鈴木拓
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鈴木 拓(すずき たく、本名同じ、1975年12月7日 - )は、お笑い芸人でドランクドラゴンのツッコミ(たまにボケ)担当。血液型はA型。相方は塚地武雅。プロダクション人力舎所属。神奈川県綾瀬市出身。神奈川県立綾瀬西高等学校卒業。うさぎ年。
通称「鈴拓(すずたく)」「鈴木」「たく」「たくちゃん」。現在、妻子とともに神奈川県座間市に在住。
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[編集] 人物
- 1996年塚地武雅とコンビ結成。ツッコミ担当だが天然ボケであり、いじられキャラである。
- トーク番組では立場が逆転しており、主に塚地がツッコミに回っている。お笑いに対してやる気がなく、ネタの台詞を全く覚えようとしない。ネタ中にしばしば台詞を噛んだり詰まったりしている。また、トーク番組で弄られていても全く嬉しそうな顔をせず、不満そうな顔をする。話をしようとしても、途中で遮られたりする場面が多い。前に出ても何も出来ず、スベッてばかりで殆どノープランであるが、無茶振りでのいじりや予想外の場面で面白い時がある。
[編集] 逸話
- 上記の通り天然ボケで有名。「打ち合わせ中に伸びをして非常ベルを押してしまう」、「暗いスタジオで立ち位置にスポットライトを当てると塚地しかおらず、立ち位置を案内したADの後ろにまだついて行っていた」、「マクドナルドで店で食べるか持ち帰りかを聞かれ『どっちでもいいです』と言った」など数々のエピソードがある。
- 高校卒業後に消防士の試験などを受けるが就職できず、書店で立ち読みした本に「簡単になれる職業」としてお笑い芸人が挙げられていたことから芸人を志す。
- スクールJCAでは、鈴木のメガネをかけた顔が理知的に見えると思った塚地が誘ってコンビを結成したが、とんだ勘違いであった。
- メガネ以外に骨が突き出ている顔や色白であることなどを特徴としているが、夏場に釣りのし過ぎで日焼けしたり、宣材写真を撮る時にもメガネを掛けてこなかったりとあまりこだわっていない。
- 絵心がまったくない。ネタ番組『エンタの神様』では1回彼が本気で描いた紙芝居がネタとして公開されたことさえある。また同番組ではツッコミ担当が多いが、鈴木が本気で間違えると、塚地が突っ込むといった場面もしばしばある。
- さかな専門タレントである 『さかなクン』 とは中学・高校の同級生である。
- 塚地がドラマの仕事をしている時は、趣味の釣りをしている。しかし、塚地が出演しているドラマ『あいくるしい』に特別出演した。
- 印象が薄いことでも有名。ロンドンブーツ1号2号の田村淳に「一般人に溶け込んでるね」と言われる程オーラがない。また、加賀まり子と共演した時はADに間違えられ、ロケなどで街を歩くと道行く人が塚地の存在しか知らないことが多い。
- 2006年、『踊る!さんま御殿!!』で明石家さんまから「去年」(フルネームは「去年 おととし」)というあだ名をつけられた。2007年3月に再び出演した時には新たに「フヘ」というあだ名がつけられた。
- タモリに「昭和三十年代の村役場にいた」「弥生土器」といわれる。
- ヘビースモーカーの塚地とは対照的に煙草は全く吸わない。だが、1日に100本も煙草を吸う塚地の副流煙の影響を受けて、鈴木の肺も真っ黒になっている。医者に見てもらったところ、煙草を吸っていないのにも拘らず「タバコの吸い過ぎだ」と凄く怒られたという。
- ブラジリアン柔術をやっていて、脱ぐとかなり筋肉質である。しかし、地味な事と体が弱く怪我をしやすいためTVではほとんど披露しない。
- 2002年頃、道路のちょっとした段差に足を取られて腰の骨を骨折したことがある。骨密度が軟弱である。
- アンジャッシュ渡部に浮気がしたいと相談したらしい。
- ニコラス・ペタス道場の門下生に総合試合を挑み、体格的に不利にも関わらず、二人を完全撃破しぺタスを呆然とさせる。しかし、既に体力の限界に近い鈴木に、明らかに身長、体重差がある者を三人目として用意し、鈴木を壊さんばかりに蹴らせ後味の悪い勝利。ただし初戦ならその相手にも勝てたかもしれないと思わせるほどの動きであった。
- クイズ番組のパネラーに憧れて芸能界入りした。しかしクイズ番組に出演するとひどい成績を残している。
- 『島田検定!!』では全出演者中最多のダメPQを6回獲得。(2005年9月)
- 『クイズ!ヘキサゴンII』の予選ペーパーテストでは若槻千夏とタイの最低記録1点を出したことがあった(2006年6月)。
- また、同番組の「最強バカ大集結SP」(2006年12月27日放送)では、「インフルエンザ」でチーム1抜けを果たし、同点決勝となり(相手はマリエ)で「金に糸目をつけない」の「糸目」で逆転優勝したものの、放送時間中、他のチームに加入していた相方の塚地は元より、他の芸人達もアキれるほどの誤答連発や横柄な態度を取る(「ベルトクイズ!タイムショック!ショック」で「今何問目?」で「知ったこっちゃねぇーョ!!!!」と口答えをする)等のマナーの悪さを指摘され、司会の島田紳助から「撮り直し!!」と発言されてしまうほどだった。
[編集] 家族
- 両親は海老名市で居酒屋を経営している。「はねるのトびら」で何度となく紹介されているほか、「ayu ready?」(2003年6月)にも両親が登場した。
- 2003年に結婚。翌年長男が誕生した。はねるのトびらのスペシャルで強引に当時の彼女(現在の妻)にプロポーズさせられ、公開結婚式を行った。しかし鈴木はそれに不満で、その後の本当の結婚式や子供の誕生を相方の塚地にすら隠していた。結婚式の時は、式の後にタキシード姿のまま仕事に向かい、塚地に「どないしたん、その格好?」と尋ねられ「結婚式」と答え、更に「誰の?」と訊かれ「俺の」と返した。
- 妻に「あなたと結婚したのはボランティア」と言われた。しかし鈴木は「なんて優しい子なんだろう」「これこそが本当の愛情だ」と逆に感動したという。(2007年3月「ごきげんよう」トークより)
[編集] 主な出演番組
- 雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!(メガネ芸人特集)
- ロンドンハーツ(50:50 女芸能人バランスファイト)
コンビとしての出演番組はドランクドラゴンを参照。