~THE CUSTOMIZED LANDSCAPE~(2002年4月24日)
- ID ATTACK (2003年7月23日)
- DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律- (2003年12月17日) →インディーズ時代のベスト盤(全曲再録音)
- FREEZE(2004年12月1日)
- DICTATORS CIRCUS -A variant BUD- (2005年4月6日) →シングルタイトルのベスト盤
- DICTATORS CIRCUS -A deformed BUD- (2005年6月8日) →カップリング曲のベスト盤
[編集] VHS
- Prototype(1998年12月20日 )
- "FILM" RISING A 「MAD SKY」at NIPPON BUDOKAN(1999年9月9日)
- 1999 TOUR FORTELLER'S MUTATION FINAL 「THE GENOME CONTROL」(2000年3月15日/ファンクラブ1万本限定)
- Dictators Circus V(2000年12月20日)
- Prototype II(2000年12月20日)
- PROTOTYPE III(2001年12月19日)
- Prototype I+II(2001年12月19日)
- TOUR PARADOXICAL GENESIS "ANNIVERSARY" 2001.9.23 YOKOHAMA ARENA(2002年3月/ファンクラブ限定)
[編集] DVD
- Prototype(2000年12月20日)
- "FILM" RISING A 「MAD SKY」at NIPPON BUDOKAN(2000年12月20日)
- 1999 TOUR FORTELLER'S MUTATION FINAL 「THE GENOME CONTROL」(2000年12月20日)
- Dictators Circus V Vol.1(2000年12月20日)
- Dictators Circus V Vol.2(2000年12月20日)
- Prototype II(2000年12月20日)
- PROTOTYPE III(2001年12月19日)
- Prototype I+II(2001年12月19日)
- TOUR PARADOXICAL GENESIS "ANNIVERSARY" 2001.9.23 YOKOHAMA ARENA(2003年4月23日)
- 以前にファンクラブ限定にて発売したVHSのダイジェスト版
- Dictators Circus VI SAITAMA SUPER ARENA(2003年4月)
- ファンクラブ限定はノーカット収録(2枚組)として発売
- 市販分は2003年4月23日にダイジェスト版として発売
- ATTACK [to] THE FREEDOM(2004年4月/DVD3枚組;ファンクラブ限定発売)
- 10th ANNIVERSARY PIERROT Dictators Circus VII [SAITAMA SUPER ARENA] COMPLETE DVD (2005年7月/DVD2枚組;ファンクラブ限定発売)
- PROTOTYPE IV(2005年12月14日)
- 初回生産分のみ『夕闇スーサイド(conceptual ver)』収録
- 現在はSWEET-CHILD ONLINE SHOPPINGにて販売中
GENOME CONTROL以前の映像作品は2000年12月20日にDVD版が発売。それ以降はVHS/DVDの発売は同日。 PROTOTYPEIII以降はVHSの発売はない。FILM~PrototypeIIの東芝時代に発売した映像作品のDVDは2003年4月23日にユニバーサルミュージックから再販される。
[編集] 書籍
[編集] バンドスコア
いずれもドレミ楽譜出版社より発売。
- 『CELLULOID・Screen』 ISBN 4810865010
- 『FINALE』 ISBN 4810865436
- 『PRIVATE ENEMY』 ISBN 4810874400
- 『HEAVEN』 ISBN 4810844110
- 『ID ATTACK』 ISBN 4810844439
- 『DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-』 ISBN 4810844994
- 『FREEZE』 ISBN 4285101076
- 『DICTATORS CIRCUS -A variant BUD-』 ISBN 4285103265
[編集] 写真集
- 『PIERROT Dictators Circus 6』 メディアファクトリー、ISBN 4840107017
- 『TOUR2003「ATTACK【to】THE FREEDOM」』ぴあ、ISBN 4835609123
- 『PIERROT "Dictators Circus" -The Anniversary Of Decade-』 ソニー・マガジンズ、ISBN 4789797082
[編集] アーティストブック
- 『PROCESS』 フールズメイト、ISBN 493871616X
- 『PIERROT ULTIMATE FILE 1995~2005』ソニー・マガジンズ *通販限定販売、絶版
- 『PIERROT ULTIMATE FILE 2005~2006 COMPLETE』ソニー・マガジンズ、ISBN 4-7897-2886-2
[編集] ライブ・コンサートツアー
PIERROTの魅力の最たるものとして、コンサートライブでの盛り上がりがある。ここではワンマンツアーでタイトルの付いているものを挙げる。なお、年をまたいで行われるライブツアーに関しては、ツアーが始まった年に表記する。
[編集] インディーズ
- TOUR 『Escape from 『Pandora』』(1997年1月27日~2月23日 全国7ヶ所8公演)
- 『Dictators Circus』(5月4日 渋谷ON AIR WEST)
- TOUR 『CELLULOID HUMANISM』(7月24日~8月27日 全国12ヶ所12公演)
- TOUR 『CELLULOID HUMANISM -GATE-』(11月14日~12月24日 全国13ヶ所17公演)
- TOUR 『CELLULOID HUMANISM -THREE EXIT-』(1998年1月5日~1月8日 東名阪3ヶ所3公演)
- TOUR 『Dictators Circus II【zwei】』(4月26日~6月19日 全国9ヶ所13公演)
- Last Indies Act 『Dictators Circus III【drei】』(9月7日~9月9日大阪メルパルクホール・中野サンプラザ)
[編集] メジャー
