さかなクン
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さかなクンは(1975年8月6日 - )は日本のタレント兼イラストレーター。本名は宮沢 正之(みやざわ まさゆき)。
お魚らいふコーディネーター、東京海洋大学客員助教授、水産庁水産政策審議会特別委員、環境省「環のくらし応援団」メンバー、JF(全国漁業協同組合連合会)魚食普及委員、千葉県立安房博物館客員研究員、千葉県館山市「ふるさと親善大使」第一号、静岡県御前崎市なぶら親善大使、よしもとおもしろ水族館研究員を務める。
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[編集] 来歴
東京都生まれ、神奈川県綾瀬市育ち。現在、千葉県館山市に在住。5000種以上の魚やその料理法についての知識がある。父は囲碁棋士・九段の宮沢吾朗。
頭に大きな魚(ハコフグ)のぬいぐるみをかぶり、元気に飛び跳ねながら明るく喋る姿と甲高い話し声が印象的。その声は奇声と言うより絶叫に近い。あまりのテンションの高さからTV番組収録中、警察に呼ばれたことがある。
また、中田宏横浜市長に顔が似ており、対面したときは中田市長がハコフグのぬいぐるみをかぶったことがあった。Coccoにもルックスが似ているとタモリに言われていた。初恋の相手は魚(本人談)。アルバイト歴は複数あるが、やはり魚に関係する仕事のみであった。また、ウマヅラハギが憧れの魚だという。
1993年(当時高校3年生)のときにTVチャンピオン(テレビ東京)の「第3回全国魚通選手権」の準優勝を皮切りに、以来5連覇を達成し、現在の芸名である「さかなクン」は同番組で呼ばれる愛称(名付け親は中村有志)から定着したものであるが、当時の学校での愛称は「さかなチャン」もしくは「博士」であった。
ドランクドラゴンの鈴木拓とは、中学の同級生である。また中学生時代、吹奏楽を水槽学だと勘違いして始めていたらしい(「どうぶつ奇想天外」ホームページより)。
また浜崎あゆみの存在を知らず「あゆ」と言われても「鮎」の事と思っていた。
当然ながらタレントより文化人として分類されるためプライベートは謎だらけである。
同じ事務所には他に♪鳥くん、琉球サンゴくんがいる。
日本語を扱うバラエティ番組「タモリのジャポニカロゴス」内で魚の解説VTR中、「汚名返上」を「汚名挽回」と言ってしまう(VTRだったため、その後のフォローが無かった)。
[編集] 出演番組
- 「どうぶつ奇想天外」(TBSテレビ) - おさかなナビゲーターとして活躍
- 「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ) - 火曜日のコーナー「おいしいものをありがとう ゆうゆう 教えて!さかなクン」レギュラー
- 「全国こども電話相談室」(TBSラジオ)
- 「小堺一機のサタデーウィズ」(TBSラジオ)
- 「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日)
- 「浜ちゃんと!」(日本テレビ)
- 「王様のブランチ」(TBSテレビ)
[編集] 著書
- さかなでございます!-海いっぱいのおくりもの
- どうぶつ奇想天外!仲良しサカナ組(中村征夫との共著)
- プクプクのかくれんぼ-さかなクンのイラストストーリー
- おしえてさかなクン-歌うさかな図鑑(ヤマグチシュンスケとの共著)
- おさかな新発見!おしえてさかなクン
- 環境省・環のくらし応援団 さかなクン、♪鳥くん、琉球サンゴくんの地球の環!!(♪鳥くん、琉球サンゴくんとの共著)
- さかなクンの金魚の飼い方入門
[編集] 歌
- さかなクンお絵かきマンボ(2002年)
- さかなdeラップ(2004年、「さかなクン with 山口瑠美」名義)