- TOUR 1998~1999『THE BASE OF 「MAD SKY」』(1998年11月4日~1999年1月5日 全国30ヶ所32公演、ライブハウスツアー)
- TOUR 1999 『RISING A 「MAD SKY」』(3月3日~4月1日 全国8ヶ所8公演。
4月1日 TOUR FINAL at日本武道館(初の日本武道館ワンマン)
- 『Dictators Circus IV【vier】 -Birth of Newborn Baby-』(7月20日 富士急ハイランド・コニファーフォレスト。初の野外ライヴ)
- TOUR 1999 『FORETELLER'S-ERROR』(9月3日~9月9日 東名阪3ヶ所4公演
9月9日 TOUR FINAL at 横浜アリーナ
- TOUR 1999 『FORETELLER'S-MUTATION』(10月26日~6月19日 全国17ヶ所18公演、ホールツアー)
- FORETELLER'S MUTATION FINAL 『THE GENOME CONTROL』(12月22日)
- TOUR 2000 『PROGRESS BODY』(2000年1月19日~2月1日 東名阪3ヶ所4公演、ホールツアー)
- Alrequin限定ライブ『極!』(4月1日 日比谷野外音楽堂、ファンクラブ発足1周年記念ライヴ)
- 『HEAD ORERATION』(7月18日、7月20日 Zepp OSAKA・Zepp TOKYO)
- 『Dictators Circus V』(7月23日 西武ドーム、初のドーム公演)
- PIERROT TOUR 2000~2001 『PUBLIC ENEMY』(11月21日~2001年1月23日 全国20ヶ所22公演、ホールツアー)
- PIERROT TOUR 2000~2001 『【GUILTY or NOT GUILTY?】』(12月11日~1月25日 全国6ヶ所9公演、ライブハウスツアー)
- 『ANNIVERSARY EVE』(7月15日 渋谷ON AIR WEST)
- PIERROT TOUR 2001 『PARADOXICAL GENESIS』(7月17日~9月14日 全国17ヶ所20公演)
- TOUR FINAL 『PARADOXICAL GENESIS ANNIVERSARY』(9月23日 横浜アリーナでのツアーファイナル)
- Alrequin Limited Circuit『SUBLIMINAL FLOWERS』(2002年1月18日~1月27日 東名阪3ヶ所6公演、ファンクラブ限定ライブハウスツアー)
- 『[LANDSCAPE]』(5月1日、5月2日 川崎CLUB CITTA')
- PIERROT 2002 『LIVE AT NIPPON BUDOKAN 【LANDSCAPE】』(5月8日~5月10日 日本武道館3days)
- PIERROT TOUR 2002 『PSYCHEDELIC HEAVEN』(7月12日~9月20日 全国27ヶ所29公演、ホールツアー)
- PIERROT LIVE 2002 『FOR THE SICK LOVERS』(9月17日 大阪なんばHatch)
- PIERROT LIVE 2002 『Act For Awaken Species』(12月19日 Zepp TOKYO)
- 『Dictators Circus VI』(12月22日、12月23日 さいたまスーパーアリーナ)
- PIERROT LIVE 2003 『THE DAYBREAK OF MELANCHOLIC SPECIES』(2003年1月1日 大宮ソニックシティ、カウントアップライブ)
- Alrequin Limited Circuit 『THE DESPAIR OF [ROSE COLOR]』(5月4日~5月24日 全国5ヶ所10公演、ファンクラブ限定ライブハウスツアー)
- PIERROT LIVE 2003 『THE FINAL DESPAIR』(8月16日、8月26日 日本武道館)
- PIERROT TOUR 2003 『ATTACK [to] THE FREEDOM』(9月30日~12月27日 全国27ヶ所31公演、ホールツアー)
- PIERROT TOUR 2003 『ATTACK [to] THE FREEDOM FINAL』(2004年1月6日、1月7日 日本武道館)
- PIERROT TOUR 2004 『Standing Smiley Skeleton』(7月12日~9月20日 全国6ヶ所9公演、ライブハウスツアー)
- Men's Only Showcase『SKULL ARMAMENT』(5月12日 CLUB SHIBUYA QUATTRO、男性限定ライブ)
- PIERROT 『THE MAKING OF NEW FRAME』(8月26日 日本武道館)
- PIERROT TOUR 2004 『EVENING OF UNDERMINING』(10月23日~12月29日 全国26ヶ所26公演、ホールツアー)
- PIERROT TOUR 2004 『EVENING OF UNDERMINING FINAL』(2005年1月3日、1月4日 日本武道館)
- 10th Anniversary PIERROT 『Dictators Circus VII』(5月3日、5月4日 さいたまスーパーアリーナ)
- 『Dictators Circus VII FILM[SAITAMA SUPER ARENA]全国FILM TOUR』(7月22日~9月4日 全国13ヵ所にて上映、フィルムコンサート)
- PIERROT TOUR 2005 『TEMPORARY DECISION』(11月27日~12月29日 全国15ヶ所17公演、ホールツアー)
- PIERROT TOUR 2005 『TEMPORARY DECISION FINAL』(2006年1月3日、1月4日 日本武道館)
- FOLLOWERS LIMITED LIVE 『EMERGING』(4月2日 日比谷野外音楽堂、ファンクラブ限定ライヴ)
[編集] 関連項目
- Angelo(キリト・KOHTA・TAKEOの現在のバンド)
- LM.C(アイジの現在籍バンド)
- ALvino(潤の現在籍バンド)
- La'cryma Christi
- hide
- LUNA SEA
- BUCK-TICK
- 清春
- Plastic Tree
[編集] 外部リンク
- NEO CYCLOID (キリト公式サイト)
- Angelo (Angelo公式サイト)
- LM.C OFFICIAL WEB SITE (LM.C公式サイト)
- ALvino OFFICIAL SITE (ALvino公式サイト)
- ALvino OFFICIAL ONLINE SHOP (ALvino オフィシャルグッズ通信販売サイト)
- [1]